昨今のレゴ界隈の1ヶ月はとても短い。
思えば、10年前のレゴ趣味界隈……BFT2008の1年ほどまえ、この世界の歩みはとてもとても遅かった。大きな催しなんてほとんど無い。
その頃は、brickshelf観て海外の大型イベントの様子をひたすら羨む。
今は、その必要さえもなくなってしまいました。隔世の感。
閑話休題。2月21日の火曜オフ名古屋のメインコンテンツ。きた様・もりりん様
・emo様・dumi様の合作モジュールタウンの記録です。
前回記事
鉄道篇1(本命セレクト)
http://legotrain.seesaa.net/article/447554346.html
鉄道篇2(ボツ写真集)
http://legotrain.seesaa.net/article/447736400.html
メカ・テクニック・ミリタリ篇「どれも、一味違う」
http://legotrain.seesaa.net/article/447841775.html
FuJiaXis様のコレクション「旧ミニフィグとホームメーカーフィグ」
http://legotrain.seesaa.net/article/447906018.html
【実物鉄道?】2月20-22日の名古屋往復備忘録(火曜オフin名古屋関係)
http://legotrain.seesaa.net/article/447710204.html


よちび様の4幅車。マツダ「魂動」シリーズです。
異論反論あるかもしれませんけど、今時の車ってノーマルでも格好良くで早そうなんですよね。

こちらは関東の方のかしら?
スーパーカー、VWバス、ランチア・ストラトス(4幅モデルは貴重)、スカイライン(の改造車?)

そしてよちび様のマツダディーラー。
現代日本的モジュールビルです。黒中心のシックさ。そして「M」マークであったり、「mazda」ロゴの表現の巧みさ。

肥大化してしまいそうなカーディーラーという建物を、ミニマムなサイズに押さえ込んでいるのも嬉しところです。裏手にサービス工場もあり。

現代日本風もう一つ。虎吉様の「さらば ハローマック」。
麒麟さんに駆逐されたライオンさんのお店です(切ない)。ただ、東京靴流通センターも今は消滅してますね。この種の建築、次は「アルペン」でしょうか。

マイクロモジュール。探偵事務所。32x32を8x8に落とし込む。
マンティス様?

意外と看板のように見えて違和感なし?
右の1階に花屋のビルはきた様? オリジナルは輝きが違いますね。

初期配置より。
実は午後にemo様がいらして建物追加されたため、線路から外のレイアウトは変更があったのです。
初期配置は、海に面しておりました。あとでここは「埋め立てられ」ます。
それにしても、重層感のある町並みは素敵です。
市販品も既に立派なコレクションですよね(高額なものも少なくないですし)。

全景。高架線路はじつは関山ではなく、dumi様・きた様・もりりん様の提案です。資材はdumi様(脚)、サイドプレートと架線柱は関山。

イングリッシュパブ。きた様。海外インストの再現でしょうか?
ハーフティンバーの魅力! 日本でも明治期には真似されたようなので、実は日本形にも合ったりします。

和風モジュール。作者失念 申し訳ない。
照明の効果は絶大。

ここからは午後の配置変更後の様子。
レトロな消防署の前にはレトロレゴ。FuJiaXis様のコレクション。#693(1975)。
これ、今の4幅車文脈でリメイクしてやりたいなぁ……。

配置変更後の全景。海を埋め立て、市役所の前に広場を設け、その左右に展開です。
地方の平日オフとはとても思えぬ情景に。


市役所前の、公園を囲む広場。
即席でこの空間が生まれる奇跡。この情景だけでお腹いっぱい?

市長さんの?クラシックカー。
その後ろはどこか東側の国の公用車か。赤旗掲げて。
パリなレストランの前には無論、フランスな車です。

変更後の全景です。敢えて申しましょう!「BFT2017」と。
しかし、あの膨大な準備期間と資材援助(某社からの。当時は浅草橋にあった)で成立したBFT2008と違い、こちらは1ヶ月ほどの準備と完全自力で成立。そしてカジュアルに。
それができるようになった、10年の進化の素晴らしさ。

変更後の目玉の一つ。emo様の科学博物館(自然史博物館?)。
重厚な構えには、博物館的権威を良い意味で感じさせます。

入館してお出迎え。恐竜骨格のインパクト。

2階は動物史の展示。

2階別アングルより。ヒトに至るまでの哺乳類の進化。
手前には鉱物。

3階は、宇宙と宇宙開発!
余りがちな?部品、スペースシャトル頭部がこんな良い使われ方しますとは。人工衛星や月面着陸(ハッセルブラッドが芸コマです!)

裏路地のコインパーキング。
シトロエンのお尻と、タトラのお尻。

何故か超有名人たちに囲まれてる関山。
ビートルズのメンバーやレイヤ姫の女優さんに囲まれたら緊張しちゃいますよ!
(まぁ今のレゴだと有名な役者さんやその演じるヒーローのミニフィグは沢山ありますけども)

emo様の「1階がピザ屋のホテル」
ホテルは決して高級なのを想定してないのが小気味いいです。建物の古い、でもちょっと趣味の良い「宿屋」って良いですよね。20年ほど前の欧州旅行のときはこんな宿屋に二回ほど泊まりましたよ。
日本流に解釈すると、1階がサイゼリヤの東横イン?
(流石に、味気ないですね。便利だけど)
赤い車は関山の趣味。


きた様のハーフモジュール。ダイビングショップ。
黄色い壁に濃赤の柱と屋根という配色が大胆。それがまたお洒落。
南国想起させる植物、ヤシに蔦も素敵です。

小さな公園はもりりん様。噴水と水盤。これは1家に1つ欲しいアクセサリです。


圧巻。きた様のベーカリー。
円筒組の塔屋。そしてたまねぎ屋根。ダークブルーも相まってロシア趣味炸裂。
美味しいロシアケーキや、揚げたてのピロシキが頂けそうです。
次回は是非とも内部を拝見したいですね。
あと、隣りにあった「もりりん写真館」の記録損ねたのが申し訳ないです。

作者を失念しており失礼。塔屋のある民家?
バルコニーの新型ジャンパプレ裏面を使ったタイル?表現に驚かされます。
オリーブの外壁に、濃赤の屋根。塔屋部の植物も効果的です。

濃赤の緩い屋根は、どこか南欧風です。


南欧と言いますと。もりりん様の「ARIAカンパニー」。
初期配置時は海の上に。恰もネオベネツィアを思わせる。

ものすごく、背景を選ぶ「アニメの建物」でしょう。でも今回はばっちり。

別アングルより。
次は「姫屋」ですね! いや、元来の「ダニエリ」でも良いのですけども。
「恥ずかしいセリフ禁止」って突っ込まれるほどに素敵な、奇跡のような街でした。
次回火曜オフ8月はきた様の参加ができないそうなのでこの展開もないそうですが、来年2月にはまた予定されてる(!)とのことです。よりパワーアップして。
またもや遠来駆けつける価値、ありそうです。「ブリックファンタウン2018」は。
<完>