最初に作られたのがmazta-k様で、そのアレンジと言うか改良版がエース君パパ様作品。
「しまかぜ」X「しまかぜ」の誘惑! エース君パパ様の近鉄50000系

奥がmazta-k様作品。
手前がエース君パパ様作品です。
また、別文脈でエース君作品もあります。
http://legotrain.seesaa.net/article/436756656.html
荒削りでありながらも、定番表現を避けた意欲作です。
さて。人気題材に更に参入が。
近年活動開始された、中京地区の うしがえる(R)様の作品(試作品)、なかなか意欲的なのですよ!

前面はお馴染みの変形キャノピーです(しまかぜ専用部品ですね?)。
然し、意図してか否か? プリント入りを使用。これはこれで電車としての強度を確保してるのピラーの表現にも見えますし(実物でも案外目立ってます)、生物的な目の鋭さの表現にもなっているように見えます。
勿論、後発ならではの差別化はそれだけではありません。
これまで良い答えの見つかりにくかったと言える、キャノピーと前面下半部のつなぎが新しい感じ。1x2ブロックの効果は偉大ですね。更に隙間はポチスロで埋める。
やや傾斜角の付いた鼻先というか、嘴状の部分も見逃せません。50000系ではエッジが立っている箇所ですから。
そして、白い部分。
矛盾なく、顔で言えば「顎のエラ」の部分を綺麗に、素直に繋いでいるじゃありませんか!
スカートもこれまでの作品にはなく、鋭角的。そして円やかに。

側面。
左から見ましょう。前頭部の三角形の部分に窓が入っていないのは惜しまれますが、ここは最悪ブラックアウト処理でも良さそうです。スロープやカーブスロープにクリアがあまりリリースされないのはイライラさせられますよねぇ。でもそこを工夫で埋める。
側窓は縦方向に大きく。思い切っての2x3パネル。
2x2パネル+天窓表現とは違う、大型パネル故の開放感!
実物の印象は天窓……ですが、この解釈もありでしょう。レゴでの天窓表現は透明度下がってどうしても開放感がスポイルされてしまいますので。
窓の大きなハイデッカー。そんな印象が明瞭に伝わってきます。
全長は34ポッチ。先頭車の前頭部を考慮すると32ポッチスケール?
これもしまかぜ作品では初めてかもしれませんね。既存作は何れも24-28ポッチスケールでしたので。

現状。先頭車1両のみ。而して、この存在感!
編成化の予定は未定のようですが、新解釈による「しまかぜ」もまた魅力です。
既に多くの車種が制作されている近鉄特急に新たな華、咲いてほしいものですね。