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思えば、レゴでストップモーションアニメ(人形アニメ)を撮影するという企画は2000年ころに「Studios」シリーズで始まったものです。

専用の編集ソフトのみならず、専用のカメラなどが含まれたセットが市販されていたのでした。
先進的な試みでしたが、当時のデジタルカメラは高価で性能は語るまでもなし。
編集環境として動画扱える性能のwindowsPCだって今ほど普及してない時代。
時期尚早と言うか、当時の「レゴ」そのものの低質化もあり(一番「大味」だった時代)、割高なセット価格もあって受け入れられたとは言いがたし。但し、その中から最初の「スパイダーマン」のセットが派生したことは印象的ですが。
長年忘れ去られていた、レゴでアニメーションを作る試みは2014年の「レゴ(R)ムービー」で思い出されたと言うべきでしょう。
映画本編はCGでしたが(驚!)、実際にいくつものモデルは実制作されてたのは有名な話です。そして、レゴによるアニメーションの可能性を再発掘したと言えるでしょう。
この1冊、その役に立つのでしょうか?


技術や演出について、結構専門的な内容を具体例を示して教えてくれる内容のようです。映画(ストップモーション・アニメーション)の教本と考えても良いのかも?
この1冊を読み込めば(見た感じ 画像に依る例が多いので英語読めなくても図版で理解できる?)、自己流で頑張るよりはスマートにマイ「レゴ・ムービー」が制作できるかもしれません。
2000年ころとの違いは、汎用の機材の驚くべきほどの進化と廉価化(レゴ社が不器用なハードとソフトを供給する必要はもう、ない!)。そして「アマチュアの投稿動画」が大きく市民権を得ていることでしょう。発表する場所、評価を受ける機会だってある。
マイ「レゴムービー」。盛り上がるのでしょうか?