二代目は中間車オハテ321と、緩急車(簡易運転台付)のオハテフ310。
先の35系4000番台があるため(笑)、既にJR最新の客車ではありませんが。というよりは残念ながらこの2両に車籍はなく、構内運転専用なのでした。
ベースはチキのようですが(台枠に面影あり)、台車はなんとエアサスのTR203?です。嘗ての10000系貨車の生き残り……と思うと博物館的存在ですよね。どっからこんなの探してきたんですか?
マニアックな話はともかく、この種の改造トロッコ車の中では外見やカラーリングの趣味も良い車です。相方は時にC62(!)であったりしますから、それなりの品格は必要なのでありましょう。

エース君作品です。
オハテフ310の片隅運転台がそれっぽい。端部の手すりも。
そして桜の模様がとても綺麗。
全体の造形も、現行スチーム号のエレガントさが十分に感じられるものです。テールライトにレンズ入れるのは近年は流行りませんけども(?)、この題材では良い効果を上げておりましょう。
台車はTR203の表現は……難しいですよね。自分でも諦めます(苦笑)

端面。ダミーカプラー。車両の構造上、二両先まで見渡せるのが面白いです。もちろん、簡易なインテリアも備わってます。

オハテ321。
側面はプレート裏面仕様。桜の模様を描けますし、また貨車改造車らしさを顕すのにも使えます(というか、この表現で普通に無蓋車とか作りたくなりませんか? 茶色とか黒で)。車内にはシートもあります。ミニフィグいっぱい載せて走らせるのが楽しそうです。

先の作品、C56 160と組んで。現役動態保存機にこの客車が似合わぬわけがありません! もうこの組み合わせでお腹いっぱいなのですが。
ただ、C56は本命ではないそうですよ? 本命は何でしょう……。
最近妙に熱い8620か? 未だ作品のないC61か、はたまた大物C62?
ともあれ、どんな蒸気機関車が曳いても様になる題材です。
実物は構内運転のみですけど、模型なら本線も走らせてみたくなりますよね。