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2017年04月13日

【作品紹介】スーパーマメキノコ(超豆茸)様の、南海2230系電車 意外なところから?

 関西私鉄題材を関東の方が手がける、というのも割とまれです。
(いや、自分は関西私鉄好きなんであれこれ作ってますけど)

 意外なところから、高精度な、それも良い意味で地味な題材が出てきたところで驚いております。南海でもド派手な「ラピート」は既にsauseiji氏が手がけておりますしね。

 さて、2230系電車。
 もともとは高野線用の22000系電車です。1969-1972年に導入されたもの。高野線の山岳部規格に合わせた性能と車体寸法。小柄で可愛らしく、然してハイパワーな電車でした(急勾配区間での連続登坂と、都市部での高速運転の両立)。

 後継の2000系の投入や高野線急行大運転(難波〜極楽橋)の縮小で1990年代に支線転用。2200系・2230系に改造され、今に至っています。


 超豆茸様の作品。6幅フルスケールというべき寸法です。
 窓数の省略なく。横組の側窓まわりは実物の下降窓の雰囲気をよく伝えています。

 現行の南海電車の、やや複雑な塗り分けの再現が凄い。
 よく見ると、それほど無理されていないのも分かるのですが、斜めラインの表現がインパクト十分。南海のこの色も、長く違和感はありましたが定着しちゃいましたね……。
 なお、ベースカラーは非常に薄い灰色ですが、これは白に割り切っています。
 灰色だと、ステンレス車に見えてしまいますのでこの見立ては大正解。

 屋根上。22000系の特徴であったずらっと詰まった冷房装置が細かい。1個1個手抜きなし。
 交差式パンタは常時使用の前よりのみ再現。後ろはたたんだ状態での省略です。この割切もありなのかもしれません。2230系では後ろよりパンタは通常使ってないそうですから。


 サイドビュウ。
 2ドアで17mという電車も、今の基準的には不思議な感じがあります。
 高野線山岳部は今もこの寸法しか入れないので、2000系の活躍が続いているわけですが。


 前面。ツルンとした実物の雰囲気をよく抑えておりましょう。
 前面と側面で窓位置が揃っているのも、この種の私鉄電車では重要なポイントです。

 面白いのは標識灯の表現で、クリッププレートでの「見立て」
 しかし、この種の電車の角型標識灯は意外と違和感のない再現が難しいのです(1x1プレートのクリアを挟んでどうにかなる問題じゃない!)。これも新たなアイディアとして「使える」ものでしょう。なお、前サボ受けも捨てがたいディテールです。

 意外なところからの関西私鉄デビウ。今後の展開も含め楽しみなのでした。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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