
「ローアングルは正義!」
作者に寄ると「武装に水冷式の最新機関銃を備え、死界を軽機関銃でカバーした強力な射線で車列を防衛します!」とのこと。
https://twitter.com/sota1138/status/796352464324657153
兵器としてのスペックには言及できませんが(そもそも装甲列車って「戦車」「戦闘機」のようなメジャー兵器ではないので一般論がない)、鉄道車両としてはなかなか格好良い!。
無論、この種の兵器が実用たるWWII設定か、それ以前の設定ではあるのでしょう(機関銃が最新兵器ですから)。
ただ現用兵器として重装甲な歩兵戦闘車は存在し(というか重用されてます)、その方向を狙っているのかもしれません。レゴミリタリーの世界もwwII前提・冷戦期前提・現行兵器……幅が広くなってきましたね。

24ポッチ長さのトレインベースを使っていますが、程よく「肉盛り」されているのでちょっとわからないです。
車体幅は10幅相当です。軍用車はスケールアップの方向あるのは「致し方なし」でしょうか。但し、その御蔭で足回りを完全に覆っても、写真の通りカーブ通過に制約ありません。
この作品、チケ様の「初トレイン」とのこと。
初めてとは思えないクオリティです。兵器ノウハウ合っての作品ではありますが、鉄道車両としても魅力的ですから。

無骨な装甲板はポッチ活かしたリベット表現が良い味です。
随所に「傾斜装甲」入っているのも良い感じ。
大時代的なキューポラは、素直に格好良い。好標的!っていうの禁止ですよ。

背面。貫通扉らしきものが。ギリギリの小ささですが。
可動ステップも良い感じです。畳めば装甲の一部になるのでしょうか。

インテリア。銃眼と機銃。

整備光景? 鉄道側で整備し、これから軍側への引き渡しか?
ハッチなど、可動箇所の多さもまた目を引きますし、高度なノウハウの蓄積を感じます。

巧みに隙間のうめられた機関銃周り。タイルとシャンパプレートとプレートの組み合わせが良い味!
動力車は無いので、恐らく何らかの装甲列車編成に組み込まれるのか。
1月15日の梅小路のオフ会では何人かの装甲車の連結(けーにっひ氏・ぷに氏)……編成化も予定されているそうです。あぁ楽しみすぎます。
それにしても。
ここまでの重装備になってしまうと機関車も「装甲」が必要?(通常の機関車だと釣り合わない? 回送シーンなら有りですが)。
そうなるとガチな「重装甲機関車」(蒸機か、初期の内燃機関車か?)も必然性が生まれてきましょう。どなたか、手をあげられる方はおられませんか(笑)。