毎回、鉄道系にも結構なスペース頂いています。
2014年は大型駅舎とアーチ屋根。2015年は高架駅持ち込みしましたが、今年はパワーダウン……?(流石に大型インフラの新作もないので)
と思いきや、参加者・協力者に恵まれたこともあり、例年以上にパワフルとな展示となったのでした。
例年は土曜日ですが、今年は10月23日 日曜日となりました。

しゅん様とてりやき様のディーゼル機関車重連。
並走しているのはjoker様の蒸気機関車。
10時から15時30分までの催しでしたが、開始1時間ほどは調整に追われたので余り記録がないのが申し訳ない……と。
貨車はJOKER様の大型コンテナ車が大活躍でした。

拙作922初代は今回デビュウ。並走するのはスーパーマメキノコ様の東京モノレール100形(初期塗装)。時代と世界観が見事に揃う。
なお、見てわかると思いますが、スーパーマメキノコ様のモノレールはまさかの「走行展示!」。跨座式のレール一式を持ってきてくださったのでした。ひだか氏以外でのモノレールインフラの所有は画期的出来事。
無論、ひだか氏の規格準拠なら走行問題なくできますから、今後のモノレール界隈の盛り上がりに寄与すること、間違いありません。

もう1カット。夢の超特急と、夢のモノレール!
いや浜松町では新幹線は地平ですが気にしちゃいけません(笑)。


ショートボディの100形なら急カーブも曲がれます。
ウチの300形も持ってくればよかったと後悔……。

カーショウ会場を前景にしたのが、今回の配置の特徴。
この相乗効果は想像以上!
世界観のマッチングと言うかミスマッチが、寧ろ新しい何かを生み出してるかのように思えます。
4幅車(4wlc)の方にも、背景として貢献できていればよいなと思うのでした。
なお、JAMでも既にコラボ実現していますが、あちらは鉄道に自動車の方を合わせていただいてますからね。今回はミスマッチ上等! なので、コンセプトが違うのです。



全景。地平に複線+高架単線を基本に。
地平は外回りがゆったり制約なし。内回りは高架下+クロッシングありのテクニカルコースと差をつける。。
その奥にモノレール。モノレールは事前に分かってればもっと巧く配置できたはずなので、そこはちょっと後悔が残ります。次はもっと巧くやりましょう!

それでも、こんな絵が並走が撮れる。最大4列車が走ると、広いと思ったこの場所も心地よい密度感になってきます。

高架下を往く蒸気機関車。静止画だとサマになりにくいのが残念なのですが、実際には高架下走行は絵になるんですよ!
二重高架、設営にえらく手間は掛かるのですが、持ってきてよかった。


「黄色い新幹線」が西海岸を往く……?

「ひかりは西へ」(違)。
そういえばカリフォルニアへ新幹線が輸出されるなんて話、1970年代にもあったような? そんな話があったことを思い出させる情景です。ミスマッチこそがベストマッチ。

新幹線と蒸気機関車。922初代が廃車された1975年はまた蒸機全廃の年でもあり。
つまり、意外とこの組み合わせは珍しくなかったってことになります。

911+921-1な編成。今回911+922や922+921が出来なかったのはちょっと後悔。まぁマニアックにも過ぎますが。

新幹線は新幹線でも、こちらはしゅん様のE6系「こまち」。JAMでのお披露目から随所改良改修しての登場です。

やはり、西海岸なカーショウとのミスマッチが堪りませんね。
本物は雪国行く電車ですから。
しかし。
E6系はカーショウの出展物としても成立するデザインでもあり。
「フェラーリのデザイナー」が関わった、フェラーリより早い乗り物であることは紛れもない事実。そんなこと、気が付かされます。
(赤いフェラーリなので、アウトラン的にヤシの木だって似合うんですよ!)

ミスマッチといえば、トレイン新製品「#10254 ウインターホリディトレイン」が西海岸を往くのも不思議な情景。これはテーマパークの汽車と思えば、納得できましょうね。ロサンゼルスでも、或いはフロリダとしても……。
それにしても、走らせてもサマになる製品でした。ウォームで減速されてゆっくり回るツリーの違和感の無さよ。
あと、簡単な加工で付けられるメインロッド、やはり効果てきめん!
< 2016年磯子フェスレポート(1) トレイン篇 下 に続きます >