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2017年06月30日

【作品紹介】enquete-art様の「Green Diamond」。レトロな「ワンオフ」ストリームライナー

 enquete-art様の「アメリカン・アーリー・ストリームライナー」シリーズ。
これまでにも「ゼファー」「エアロトレイン」「M10000」などの儚き名車たちを作られてきましたが、今度はM10000(プルマンスタンダード製造 ユニオン・パシフィック鉄道納入)の妹分とも言える、「Green Diamond」です。

 「Green Diamond」(121形 1編成のみ)は1936年に、プルマンスタンダードで製造されイリノイ・セントラル鉄道に納入されました。用途はシカゴ〜セントルイス間の列車で1日1往復。所要4時間55分の道程です。



 車両編成は以下の通り。
 121形:動力車1200馬力のV16ディーゼルエンジン搭載 電気式
 122形:郵便荷物車
 123形:定員56名の客車。車掌室付
 124形:定員60名の客車
 125形:食堂8名。展望20名の客車(日本的に言えばロテシ?)

 動力車も含む、ワンオフ……一品モノの固定編成は初期の流線型列車の特徴でしたが、色々不都合も多かったのでしょうか。第2次大戦を挟む頃には量産の効く汎用の「流線型のディーゼル機関車+軽量客車」という構成が取ってかわってしまうのです。

 「Green Diamond」も1947年には一般的な列車に置き換えられてしまい、121形は他線区に転用されるもそちらでも長続きはせず、1950年に退役。解体されてしまいました。ただ、戦争前に解体されてしまった姉貴分のM10000よりは少し、長生きではありましたが。

 なお、同区間の旅客列車は1968年に一度廃止された後、2006年よりAmtrakの「Lincoln Service」として復活しています。所要時間が5時間半と昔より遅いのですけど……。

 実物詳細は此方を(英文)
https://en.wikipedia.org/wiki/Illinois_Central_121

 画像検索結果は此方に

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 enquete-art様の作品の元画像此方(brickshelf)です
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=570227


 特徴的な前頭部。M10000に似てるようで、微妙に違います。
 前端のラジエーターグリルが強烈な印象。ここはメタリックカラーで再現。

 グリルから前面窓に繋がる曲線も、一時期の観点ではグロテスクなものであったのでしょうけど、時代が何周りもしてしまった今の目で見ると、レトロな味わい。

 前面窓は角度なし垂直ですがこの割り切りも、この題材には似合ってるような気がします。


 そして、優雅なアールデコを感じさせるのはスカート周り。メタリックのラインが直線と曲線を構成してますから。


 動力車、121形。レゴ的にも動力車です。9v仕様。

 側面窓は恰も旅客車に見えるのですが、白い縁の窓は機関室窓。ここはユニークなデザインですよね。前後端の装飾も見逃せません。

 そして、赤白のライニングが鮮烈です。




 M10000との並び。

 実物もいろいろ違うところがありますし、この作品も違いを拾い取っています。
 「Green Diamond」のほうが(実物があとからできただけのことがあって)、より実用に近づき、洗練されてきてる印象は受けます。

 作品も、その印象を上手く捉えていると。


 中間車 122形(122号というべきか?)。
 郵便荷物車。アメリカのこの種の列車には欠かせない車両です(今のAmtrakでも必ず荷物車は編成に入ります)。


 123形(123号?)は省略されたようで、124号と125号。
 左は通常客車。


 最後尾展望車の125号。食堂車も兼ねる。
 短いながらも、濃い編成です。屋根上のアンテナ表現が面白いですね。部品の特性活かしてるというか。


 最後端。丸み持った展望車です。M10000では最後尾展望車を設けず、潔く丸く仕上げておりましたけど、当時のアメリカのユーザー(鉄道事業者)の好みは展望車だったのですね。何れにせよ、編成全体で流線型を考える……すなわち1方向にしか走れない列車になってしまうのですが、これは欧州や日本では難しい運行形態に他なりません。
(例外はありますけども)


 さて。enquete-art様のストリームライナー作品も此処まで揃いました。

 奥からエアロトレイン(これはWWII後)、ゼファーの新旧、シティオブサリナ(M10002?)、今度のグリーンダイヤモンド。そしてM10000。

 ゼファーシリーズは長生きしたようですが、何れも半ばデモンストレータ、半ば試作車として短く散っていった車両たち。しかし、初期ゆえの「ワンオフ」は、豪華列車でさえも「マスプロダクツ※」にしてしまうアメリカ鉄道史に於ける輝かしい存在でありましょう。enquete-art様が惹かれるのも宜なるかな!

 ※:流線型時代以前の豪華なパーラーカーも、またwwII後に流行ったドームカーの類も、基本的にメーカーの規格形でした。無論高度に「規格化」された鉄道車両もそれはそれでアメリカの鉄道の魅力であるのは言うまでもありません。


 さて。次は何がくるのか? 楽しみですね。
 蒸気機関車によるストリームライナーも魅力的でしたし、インタアーバンの流線型電車というのもありました。別文脈ではありますが、流線型電機を揃えて北東回廊で頻発運転やっていたPRRもあります。

 あぁ。アメリカ形(特に旅客輸送)、新たなプレイヤーがほしいところです。濃く・深く、そして意外な資料の豊富さに驚かされるジャンルですから。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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