動画見られる環境なら、何も考えずに、観てください。
ストップモーション・アニメーションというのが膨大な手間を要する映画です。
レゴは組換自由であり、またミニフィグは自由可動かつ差し替えも自在……ではありますけど、ストップモーション故の膨大な手間は何ら変わりません。
制作10ヶ月とのことです。
その手間を十分に感じることのできる、執念の作品。
作者の特撮愛・レゴ愛を感じます。
さて。
2014年公開の映画「レゴ・ムービー」は、ストップモーション「風」のCGアニメーション作品でした。いや、作品自体は超傑作だったのですが。
でも、出来ることならストップモーションを使ったムービーを観たかった!
その夢を叶えてくれてる作品でもあるのですよ。
以下キャプチャ。
逃げるモブシーン。撮影にかかる手間を考えますと……。全員を動かしてるんですよ!
レストランの窓からの見下ろしシーン。
空撮。ヘリはそれっぽく動いてます。
そして、細かく作られた空撮用ミニチュア。
兵器はポポ様(SS社)設計の架空現代兵器ですが、十分に自衛隊らしいですね。
現代西側のイメージ強いポポ様の路線がうまく合致。
そして。この両数を揃えられたことに驚かされます。
この台数が「動いて」いるのです。
ああ特撮愛を感じる角度。
ミニチュアセットにおけるゴジラ。ヘリの回しかたがすごく巧いのです。良い空中戦シーンに。
攻撃エフェクトも見逃せません。
アニメーションとして、すごく心地よい動きなのです。
たけざき様、野良のプロ?
レゴという素材で此処までの自主制作特撮・自主制作アニメーションが制作できることにひたすら驚かされ、ゴジラの如き脅威と神めいたものを感じたのでした。