拙作リメイクの方も完成間近ですので、このタイミングに紹介させていただく次第。
なお、yamatai様の9000系の方はこちらで既に記事にしております。

先に断っておけば、三井氏の9000系(9300系)が発表される前の作品です。
前面表現の共通性ですが、これは三井氏と同じ方向に辿り着いてたのですね。
前面も4段分の横組みというのは拙作リメイク版と同じく。
無論、チューニングと言うか微妙な解釈差はあり、それが三者三様の個性になっておりましょう。

側面。4段分の横組での9300系側面表現。これを全長30ポッチに納める。
実物はとても窓の上下寸法の大きな、特異な側面です。それを3段分の横組で表現。他の箇所と辻褄合わせるために4段分の横組にしてる由。
窓はピラーの位置も正確ですね。実際にはブラインド用に2+2になっているのですが、その細ピラーも窓上部の1x1ブロックの組み合わせでそれっぽく見えてる。
この作品が、拙作リメイクの基になっています。
やはり窓サッシは省略。
阪急電車の窓サッシは全周表現すると重く見え、省略でのすっきり感は、或る意味実物のシンプルな魅力に迫るものでもありましょうか。
一方、拙作では、「感覚的に」上辺のみ表現を行ってるのは何度も記したとおりです。
(20系客車や中国18系客車など他題材でも採用していますが)

前面は3面折妻+貫通扉部0.5ポッチの張り出し。やはり拙作と同じく。
側ドアの凹みは拙作ではコスト・強度から省略してしまってますが、作品に精細感を大きく付与しますから、再現メリットは大きいです。
なお、右に並ぶは9000系。
何時か両者とも、実制作されることを楽しみにしております。