
先週の所沢でお見せした西武鉄道の電気機関車。早速改修を行いました。
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E851形は車体裾とスカートを改修して形を整えました。ついでに解放テコも追加。
こちら改修前。スマートさを出すために車体裾1プレート分に丸みつけたのが失敗で、スカート部分との繋がりが悪くなってました。

改修後は、丸プレートの位置をスカートに移し、車体裾は角のままに。これで車体裾とスカートの繋がりが自然になりました。(どうやら1プレート車体揚げた電気機関車などの場合は、スカートは台車ではなく車体側に持たせたほうが良いみたいです)
そして、白い解放テコ。アクセントとして重要ですね。
なお「暫定」と思ってたバッファ・スノープロウ付カップラはそのままです。意外とこの機関車には似合ってる感じですので。

心なしかサイドビュウも良くなったような。
今後もばりばり活躍されてゆきます。西武らしい貨車(私有の鉄製有蓋車とか、青いワフとか)も誂えたいものです。
さよなら運転の12系は誰かに貸してもらいましょうか(笑)。
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もう一つ、E52。
こちらは2014年の作で、自作動力機(Mモータ)です。最初は好調だったのものの、近年は調子損ねてばかり。置物になってることが多かった。しかし、大好きな機関車ではありますし、E851にレッドアロー新製となれば出番だって更に増える。
足回り、根本的改良を考えました。

この機関車。製作時に妙な欲が出て、実物同様の連結台車枠にしちゃったのです。つまり通常のボギー車ではなくて、前後の台車の真ん中がジョイントで繋がってる。無論そのままじゃレゴのカーブは曲がれませんから、「●●+○●」(○はフランジレス) という構造だったのです。これが自作動力以上にトラブル多かった。微妙な高低差のあるカーブがクリアできなかったりしました。
今回は全軸、通常のフランジ付きに。連結もやめて通常のボギー車構造にしています。
自作動力も通常トレインモーター化を考えましたが、やはりシルエットが重くなって外見に影響が出る懸念がありましたので断念。E52(ED13)は側面から見たとき、台車が軽快なのが持ち味ですから。あと、BBBミドルで動輪径が大きいため、トレインモーターではスピードで過ぎの懸念もあります。
取り敢えず、わざと凸凹付けたカーブでの試運転もクリアしているので、今後は安定してくれるはず……。

Mモータ縦置きは変わらず。モータ自体が回転軸になる作りもそのまま。
で、元は右の非動力台車もジョイントで繋がってて取扱が最悪に面倒だったのです。今度の改修で少しはましになってます。取扱が片手でできるようなりました(笑)。
ついでに申せば、外側台車枠(ダミー)もタレポッチでの半固定でしたのでポロポロ外れてしんどいものでした。今回形状変えずに固定方法変更です。

動力系は変わらず。ワッシャ代わりのハーフブッシュは全ての軸に入れてますが。

外見面の修正として、側面屋根をポチスロ化しています。2幅ポチスロ、2014年地点では今ほど潤沢に使えなかったのでした。

この角度から見ると効果が大きいのですね。
台車枠も改良考えたいところですが。軸箱部分が8幅オーバーなのでなんとかしたいと思いつつ(微妙に運用上の制限になる)、外見考えると……。

ともあれ、西武の貨物輸送はこれでばっちり?です。
通勤輸送という課題は、来年の池袋までに考えましょう(笑)。