先ずはいつも通り、鉄道中心からです。
なお、4幅車系のレポートは既にTamotsu様が上げていますので興味ある方は御覧ください。
「最大規模のMinifig Ridesカーショー&ドリフト。湘南ブロックパーク」

この「展示」のコンセプトは、すべてのジャンルの展示を一つの大きなテーブルにまとめ、それをレールで結びつける……というもの。
ジャンルごとにテーブル・コーナーを用意するのが通常のスタイルですが、全く相反する。
それによって有機的な結びつきが生まれました。
いや、これまでも。
テーブルごとに分けるスタイルでもあっても、隣り合ってたら「借景」が成立していたのです。親和性の高い4幅車が隣に来るとカーショウを鉄道の情景にお借りしたり、或いはテクニックの展示が隣だったら、GBCなどの大仕掛けを恰も工業地帯のように見立てたり。
それを更に先鋭化したものとも言えるでしょう。
鉄道と街中心のエリアから見渡したこの写真。
鉄道線は遙か先まで伸びています。直線レールの使用本数は実に400本! シンプルなレイアウト(大部分単線で一部のみ複線)なのにこの本数に及んだのは、「はるか向こう」までレールが延びているから! なのでした。
長大な単線ループです。故に列車の運行頻度は高くなりません。
でも、それゆえに「鉄道が展示の邪魔にならずに済む」のでした。


一角は鉄道と街のために使わせていただきました。
街はマック&シュンカナ様の往年の「街シリーズ」のコレクションをメインに。

別の隅には(=島端のお誕生日席には)、モジュールビルサイズの展開。
「街シリーズ」とは線路で敢えて区切り、世界観の違いを中和しています。
分かる範囲です。エッジ様の教会。コーヒーショップはリチウム様。
おしゃれな流れです。

複合ビル(?)、邸宅(キムロン様)、イタリアンレストラン(?)
此処のエリアの4幅車はMugen様作品と、関山作です。
ミッキーバスこと、リゾートクルーザーはかなり好評でした。

「穂むら」(竹むら)はりゅうせん様作。お客さまに「何のお店ですか?」と聞かれたら「和菓子屋さんです!」と答えておきました(笑)。

二代目辻堂駅舎。その隣はミニモジュールサイズの近代建築作品。もりりん様です。
このサイズだと、往年の「街シリーズ」と、今のモジュールビルの媒(なかだち)をしてくれます。

辻堂駅ホーム。1面2線。
設営日の午前に有りモノ資材ででっち上げたものですが(笑)、そこそこ満足。
それよりも なし様の用意してくださった信号機や近代形架線柱の効能が大きかったのです。
居並ぶ電車は歴代の東海道線普通電車たち。
E231x2に、113系、そして80系。すべてグリーン車入りというのは東海道のプライド。

外側線に接続するメインヤード。
今回はかなり「展示」としての見栄えにこだわりました(そういう催しのコンセプトです)。
車両がレール外に置かれてることがないように。
ヤード照明灯付きの信号所は なし様。大きさ・高さで助けられた建物です。

それでも置ききれない車両もレール敷いて。
「辻堂駅100周年」ゆえに、東海道東京口が運転テーマ(終日)。
旧型電機も、それに合わせたもので統一。
しかし、Ef58だけで4両も揃うなんて(AWAZO様x2 拙作x2)。薬師山様のEH10は前日発表のサプライズ。最高の贈りものとなったのでした。

アイン様の113系。
東海道線を象徴する電車でもありました。1962年から2007年……45年も「居続けた」のですから。多くの方の思い出に残っている車でしょう。

113系と215系。後者もアイン様の新作。
113系は小ループ運用。215系は外側線・大ループでの運用です。
キャラクター系の展示エリアで、マック&シュンカナ様のポケモンたちと共演。ポケモンスタンプラリーはJR東日本 関東地区の恒例行事ですよね♪


EH10の曳く長大貨物列車。黒貨車はbikkubo様の新作で、旧型電機にも似合うのは言うまでもありません。
その前はEF58 61号機の牽引する「サロンエクスプレス踊り子」。スーパービュー踊り子の登場前は週末の定番臨時列車であり、東京機関区のカリスマ、EF58 61号機の登板もも多かったのでした。


機関車はAWAZO様作品。厳密には60号機だったと思いますが(笑)。
客車はアイン様の「サロンエクスプレス東京」と、薬師山様の14系座席ノーマルの混成。現実には無かった編成ですが、それほど違和感もなく。
(旧型客車では茶・青の混ざりは日常でしたし。ちょっと違うか)

EH10の長大貨物列車。ミリタリーエリアの手前を横切っていく。
貨車はこのボリューム、欲しくなるってものです。

団臨が貨物線通過していく感じで。
サロンエクスプレス東京。今度は拙作の青EF58と。この組み合わせもやってみたかった!
1983年のシナサロ登場から、1986年にEF58が大量引退してしまうまで。こんな組わせが3年ほどよく見られたのでした。

国鉄末期の1983年にこの列車が登場したときの驚きといったら!
展望車も個室も「殆どなかった」時代のことです。その後のジョイフルトレインブームの先駆けともなりました。
そして、今の「観光列車」「クルーズ列車」へとつながります。
サロンエクスプレス東京は1997年お座敷列車「ゆとり」に再改造。2008年に引退していますが遺志は継がれているのでしょう。

251系スーパービュー踊り子。Mugen様作品。言うまでもなく、今の東海道線東京口の最豪華列車!(サンライズもありますが)
美しく、存在感ある作品です。

特急が普通を追い越していく。

JR東日本の看板列車同士の並走。しゅん様のE6と。

E6系の未来的なフォルムはSF的情景と相性が良いのです。
海の中であったり。

空飛ぶ者たちと。

宇宙船たちと。
思えば、クラシックスペースの時代(1979年ころ)、秋田へは新幹線どころか電化さえ通じていなかった。その意味でも隔世の感ある組み合わせです。

美味しそうな食品モデルたちと。秋田名物でないのが残念(笑)。

辻堂・藤沢の「8x8」ジオラマと。

留置線にて。
右手前(外ループ線接続)が恰も品川客車区+東京機関区な雰囲気に。
右奥手(内ループ線接続)が田町電車区?
「辻堂駅100周年」というテーマ上、東海道線東京口という絞込を行いましたが、意外と当該車が多く賑やかなものとなりました。

今回の主宰者のお一人、相原様の「名札」。
これは一本取られました! 電車形の名札とは。見事なE233系ですね(8幅)。
このアイディア、真似してみたいものです(笑)。
<続>