いろいろあって間が空いてしまいましたが、正直いまなお「把握」ができてないのです。あの規模の。
前回記事こちら
http://legotrain.seesaa.net/article/443379344.html
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既にスケール感は喪失された世界です。
新幹線は4両でも結構なボリューム感あるはずなのに。自宅だと。
でも、ここだと小さく見える。

窓際にも展示スペースが取れるスペース的余裕がこの場所の良いところですね。
すべての運転会場がこういうわけに行かないのは考えさせられてしまいますが。
ともあれ、此処ではデカいレゴトレインが恰もNゲージのように扱えてしまえる感?


高架駅の中を駆け抜ける! モダンとクラシックの融合した不思議な建物は、どんな車両も似合うのでした。

なし様の485系…フルスケール8幅は通常の運転会場だと「大きいなぁ」と思う作品なのですが。何故かNゲージに見える? いや実物はOゲージより大きいんですよ。


薬師山様の0系新幹線。
このスッキリした美しさは、0系の魅力を最大に引き出しきってる。
この0系の公認?エピゴーネンとして922形を作ったからこそ、凄さを再認識させられるのです。
都会的情景が似合うのは言うまでもありません。

そして、この並びが実現したのは感慨深い。

全景が把握しにくいレイアウトではありました。
全体を一周する複線高架。
地上線はここに見える複線+単線がPF用。
ここに見えないのが9V用の複線です。
0系と斜張橋。
現実の0系が走る路線にこの種の長大架橋はありませんでしたが、昔の本四備讃線の想像図には0系が瀬戸を渡ってく姿が描かれておりましたね…。

これも全景?
カーブはすべて関西式緩カーブ(直線+フレキシ)。
やはり、世界最大なのかもしれません?

0系と20系と阪急2800系。
よく考えてみたら同世代の車なのですね(1964年生まれの車がボリュームゾーンです)。


集合。新幹線並び。地上ではクルーズトレインも。

宮原の一部…という感じがします。いや、宮原に四季島がやってくることがあるかどうかはわかりませんけど。でも何時か実現してほしいものです。



もっとも意義深いのはエース君のN700A系のフル編成。
レゴトレインで新幹線のフル編成が可能であるというのは、一つのエピックと言えるでしょう。
さて次の課題は東北筋の17両編成ですね?(はやぶさ+こまちみたいなの)

冗談はともかく、優雅なS字カーブはフル編成を引き立てる。
この情景、15年前(EJLTC末期)、10年前(関山が自宅運転会始めた頃)、5年前(JAMに初出展)には考えられなかったもの。課題は抱えつつ、此処までたどり着いた。


斜張橋は「ライトアップ」あり。汎用のテープLEDを使ってるとのこと。
関西式の高架橋(2本のレールを上下に使い、間をクリアの2x2パネルで結びつける)との相性がバッチリなのです。

これが夜間に実現できたらさぞかし素晴らしいことでしょう…。


225系新快速も12両のフル編成です。
フル編成は財力・労力・時間に気合と根性。すべてを要するので、安直にお薦めはできないのですけども。
(個人的には6両編成くらいだとバリエーションも抑えられるので適切と思ってます)

新人の方の、キハ54。御堂筋線じゃないですよ?

このアングル、さらっと大型高架駅も斜張橋も視界に収まる。
EF10 24号機+20系は結構走らせてもらいました。まぁマニアックな組み合わせなのですが。

単行気動車でもインパクト十分。嵯峨様(くろてつ様)の神岡鉄道(二代)の気動車。8幅リアル系の押しは強いのです。

存在感のある単行車両がいると、レイアウトの大きさが理解できますね。
大型レイアウトだと単行車両(あるいは2−3両の短編成)は「負けて」しまうのですけど、ぜんぜん負けてません! この神岡鉄道は。

奥飛騨に居た実物ではありえない光景ですが、このミスマッチもまた素晴らしい。

車両留置部分もまた豪華なラインナップ。
matsubara様の精細モデルに、dyson様の名鉄旧型車。

スピードチャンピオン。
拙作の試作車日仏対決? そういえば日仏の共通点は自動車の分野だとスーパーカー長らく作れない国でした。その一方でレールの上では世界頂点の勝負してたわけですが。
922形は言うまでもなく、試作車1000形の改造車。
TGV001はTGVの試作車。量産車といろいろ違うのですよ?(全車が連接とか、塗り分けとか、前頭部形状、動力が電力ではなく電気式ガスタービン…)。
2013年に作った拙作は長く休車でしたが、今回再整備・復活させた由。
高速鉄道の試作車というとでいるてぃっく氏のAPTやHSTがありますが、この日は出ておらずちょっと残念。

小規模ながら、まちゃ様の街並みもよい雰囲気を作り出す。
自動車系は他に用意された方が居なかったので、拙作で「無双」させていただいた由です。最近は自然に4幅車が集まる風潮ですが(笑)、時折関山作品の無双が起こります。

高架駅はフル編成対応。新快速の12両が余裕持って収まる規模です。

交差する地上線との対応は「新大阪」をモチーフにされてるとのこと。
このアングルから見ると、総ガラス張りのモダニズム感が炸裂しています。ただ、現実に不可能な造形にもみえない…。良い意味での「力技」です。

これが全景として「ベスト」でしょうか?
手前に展開してる地上線は9Vの複線です。
この規模が数時間しか存在しなかったことは惜しまれるのですが、数時間だからこそ成立しえたともいえます? 実は大きくなればなるほどメンテは増えてきますから。
また、この規模を1日で設営できてしまったという事実も忘れてはなりませんね。
もはや、不可能はないのですよ?
<続>