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2017年01月06日

【作品紹介】もりりん様のシェイ式蒸気機関車 完全可動!を6幅に収める

 各種ギアードロコの再現はトレインビルダーの夢のひとつ。
 それも、リアルな機能の再現を行った上で。

 ギアードロコの中でも最も成功したと言われるシェイ式。もちろん過去にレゴでの再現作は皆無ではありませんでした。
 ただし「小さく作るほうが難しい」題材です。レゴのテクニック系部品は概ね大ぶりであり、6幅の鉄道車両に組み込むのは多くの場合平易ではない。

 そして、実物は決して巨大な機関車ではありません。
 シェイ式の殆どがナローゲージ用の小型・中型機関車です。有名な台湾の阿里山のもので28噸で762mm軌間でした。もっと小さなものだって多い。
 スケールやディテールの問題も絡んではきますが、ある程度小さく作る必然はあると言えましょう。

 その難題さえクリアされてきましたから、驚愕の作品です。


 サイドビュウ。3気筒2トラックのタイプです。
 センターに上下に動くシリンダを持つます。

 模型的には、シリンダ部の奥にPF-Lモータを仕込む。チェーンでシリンダクランクに伝導。そこからCVジョイント+フレキシシャフトで車輪のベベルギアを回す。

 文章で書くと簡単そうなのですが……、実際に作って調整するとなると難しいことでしょう。特にレゴトレインの急カーブは問題です。

 しかし。
 実物のシェイは寧ろ急カーブに適した機関車でした(!)。避けて通るわけにはいかないのです。


 モーター部分のアップ。


 機関車の全容。飾り台に設置した状態。この機関車だと台上で動かしても十分に楽しそうです。

 プロトタイプは本場、アメリカの森林鉄道に居たようなタイプでしょうか。アメロコらしさが出ていますね。蒸機としてのディテールにも注目です。キャブ廻りも綺麗な形。シルバーラインもおしゃれ。

 なんであれ、この大きさのタンク機関車にPF機器一式が収まってるというのも驚くべきことなのですが……。


 前方より。ボイラーが偏って載っているのはシェイ式の特徴です。細身のボイラーがまた上品でもあり。


 シリンダのない側面より。
 実物同様、こちらのサイドはあっさりしたものです。逆にいえば平板にならないよう、努力が求められる? 巧くディテールでメリハリつけておられますね。
 
 車輪は露出しているより、何らかの台車枠(飾り)があるとよりらしく見えますかも?


 さて、このモデルの真骨頂はカーブ通過時。
 フレキシジョイントおよびcvジョイントは曲がりと、そして若干の伸縮を許容しますが(CVジョイント、偉大!)、それでも急曲線対応のために、台車回転ピンの位置がトリッキー。車体の外側に回転中心があります。


 フレキシ及びCVジョイントがわかります。
 なお、赤いベベルギアは「黒が希少で高価だったため」とのことですが、結果として外見上望ましい効果を上げています。おしゃれで華やか。


 
 こちらは前部台車の旋回の様子。曲がりつつ、動力を伝達してる様子がわかりましょう。なお、台車の旋回位置の関係でバランス崩す局面もありそうですが、此処は巧く補償されているのでしょうか……?



 動画。まさかの走行性能を見せてくれます。
 
 先にも記しましたが、この種の機関車は森林鉄道など急カーブが前提の路線で使われることが多かった。レゴトレインの急カーブゆく姿も様になっているのですね。

 なお。この作品は1月15日、京都は梅小路公園の展示会に出展されます。

 関山も行きますが、この作品を拝見できるのは楽しみですね。
 


posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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