先ずは鉄道系からお伝えします。
今回は小規模オフで手軽に参加しようと思っていたのですが。
なんか予想と現実が乖離しておりました。
これもjoker様の大量のジオラマ系準備と、レゴン様のお城のおかげです。
当日は、各人の展示スペースを「柔軟に」融合させることで、このシーンが叶ったのでした。

先ずは「アウトラン」チックなビーチから。
赤いフェラーリは居ないけど、青いEF58なら居るぞ?
そういや、アウトランの時代。まだ紀勢本線あたりではEF58が海沿い走ってたのでした(……強引)

今回の目玉。レゴン様の「お城」。
元来は脚をつけた移動要塞としてのお城なのですが、今回は地べた置き。というか普通のお城?としての展示です。
架空のオリエンタルファンタジーな、それこそ「天外魔境」とか「天羅万象」とか思い出させるようなお城は、現代日本的な情景と素晴らしい調和を魅せていました。
なお、内部の作り込みが……恐ろしい水準です。これは別記事に。

主催のjoker様は元来ジオラマオフを計画されていたがため、建物小物の準備が充実です。
小規模総合オフと思えぬ、濃さとなったのでした。

和建築もあるので、城下町らしく。
なお、この撮影後、桜並木も整備した由。
線路はシンプルに複線。関山新作が用意できず、車両数控えめ。これはやや後悔。もっと持ってくりゃ良かったなぁ……。

手前にファミレス看板。奥にお城って光景も悪くないものです。

joker様の静鉄1000形も久々に。実物のシンプルさを上手く伝える逸品。
やはり和の情景がしっくり来ますね。

当初コンセプトの、ジオラマオフな雰囲気は十分に!
お城のデザイン、ファンタジックでありながら決して「下品」ではないのは印象的です。作りの細かさと重さの為せる技なのでしょう。
天守閣風の……あまり品の良くない建築って少なくはないのですけど、レゴン様の作品は華やかな架空建築でありつつ、「本物の木造天守」らしさが感じられるのです。これが成立するための歴史のこじつけさえも考えたくなりますよ。
(「安土城」って言葉はさらりと漏れますね。信長が果ててなければ……?)

joker様の建築群も上手く融和しています。
もっと整った環境で、この組み合わせをまた再現できたら! と思いませんか?

joker様のフードトラック群と。

joler様のシンプルなビル群。意外とパーツ食いなので、その制作と維持が大変ではないでしょうか。
主役を食わないシンプルさも、脇役建築では重要なのですよね。名脇役って言葉がしっくり来るのです。

イグ様の桃鉄機関車が似合わないわけがありません!
ハドソンというか、「天外魔境」+「桃太郎電鉄」な世界観です。実にPCエンジン?

桃鉄機関車と、お馴染みbikkubo様のD51。

D51単独で。
まさかこんな和の情景が、突如生まれ出るとは。
総合オフが、こんなに濃ゆいものになろうとは。
(この島以外に、海系ミリタリも恐ろしく濃厚でした!)

あらためて、EF58+ブルートレイン。

桃鉄機関車は今回は順調に走行できておりました。
足回りは先輪1軸目が左右遷動のみ、2軸目固定。動輪1軸目フランジレス。二軸目フランジというトリッキーなものですが、これで標準カーブをクリアできるのです(ただ、カントなどつけると弱いとか)

客車代わりに、bikkubo様の車掌車ヨ5000を牽いて。

今回は「小規模のつもり」だったので動力車2両しか持ってきなかった。
もう一つが西武E52。知識のない方からも「瑞西?」って言われてちょっとうれしいのでした。日本で長く活躍した瑞西製機関車でしたから。

エキゾチック X エキゾチック


組み合わせかえて 20系を曳かせる。
西武ではE851の引退時には12系を借りてさよなら運転を行ってましたから、E52の引退時に20系を借りててもおかしくないはず……?

静鉄と並走。


総合オフならではの賑やかさもまた良いものです。

今日のお昼はマクドナルド!(会場の前にも大型店舗ありました)
joker様のこの販売車の秀逸さ。

ふたたび静鉄。小気味の良いモデルです。

海岸通りのファミレスも店内が作り込まれてます。華やかなロードサイドは上手く城下町エリアと分離できた感。

何でもあり、って実は正義?

締めは王道のEf58で。

城下町を流してくブルートレイン。
今回は小規模な(定員15名+見学)総合オフ? とは思えない濃さ濃ゆさになったのでした。だからこそ、オフ会参加はやめられません。そして、毎回前回全力満開で臨まねばならないなぁ……と思うのでした。
<続。ただ、池袋や北九州の記事挟むかも?>