
先方の記事です(完成篇)
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40361418.html
(並び撮影篇)
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40361410.html
前回記事「アイン様の185系製作中 最後の国鉄特急形の「最新スタイル」?」
2週間ほど前に制作中とお伝えしたばかりの、アイン様の185系が完成しています。
2017年のクオリティであり、そして185系(117系)の顔が嘗ての157系の系譜であること物語る、あの立体的になった前面造形は前回記事で記した通り。ガラスの稜線に、下半部の絶妙な後退角。そして横組の側面。

極めて、端正な印象。
185系の魅力に再度気が付かせてくれるモデルです。
ほんと、デビウ当時は画期的で、かっこよい最新型だったのですよ。
今は……特急料金払うのは勿体なく、MLながらの通し乗車はキツい車ですが(苦笑)。ライナーなら適切な感じがしますけども。
閑話休題。
前回記事では、未だツメの甘い印象のあった側面の「斜めライン」は幅を広げ、かつ角度の調整することで「決定稿」になっていますね。
屋根は屋根肩部をタイル、真ん中をポッチ出することで緩やかな傾斜の疑似表現です。この表現は広範に使えそうです。

前面の、後退角の付け方。ヒンジではなかったのですね。
ブロックのずらしというか、半バメで成立しています。この角度が、この作品のキモでありましょう。
賑やかなシャンパ線も印象的。

サロ185。帯の処理、純粋に1段ずつのずらしではなく、真ん中の窓にかかる部分で微修正が入っているのが分かりましょう。サロの側窓は1個づつ独立したもの。車掌室窓の仕様を変えているのも効果的。

モハ184。窓のピラーに入る斜め帯が精細感を盛り上げています。
やはり、戸袋窓は仕様違いです。
窓柱の幅を変えることで、開閉可能な連窓の表現にしています。

ライトは、社外品ライトブロックでの点灯です。コンパクトな独立電源は一番使いやすいのですね。
手間のかかる作品ゆえ、4両編成に留めるとのことですが、実物もまた伊豆箱根鉄道駿豆線では5両編成で走っていますし、嘗ては沼津〜小田原間の5連普通なんていうのもあったのです(うろおぼえ)。短編成でも様になる電車でしょう。
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あとはお楽しみ、並び写真です。
E231系との並び。これは今の東海道線東京口の「日常」となりました。
しかし、やっと185系も置き換え話が出てきていますから、それほど長くは続かないのかもしれません。

113系と。この時代が凄く長かった印象なのです。185系と湘南色は似合うのですね。
(185系自体も湘南色まとったことがありましたが)
余談ですが、185系はデビウ当時は153系との並びはおろか、混結運用さえありました。1980-1981年のわずか1年では有りますが、異種混結の最たる事例でしょう。
こうなると、153系(湘南色)への憧れが募ってきます。

215系と。この雰囲気だとライナーではなく、嘗ての215系快速アクティーを思い出させるところです。

103系と。185系のデビウ当時は山手線は「103系しか居なかった」時代だったんですね。その後の山手線が2代も変わったこと思うと、185系の時代が長かったことが分かりましょう……。
185系は白幕だと、2014年まで存在した朝の伊東行普通列車を思い出したり。アレもよく狙って乗った列車でした。
(今思えばグリーン車も乗っとくべきだった。普通グリーン料金でサロ185乗れる希少な機会でしたので)

583系と。稀に団臨で並びましたね。
185系も200番代だと、上野口の仲間でしたけども。

自作ヘッドマークは効果的です。無論「踊り子」。
JR東日本の特急で絵入字幕のマークも、もう「踊り子」のみなのですね。

「はまかいじ」。今は185系も単独で横浜線・根岸線に入ってこれるようになりましたが、昔は(20年ほど前)ATC機器の関連で、横浜線・根岸線内ではクモヤ143を前に付けた楽しい編成でありました(笑)。クモヤにもヘッドマーク付けてたんですよ?
185系と言えば、他にもいろいろな並びは考えられるところです。
251系SVOに、EF58(EF65)+14系、或いは最近の259系という「同僚」たち。
乗り入れ先での伊豆急100系に、伊豆箱根3000系。
はまかいじで中央東線入ればスカ色の115系も。
実物も多用途車として製造された185系は、模型的にも重宝されるオールラウンドプレイヤーとなりそうなのでした。
活躍、期待されますね!