
前回がややネタよりでしたが(笑)、今度は「ガチ」な貨車たちです。
蒸気機関車に合う雰囲気! とのこと。日本形でもあり、欧州形にも合わせられそうな良い意味で無国籍な雰囲気。
(米系のディーゼル機関車にでも牽かせたらアジア的ムードにもなることでしょう)
この辺のセンスが、また絶妙。
リアルでもあり、玩具的でもあります。というかレゴ社の製品にほしいのはこの雰囲気でもあるのですよね(苦笑)。
先方の記事、此方となります。
「まったりレゴライフ 蒸気機関車用の貨車を製作」
http://jokerxxxlego.blog.fc2.com/blog-entry-181.html

長物車。実物ならチかチムといったところ。
可動式の柵柱があるので色々遊べそうです。
鎖はレゴ的にはハイコストな部品ですが、この種の車両には欠かせざる要素。固定されていない丸太が列車の振動で揺れ動いたり、鎖が揺れたりするのも模型的には楽しいことでしょう(実物ではかなり危険な状態ですけども)

ホッパ車。実物だとホムかホラ クラス。
実物では2軸のホッパ車は極端に少ないのですが、模型的には欲しい車種です。裾絞りの漏斗形車体、補強の表現とかがそれっぽい。
二軸の割に車体は大きめですので、積荷は比重の軽いものが想定されそうです。有蓋と無蓋の中間的形状ですが、これは無蓋ホッパ車で比重の軽い積荷積載するさい、走行中に飛散することを防ぐ配慮と考えると理にも叶ってます。

家畜車。実物だとカ。
中身を見せること考慮して(家畜車だと重要)、実物よりは開口部多めにされたとのこと。実物も通風部を最大開放にして、かつドアを開けて輸送する場面を思うと不自然ではありません。牛が見えて、如何にも! という雰囲気がまた楽しい。
家畜車は日本の場合、1970年代半ばにほぼ消滅しています。ただ、最後まで木造車が使われていた由。茶色+丸太表現がありですね。

ホッパーと有蓋部は取り外し可能。
地べた置きだと倉庫という趣になります。貨車車体使った倉庫も昔は随分見かけたものでした。

長物車……フラットカーとしても使えます。

こんな積荷も。ネットがまた良い雰囲気に。

壮大な、荷崩れ(笑)
どうやら積荷が勝手に動き出してしまったみたい。

既存作の有蓋車・車掌車と勢揃い。
今風のコンテナ貨物も良いのですが、こんな二軸車中心の貨物列車も良いものです。電気機関車でも無論良いのですが。

こんな蒸気機関車が似合うのは言うまでもありません。可愛らしさと、国鉄形蒸気としてのリアルさが共存した、8620形風のテンホイラー。
既存作ですが、大活躍、期待されるところです。
(ただ、可能ならメインロッドのスライド部の修正お願いしたい所ですが。この作りだとどうしても「詰まり」がちで、走行性能がよくありません)