前回記事:「育っていくレイアウト」(上)

会場内の掲示。ご安全に!


名古屋な あおなみ線と北九州の くろかね線。ひらがな4文字の路線名が似てますよね?
東京にも りんかい線が有りますが。
余談ですが、あおなみ線は貨物線兼用区間もあり、DD51やDE10、EF64やEF66もガシガシやってくる産業鉄道でもあります。

なし様の新作、新日鐵八幡E8500。

Dumi様のあおなみ線も板についてきました。ここでは一番の人気です。
あと7幅フルなので、AP氏作品の多くとスケールも揃います。

成長するレイアウト……というと、建物の追加も見逃せません。ケーブルが出ているのはカメラの収容を兼ねているため。実用性も素晴らしい。これは保線の詰所でしょうか?

大きなビル。屋上の作り込みは、上から見下ろす模型だと重要です。
やはりケーブルが出ており、カメラを隠す。


トラス橋のこのアングルは見せ場の一つ。
ラージスケールならではの迫力も感じられましょう。

終盤は高速列車篇。でぃるてぃっく様のHSTは試作量産混結の7連。2M化されており順調な運用です。余談ですが英国型は高ホームですので、案外日本型ストラクチャーと相性がよいんですよね。


HST試作車側から。怪しげな顔が堪りません。
そして、線路際の小物や信号が良い雰囲気を作り出す。車両限界の測定ゲージは英国の鉄道シーンでも見られそうですね。

量産車側を先頭に。
実物はカラバリも豊富。いつか各鉄道バージョン揃うこと期待してます。


やはり、このアングルが良い!
動力車・客車とも解像度の上がった作品であり、このクオリティでの増備が楽しみなのです。或いはノーマルなマークIIやマークIII客車も?

922電気試験車は最後の登板になってしまいました。終了間際の5分間走行……。

黄色い橋と黄色い新幹線。これは相性イマイチ(笑)。

やはりカメラ隠し用の建物。左奥が変電所。
右手前が保線用車庫。
Dumi様、さすが本職だけあって、鉄道系の実用建築のクオリティ・リアルティがえらく高いです。シンプルに造っておられる割に存在感がすごい。
余談ですが、建物はデコラティヴな方がごまかし聞くので作りやすいです。シンプルなのって意外と難易度高いのですよ?


電気試験車922+軌道試験車921。電車が客車牽いて走るなんて編成が、天下の新幹線で見られたのは今思えば愉快。こんなのが最高速度200km/hで爆走……。


最後の記念撮影タイム。
試験車と試作車。妖しい♪


素敵なレイアウトの全景です。
ホーム上のクリスマスツリーとトルーパーには反応も多々。季節感は大事ですね。


「ラ!サンシャイン」vs「あまんちゅ!」じゃなかった、伊豆半島な電車同士の並びです。
どちらも185系の乗り入れ先……。BUCHI氏の185系も伝説的作品ですが(辻堂でも好評♪)、そろそろ新しい185系のモデル、どなたか手がけられませんか?


8幅作品+7幅作品が並ぶと、やはり別世界。
日本型8幅フルスケールも、最初は無茶無謀な流れかと思いましたが、昨今は定着してきました。大きなのメリットを外見面からも機能面からも享受……。
(6幅派としては、ちょっと複雑な気分ですけども)

それでも、成長しきったレイアウトに並んでみると、恰も1番ゲージか、恰も本物のような存在感があります。
このシーンだけで、なし様参加の価値はあったことでしょう!
滞在時間は先にも触れたよう、3時間にも満たず。
でも、非常に濃厚でした。後ろ髪を引かれる思いで次の目的地へ……。でも、こちらもすごい展示だったのでした <アスナル金山篇へ 続く>。