4.5kmの同線を一日中往復する、という恰も童話・絵本的な運用に就いてます。また長らく中古車・更新車しか居なかった同線では画期的な新車でもありました。2両あってラッシュ時には2連も組むとか。
なお、以前使われたキハ532も予備で残されてます。小さな鉄道に3両の気動車!

ラッピングのある2002号のイメージのようです。その下地を想定されたのか白一色のクリーンな車体は新鮮な感じでもありますね。

側面はすっきりと。
窓とドアの配置ですが、運転台直後の窓はドア間に持ってきて、全長に対してドアが両端に寄ってる感じにしたほうが全長が長く見え、また関東鉄道のワンマン気動車らしく見えるかもしれません。実車も2連の下降窓という都会的なスタイルですし。
床下、小さなエンジン表現が好ましいですね。

タイル仕上げの屋根上が近代的であり、そして綺麗!
カーブスロープやポチスロも近年多用されてますけど、段差タイルというのもまた表現として使い分けを考えたくなります。また、この題材には似合ってる表現ですし。

見どころはやはり前面でしょう。
1x6のタイルを立てて前面の枠組みに。幌と組わせてあの顔を実現していますから。ここは結構精密な印象です。桟板も見逃せません。
排障器……というかスカートも凝った表現ですね。枠状のスカートです。
意外な題材ではあり、そして小さいけど、いろいろ濃い作品です。
今後も楽しみにしております。