
先に記しとけば、樹木の作り方にはもっとリアルなものもあります。
しかし、制作前にやる気が削がれるような(苦笑)手間やコストでは出るのは参考になる前にため息ばかり(我々はAFVや鉄道車両や自動車の模型を作りたいのであり、樹木の模型を作りたいってわけではないのですよ)。かと言って、手抜きは駄目。論外。
その意味で、この作品はバランスが秀逸です。工数とコストを抑えつつも、コンセプトがはっきりしています。
初期ポリゴンを懐かしく思う世代には納得のゆくもの。
@tm96008 サターン時代のポリゴン製樹木をヒントに、広葉樹っぽく。
— とにー@2/18レゴ福岡オフ開催 (@tm96008) 2017年2月1日
4方向ブロックに葉を4枚張り付けて、角度を変えて同じ物をもう1段と頂点に1
枚の計9枚の葉を樹木1本に使う。
どの方向から見ても立体的に見えるのはいいけど、簡素な作りなのにハイコストなのが悩み(>_<) pic.twitter.com/uNrNLNQgA5
ツイート中ではハイコストと書かれておりますが(笑)、円筒を1x1x5などのブロックにするなどのコストダウンは可能かもしれません。
葉の枚数は9枚。でも、最大限にボリューム感を出す使い方なのでもったいなさはありません。4方向ブロックも黒なら近年は低廉です(この作でも黒を使われてますね。でも気になりません)。小さい葉部品を混ぜたり、濃緑やブライトグリーンを混ぜる手法も考えられましょう。無論、緑以外の葉部品も。
樹がかりもとい気がかり(をい)なのは、強度不足でしょうか?
こればかりは木工用ボンドによる固着とか、先に話の出てきた接合面にサランラップ挟み込む手法などで、若干のストレス軽減はできるかも? アイディアは掛けわせで無限大なのです。
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