まず、10月27日(金)は午後から金沢八景の横浜市立大学の展示を観に行き、レゴサークル代表者にご挨拶。そして鉄道研究部の展示にも目を剥き、拙作の京急2100形(地元!)を置いてきました。

浦賀から八景までの移動中に。2100形の中で2100形撮影。

展示の様子。レポート記事此方
いや、午前から行きたかったんですが、横浜市立大学。
しかし製作課題の2100形がなかなか完成せず。予想以上に手間取った4両編成だったのでした。

16時前に金沢八景を離れる。写真は八景駅前で見かけたレトロバス。こんなの走ってたの知りませんでした。どこ回ってるんでしょ。
バスタ新宿が「食糧事情最悪」なの承知なので、八景駅前コンビニで食料は買い置き。
金沢八景→新宿を移動する。品川まで京急(確か600形)。
品川→新宿 山手線。横浜から湘南新宿ラインが楽なんですが、たまたま来た電車が600形クロスだと、快適さを捨てたくはないのですw
夕方の名古屋行きの高速バス。横浜経由がないので新宿まで行かねばならないのはやや不便……。
1830ころに新宿着。

雨の夜のバスタ(高島屋方面)。やっぱりサイバーパンク感というかブレードランナー感がパないターミナルです。この雰囲気は嫌いじゃないです。だからさっさと売店作れw なお、ベンチはかなり増設されてました。やればできる子?

乗るのは1850の名古屋行のウィラーT318便「リラックス」。4列車で3530円也。
東名間の「昼行」バスの最終便で名古屋には23時過ぎ着。
価格よりも寧ろ時間帯での選択です。
金曜夕方の便はほぼ満席。で、ウィラーの難点は座席希望が一切できないことなんですが(これ、致命的欠点だと思うぞ!)、予約時期が早かったので「最前列」の通路側。
夜行だと前方カーテン降ろされてしまうのでハズレ席ですが、仮にも昼行なので、予想外の展望席。脚が伸ばせないのがバス最前列の問題ですが、通路側だとその点息苦しさはありません。
「席が希望できるなら」3列車は窓側、4列車は通路側が良いのです。
ただ、最前列は大喜びする客もいる一方で(笑)、避けたいという人も居るでしょう(お世辞にも安全ではないです。事故ったら死ねる!)。やはり柔軟な座席希望を導入してくれピンクのバス!
「リラックス」座席は流石に自慢するだけあって、4列にしては快適なものでした。独自の設計ゆえの快適さというかコダワリが良い方向へ(というかJR系が座席が古すぎるんですよね。最近JR系避けてるのはそれがあります)。大阪まではちょっと躊躇しますが名古屋までって4列でも十分な距離なんですよね。
高速乗るまでの甲州街道は結構な混雑。でも急ぐわけでもないので気楽なもの。
呑んで喰ってまったり。雨の夜を眺めながら。

この便は新東名経由。景色は東名に比べて単調なのですが、揺れないので体感する乗り心地は上です。また、新東名経由故に19時前に出てその日のうちに名古屋着というダイヤも組めるのでしょう。
光の道……。その周りには何にもなし(山ばかり)、という眺め。

開放休憩は二回。二回目の遠州森町パーキングエリア。
和風の演出が凄く立派。あとトイレが凄く立派。ここは凄い……。
名古屋には23時過ぎ着。
0時までに、翌日乗る近鉄名古屋近くの「自遊空間」へ。「亜熱帯」系はハイクオリティなんですけどナイトパックが8時間しかないのでどうも割高。滞在時間的に5時間パックあるとこを優先せざる得ないのですね。お世辞にも快適じゃないですけど。でも1300円。
ここでブログ1本書いて、仮眠。

翌朝は近鉄名古屋→近鉄京都で移動です。
さて。「近鉄名古屋線急行は何らかの形で転換クロス車か、LCシート車が組み込まれてる率が高い」「大阪線急行もLC率は高い」とか聞いてました。その辺をアテにしての近鉄利用だったのですが。
早朝の運用はハズレ多いです(涙)。
530の鳥羽行は全ロング4連で乗車見送り。20分後の550中川行(実は上本町行)に期待を繋ぎますが……。
来た電車は……ハズレ。2610系のロング車。がっかり。
でも、すかさず、せめてのこととトイレ前のボックス席は抑えましたよ……。

関係ないけど近鉄名古屋駅に残る荷物シューター。
ガチな手小荷物ではなく、新聞輸送用のものだとは思いますが、奇異な設備でしょう。
→新聞輸送。現在も行われている模様! 貴重な「荷物電車」です。
「横浜新聞研究所のブログ 近鉄名古屋発、夕刊輸送(その1) 」
http://ameblo.jp/yokohamashinbun/entry-12065458015.html

2610系の厠番のボックス席、景色の良いであろう海側にあるのは救い。
言われてるように劇狭ですけど、二人までならそこそこ座れます。また厠の利用率も低いので……物置か機器室と思えば(苦笑)
近鉄名古屋線は実は久々。前が1991年頃のはず(昔過ぎ)。それも甲特急ですので所要駅を踏みしめるような乗車ではありません。
伊勢湾台風で大変だったように、それなりの低地を走ってること。
「急行」もそれなりに速度を出しており、また通過駅も少なくはないこと。
いろいろ、新鮮では有ります。

素晴らしい日の出を拝みつつ。伊勢へ続く道らしく(伊勢には行かない)。
中川着。
ここで大阪線乗換と思いましたが、この電車はそのまま「急行 上本町行」になるとのこと。よもや急行で「名古屋〜大阪直通」が存在していたとは思いもせず。
でも、こういうスジには5200系かLC車使ってくれよなぁ……。

西青山駅。山の中。海は見えなくても海近くを走ってることが明瞭な名古屋線に対して、大阪線は山の中。こんな雰囲気を噛み締められるのは「急行」ならではなので、特急乗れば良いってもんじゃないのですよ?

伊賀神戸。ホーム屋根は参宮急行時代のものでしょうか? 凄く歴史的なものに見えます。こういう発見は甲特急だと絶対に出来ませんよね?
あぁ2200系の時代に乗りたかった(笑)。いや生まれる前のはなしですが。でも1980年頃まで特急格下げの2250系とか大阪線急行に。あぁ乗りたかった……。
835。八木で降車。思えば、2時間45分の厠番でした。
八木から奈良電……もとい京都線急行へ乗換。
こっちは最初から「4ドアロング通勤型」しかないとわかってるので特に感慨なし。ただ終始混んでたので、運良く座れたのはラッキーではありましたが。1時間ほど。948京都着。運賃2590円也。所要4時間弱。
さて、この「特急無しで近鉄長距離」。
評価は難しいです。
JR東海道本線経由で運賃はびっくり同額2590円! で、あっちは所要2時間20分。ちなみに名古屋〜京都のJRだとロングシートに座ることのほうが難しいですからね(笑)。でも何時も乗ってる電車故に新鮮味は皆無。
近鉄は車両は兎も角、景色とか「古き佳き伊勢電・関急・参宮急行」な雰囲気を味わえるというメリットはあるのですよ。急行そのものの飛ばしっぷりは往年の名車をなんとなく偲ぶことは出来ましたし。
近鉄、時間に余裕あって、何本か電車見送ってクロス車・LC車待っても大丈夫な条件のときにでもリベンジしたいですねぇ……(あと、株優乗車券をなんとか入手した上で)。
なお、名古屋〜京都の最安値は関西線草津線経由2290円。
今回は目的地も草津故、とても好都合。キハ120のもクロスシートの仲間に入れてあげりゃ全クロスシート。あ、こっちにしとけばよかった(笑)。関西本線も20年ほど乗ってないのです。
それから新宿→京都の費用は合計7420円(名古屋ネカフェ代含)。
週末の3列高速バス夜行位なんですよね(笑)。昼便+現地泊でもやっぱりそれくらい。
その意味では悪い選択ではありません。新宿→名古屋のナイトドライブ楽しめて、名古屋でゆったり仮眠(笑)。名古屋→京都はお好みのルートで。その意味では今後の移動の選択肢として「有り」でしょう。
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10月28日。この日は「えいでんまつり」も行われてる。あちらも人手不足と聞いていたので支援も行きたかった(純粋に見学もしたかった)。
しかし、それ以上にBKCの方も人手不足。立命鉄研の皆様には夏のJAMでも大きな支援を頂いているので、それを優先するのはスジと……。

設営前。恐ろしく大量の資材。

別名。「畳」。高架駅のベース部分です。大量の直線レールとフレキシで構成。
強度もばっちり。

最大規模の設営であるにも関わらず、事前の準備・仕込みがよく。
昼過ぎには高架線が繋がったのでした。
ただ、設営ってその後の細かいとこのほうが大変なのです。会場が閉まる18時までにギリギリ完成という流れでした。時間配分、大変です。

この日の夜は設営メンバーで、いつもの「王将」でもましてサイゼでもなく、「すたみな太郎」へ。焼肉食べ放題!
賛否は割れるので今まで避けてたのですが……
……肉のクオリティは思ってたより上。スーパーで売ってる輸入牛の品質はクリアしてるので、それが食べ放題だと思うと有り!
サイドメニューもデザートも、価格考えたらクオリティ高い(ケーキは業務用ながら割と高めの使ってる!)
あぁ関東のレゴラーでもここ使った飯オフやりたいと思うのでした。
(近くだと横浜伊勢崎町。ただ、中華街とは迷うとこです。中華街のオーダー食べ放題は時間制限なしが多いので)
解散後、南草津駅前のネカフェへ。
当日に備えてゆったり休憩……といいつつ、「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」を7-9巻読み通してしまう。何読んでるんだ自分は。
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朝もたっぷり8時過ぎまで眠る。南草津現地泊ならでは。
(JAMも来年から大井町泊検討しますか……?)
草津BKC、当日のことは別途記事へ。
当日が終始せわしなく(こればかりは、大規模トレイン展示の常です)、鉄研の展示さえお邪魔できなかったのは残念でしたが、「世界最大規模」のレイアウトでの運行は大満足なものでした。
これを実現してくださった関連各位へ、お礼申し上げます。
無論課題もあるでしょうけど、そこは……乗り越えていきましょう。
終了は17時。
あの巨大レイアウトが「7時間」しか運行できないのは惜しいと毎年思いつつ、1時間強で撤収も終了!
Jamもそうですが、てきぱき撤収を行ってるときの高揚感も悪いものではありません。

そして打ち上げはおなじみの「サイゼなう」。ワインで乾杯。
帰りのバス時刻が南草津駅前で2345ですので、余裕あるのは嬉しい。最後まで濃ゆい話で盛り上がったのでした。

帰りのバスは「南草津駅前経由」ということで、行きと同じくウィラーのJ223便「ニュープレミアム」 川崎経由新宿行。運賃8370円。
実はVIPライナーの草津駅経由横浜行もかなり迷いました。あっちは7300円位で3列。どっちにしてもドリーム号正規運賃よりは安いので許容範囲です。
で、バス停に驚きの表示。乗車した10月30日の便は「最終便」だったのでした。
ただ、ツアーバス上がりの高速路線は割と改廃が激しいので、驚くほどのことでも無いのかもしれません。

やってきた「最終便」。
乗車率は良いとは言えず。窓側が埋まり、通路側は2席ほど使われてる程度。
先にも触れたウィラーの席希望ができない問題ですが、予約時期早かったので前方の窓側で不満はなく。ついでに言えば、2+1の3列で、隣席空いてたのもラッキーと。

座席の説明。シートピッチが広く、前の席に足が届きません(笑)。
クレイドル系のシートは大好きなので言うこと無く。ニュープレミアムの車両自体は他の便に使われていることと思いますが。ただ、運賃高くならざるえないので使い難い車なのかも……?
ウィラーのフラッグシップといえば、JBF帰りで乗った「コクーン」も良い車でしたが、比較は難しく。ニュープレミアムはビジネスユーズ考えたと言われてるのでインテリアのカラーリングや設備がシックな感じ。
でも、同じ時刻・区間・運賃ならコクーンかな?

最初の休憩は甲南パーキングエリア。
ただ、ここの売店は21時閉店というやる気の無さ(苦笑)。休憩地の当たりハズレは大きくなってきましたよねぇ。まぁ今回はしっかり喰って呑んだあとなので問題はありませんけども。
あとは快適安眠……。あっという間に川崎着。
やはりニュープレミアムの寝心地は良かった。
それから、神奈川県民として「横浜」or「川崎」経由は有り難いものですね。新宿とか東京に着いて、混んでる山手線乗って品川出て……は正直苦痛ですから。

川崎からは幸いにも2100形の「特急 浦賀行き」と時間が合う。1日2本しか無い貴重な列車。横浜から座れて、転換クロスでまったり帰宅。
写真は浦賀での折り返し。8時01分の快特品川行へ(文庫まで特急扱)。
思えば3月の嵐電イベント、6月のJBF、7月の京都市交イベントに次ぐ今年4回目の関西往復でしたが、やっぱり濃厚で楽しかったのでした。
流石に年内の関西行は無いものの、年明け1月3日には福井行が控えてます(笑)。
12月10日の名古屋も。
最後に一首
「遠征に 行ける程度の 銭はあり
だが新幹線 お前高杉」
(……狂歌のルールってどんなんでしたっけ? 川柳ほどメジャーじゃないですよね)