鉄道篇1(本命セレクト)遅記事失礼。
http://legotrain.seesaa.net/article/447554346.html
鉄道篇2(ボツ写真集)
http://legotrain.seesaa.net/article/447736400.html
記事が遅れる中、この「火曜レゴオフ名古屋」は8月1日に第二回が早くも決定してしまいました。
ただ、出展側のご都合で流石に2月21日にメインになった大規模な街系+鉄道系展示は難しいようです。
しかし。何の心配も要らないのでした。
それ以外のジャンルも尋常のレゴオフ会としてはかなりの濃さ・クオリティでしたから!

先ずはお米さんのプロッター。
マインドストーム仕掛けで実際に文字を書く。以前 吉祥寺のオフ会で拝見したときは稼働できなかったものの、今日は準備万端です。

純正品以外は紙とボールペンだけですね。
テクニックとして相当な大型作品であるのも注目されましょう。

うぃーんうぃーんがちゃがちゃ。

「LEGO」書き上がると、思わず笑顔も漏れる。

心臓部。精密機械がよく見慣れた部品で作られていることに不思議さ感じます。
プーリーの移動レールに、ブロックの角を使ってるのに注目です。この発想はよく出てきたものですね。
ありがちな言葉ですが、レゴに出来ないものはない!です。

テクニック方面で印象の残ったもう一つ。
虎吉様のミニマムサイズのRCカーユニット。
実用上最小限のサイズに、電池boxと受光ユニット、サーボモーター、駆動用モータを実装してしまってる。実用の美。機能の美!
実際に操作させて頂きましたが、快調で運転しやすいものでした。この規格の市販って無理なのかなぁ……。
無論、この大きさです。
10000番台のミニクーパー辺りに組み込めそうですね。テクニックパネルでミニやチンクエチェント系のボディを造ってあげても似合いますかも。

RCというと。もりりん様のドリパケナノ戦車。
キャタピラはダミーという割切がものすごく潔いです。高速でドリフトする挙動はまさに「戦車道」。大洗のジオラマで暴れてみたくなりますね。
さて。写真でハイライトしたのはレゴ4幅車界隈ではすっかりお馴染みのプロポ。その「LOW/HIGH」の切り替え、なんで皆さんその切替の存在を私に教えてくれなかったんですか!
ラジコンは大苦手なので(なお1/1の免許も当然AT限定でゴールドw)、ドリパケも大苦手なんですよー。
でも不思議、このスイッチLow側に設定するだけで私でもある程度操作できるじゃないですか! 普通lowは使わないって?皆さんピーキーすぎです。

裏面。戦車の場合は重量もありそれによる動作の鈍さ……操作の平易さに繋がっているのかも……。
キャタピラはダミーであるがゆえ、リアルに作り込めるメリットもありますよね。

テクニックに戻って。お米様の「振り子時計」。動力源は何と「錘」。無音で動作を続けます。
時計たる長針と短針は左端に有ります。この大きさ、ミニフィグスケールならカリオストロの時計台ですね。

ゆーるりと動く、振り子部分。

振り子の支点部分。精密さ・正確さを出すためにレゴの「角」を使っています。軸受ではだめなのですね。
この造形が見せ場であるのは言うまでもなく。

システム全容。タイヤを錘に使っています。
本体に電池boxが見えますが、バランサーのダミーでしょうか。

よちび様のトランスフォーマー。
システム系ロボも解像度がどんどん上がってますよね。
大きい方、微妙な角度つけが多用されてて、レゴなのにレゴらしからぬ風情なのです。

この勇姿! ロボットは顔が命。大きな作品に1ポッチ接続の緊張感。

しかし、全体では強度考えられているようです。大型立像は大変です。

懐かしい方のコンボイ。小さめのヘッドが精細。タイル仕上げも美しい。

今回圧巻でしたのは、セロリ様のミリタリ系。
オリジナルミリタリは関東でも若手中心に盛んなジャンルですけども、セロリ様のは一味違う!のです。
現行世代と思しきVTOL軍用機。センターのリフトファンがVTOLの証。
そして機体上面のみでも至る所に可動・可撓箇所。

況や底面は。
弾倉は全て開閉可能。欲張りなほどの多装備。
そのなかで、サラッとレゴのswミサイル(発射ギミック)あるのも面白い。

無論、ランディングギアも。車輪そのものはシンプルですが、内部の配管まで再現されてるのです。

空中給油系のギミックも。この機も母機になるのですね。着艦フックもあるので艦上機ですね。

艦むす。
艦むすもりりん。
冗談はともかく。

セロリ様の現代艦船。詳細がわからなくて申し訳ないです。ステルス性意識した平板構成が刺激的です。一見レゴ向けに見えて、微妙な角度で組み合わされた平板は難度を跳ね上げていましょう。その上、装飾による誤魔化しさえできないのですこの種の題材は。
角度の美。

後ろからも。同じく。「面」と「角度」で魅せるモデルです。

空海、そして陸も。
タチコマ風未来戦車。現代兵器の延長線上にあるデザイン。キューポラ周辺の機銃などの装備も印象的です。
格好いい。そして何故か、かわいい。

無論、内部も作りこみです。司令パネルのある操縦室。
エンジン周りもあるのかどうか、観なかったのは後悔……。

対空砲車? レーダー周りがやはり他のセロリ様デザインと共通します。
関東でも同種の題材を同様のベクトルで造ってる方(ポポ氏やkimron氏)を観ておりますと、個性というか味付けと言うか、違うところが面白いのですね。
オリジナルミリタリの面白さが顕れています。うまく言葉に出来ませんけども。

鋭角的な高機動車?
普通の車だからこそ、個性が出てくるのでしょう。鋭角が、美しい。地味に45度スロープの「内側角用」を後部銃眼周りに使ってるのも。
濃灰のボディに黄色のアクセントも。

対空自走砲? これも鋭角的な、他にないデザイン。現代的なスタイルなのにオープントップなアンバランス。

主力戦車? ちょっと普通なので?安心します。それでも味付けのクセというか個性が強い。コストで有利な3幅キャタピラ使える車体幅ですのに、1幅キャタピラx2という足回りも鮮烈です。

大型ヘリ。角度と面を重んじたボディ。パワフルなエンジン周り。
そして強烈な印象の複合キャノピー。やはり、絶妙な角度!
ヘリはここ迄美しく、強くなれる。

小型ヘリ。大型と同じデザインライン。こちらは丸みを優先。複合キャノピーは並列複座を可能にもしています。3枚ローターの形状も良い感じ。
これまで、ヘリは(固定翼機や陸戦車両に比べて)魅力を感じにくい……と思っていましたが、そうした固定概念が溶けてくモデルです。
さて、素敵な作品を拝見した後に。オチはこのへんで。

あいあんめいでん。愛工大名電じゃなくて(笑)。
関東からのマンティス様作品。

中にいるのは?

ばばーーん。最近はベルビルに変わって関東のレゴオフを制圧しつつあるデュプロベビー。
何故デュプロベビーかと言えば、サイズが丁度良いかららしいですけど……。絶対悪意ありますでしょ(褒め言葉)。

主催のお一人。もりりん様。頭だけデキてるそうなので、ボディは適宜変えられてる模様です……シュール!
最後にお詫びです。実は関東参加組の作品をあまり記録しておりませんでした。
こればかりは本当に申し訳ございません。他にも引き上げ時間のタイミングで記録できなかった作品が多々ありました。
やはり、濃い催しだったのです。
<続 次回は「街(除く鉄道)」篇です>