【イベントJAM】3日目写真速報編(解説追記編)
http://legotrain.seesaa.net/article/441690988.html
【イベントJAM】2016年JAM 2日目 本レポート(2/2)
http://legotrain.seesaa.net/article/441661683.html
【イベントJAM】2016年JAM 2日目 本レポート(1/2)
http://legotrain.seesaa.net/article/441629038.html
【イベントJAM】2日目写真速報編 (解説追記版)
http://legotrain.seesaa.net/article/441576099.html
【イベントJAM】2016年JAM 1日目 本レポート(完)
http://legotrain.seesaa.net/article/441560646.html
【イベントJAM】1日目写真速報編(解説追記版)
http://legotrain.seesaa.net/article/441531153.html
JAM3日目はやっぱり華やか。参加が一番増えることが大きい。一日に何度も繰り返される「集合シーン」。
無論、限界超過した忙しなさの代償ですが。スタッフも増えるので運営が落ち着くのは救いです。
今回 既にいろいろ反省点は上がっていますが、最大の問題点は「運行できる線路容量不足」になると思います。実は2014年は「本島6線 awazo島1線 車両留置4卓」。2015年は「本島6線 モノレール島の通常鉄道2線 車両留置6卓」。今年は「本島6線 車両留置3卓」でした。2線減っても大丈夫という目論見は甘く、それ故に忙しなくなった感は否めません。スペースの余裕は根源的問題でしょう。
また、テーマ制自体は定着していますが、そろそろ2テーマ並行できる体制も必要かもしれません。
50周年記念の「歴史展示」は好評でした。
ただ、12V環境も持っていくのは若干の手数を要すること。また此方にスタッフ2名ほど張り付かせる必要が有りましたので、来年も継続できるかどうかは要検討です。JBFに移す手もありますがあちらも一杯一杯なことに変わりはありませんし。

自動車作品に一点一点触れられないのが申し訳ない。最高水準の傑作が此処に集っている贅沢はこの1枚でわかると思いますが。「ノーマル車でね!」という条件を満たしてくれたことも感謝します。
現実よりスポーツ系が多いかな? という印象ですけども、もっとみんながスポーツカーに乗ってるような世界観の方が素敵ですよね。

pgy167様の力作コンテナヤードは、皆のあこがれ「地面処理シーナリー」の一つの形と言えるかもしれません。数えきれないタイルで全面を埋め尽くす。費用ばかりか手間も相当なものになった筈です。でも、その効果は絶大でした。チラリちらりと見えるトラックや作業車両も見逃せません。貨物駅を適当に済ませること。もう出来なくなっちゃいました?

旅客駅内部を改めて。
真ん中で持ち上がった屋根アーチは現実に存在するものとのことです。非現実的とか申して失礼いたしました。
現実・非現実化は兎も角、とても美しいライン。
池袋では曲線−直線部−曲線でしたが、今回の改良で美麗さ・威容を増しています。
それにしても、屋根構体が通常トレインレールであることを思わず忘れてしまいそうです。
この駅のスケールは、既に世界最大級なのかもしれません。
JAM参加も5回目で、ここまでたどり着きました。その象徴足りえるでしょう。

京阪並び。何時か関西でも再演したいものです。

ゆふいんの森同士の並び。右が気分屋様の2015年作品。左がsauseiji様の新作。
プロトタイプが違います。右はキハ71系。左はキハ72系。
表現方法の差異は興味深いです。どちらも秀作としか言いようがありませんけども。そして長らく不可能と云われていた題材を可能にしてしまった偉業です。
実物ですが、キハ71は改造から既に28年も経っているのにまったく遜色が見えないのは凄いことです。人気列車ゆえ、それだけ大事にしてもらっているのでしょう。
そして、JR線上に残る数少ないキハ58・キハ65の生き残りでもあり。

本線上にて。碧と碧。

午前の開幕時に見られた欧州系並び。
ドイツの電機101形。瑞西の電機Re6/6形。ドイツの近郊型連接車。
瑞西の近郊型電車。この一角だけ恰もバーゼルSBBのごとき趣に。
右手にチラ見えの787系も違和感ありません?

ドイツの近郊形。重連。片方がmazta-k様のです。もう片方は……。

sauseiji様の885系電車。白いかもめも不可能を可能にした作品です。

京阪1900系が古風な街並みをかすめてゆく。
このエリアは成功と思ったんですが、今思えば斜め要素入れるとか、何らかの高低差つけるなどの方策もあり得たかもしれません。

sauseiji様の800系。実物は決して最新型ではないものの人気は衰えないですね。

同じく787系。1991年の登場時の衝撃は未だに忘れられません。885系と並走!
この情景だと背景のモノレールもまた北九州らしく見えてきますよ?
他作品でもそうですが、sauseiji様作品は車体断面への配慮が印象的です。これも近年のレゴトレイン界隈では普及している表現で、ハイスペックの標準化という進化を強烈に感じさせます。

883系。ソニック。これもまた、鮮烈。実物も、sauseiji様のモデルも。
実物は表現に困りそうなメタリックブルーですが、レゴの標準青のラチチュードはそれさえも許容してしまってます。

またもや並進。九州のどこかに複々線があればこんなシーンも見られるのかも。


並び。問答無用。
何時かJR九州オンリーなんて催し出来ないものでしょうか。JAMの1テーマには勿体無い充実になってしまいました。
その他、各種近郊形や通勤形も個性豊かですし。気動車タイプの観光列車も賑やか。SL人吉にななつ星。絡める相手の私鉄に専用線に公営交通など。過去の国鉄形時代だってなんだかんだで個性豊かな世界でした。
九州のどちらかスポンサードしてくださいませんか? 妄想膨らみます。

スーパーマメキノコ様の東京モノレール1000形。
SUU様のとは違う、鋭角的なフォルムもまた1000形の印象です。個人的にはデビウ当時の塗色が一番好みですが、この2000形塗色も有りだなぁと感じさせる作品です。レゴで作ると青と橙のコントラストが綺麗。

こちらはSUU様の1000形。どっちも良いとしか言いようがありませんよねぇ。
コンテナヤードと軌道の位置関係が美しい!

ロマンスカータイム二度目。
気分屋様のVSE 50000形。何度か触れましたけど現状の究極ですね。


ロマンスカーに合わせて軌道線も江ノ電で。600形もやっと見せ場が。
肴屋と、江ノ電もなかの扇屋前をゆく。

NSEも稼働。ロマンスカーというとコレですよ。

今は客車1両のトワイラも、今後大化けするのでしょう。長期計画で揃うこと期待しています。


和の情景と、シュタットガルド市電の合わせはもうおなじみですね。
高知とも福井ともちょっと違う雰囲気ですけども。MUGEN様作品。

市電とモノレールと中央駅。

和エリアを前景に。そして斜張橋を背景に。

DD51の高速貨物列車。この「当たり前な感じ」がほっとさせますね。

ユウユウ様による、駅舎内部でのカメラ回転させての動画撮影。凄い絵が取れてるのがタブレット越しにもい分かりましょう。

高速道路と貨物駅と、マヤなす。


いよいよAP様の登場。古典的ディーゼルワールド。紀勢本線等のDF50に、高山本線なキハ8000系。
7幅はAP様だけですが、6幅のメリットと8幅のメリットを併せ持つ感じ。いや難度は一番高い「通の選択肢」なのですが。ここはベテランならでは。

地味に?機関車並び。青と赤と黒。向こうに赤と青。
私鉄電機が国鉄駅内に入り込んで入換。その待機中なんて情景はぞくそくします。

EF58に妙に似合うのは茶色の荷物車。青だけの編成よりも「混ざってる」感があの時代のリアルなのでした。それにしてもAP様のマニアックなシルヘッダ表現にはクラクラ来ます。真似できない……。
ところでEF58はAP様作品もあります。AWAZO様のとこにも青と茶(60号機)。Nyu様の茶色作品もJBFで皆を驚かせました。
いつか一同に介すること出来ないものでしょうか。
(しかし、製作者の平均年齢が高いですね……。若手の参入無いかしら)

名鉄並び。その2。
AP様の7500系。Dyson様の5000系。850系。
実に1980年代前半的な夢の情景。

名鉄並び。その3。
パノラマでもTN-Factory様の7000系も加わり。そしてdyson様の電気機関車に、Ap様のキハ8000系も。一番手前はエース君の3400系。素晴らしき、ドリームチーム!

……この個性的かつ豪華な面々が全て現役だった1970−80年代の名鉄の物凄さ。
(で、実物もレゴ作品もこれが全てではないというのもまた何とも。もうdyson様の作品が並べきれないのですよ! ウチの510も取り出せず)

AP様TN様dyson様エース君。作者ごとの個性が結構あるはずなのに名鉄というのはその辺を許容しちゃう懐の深さを感じさせます。

名鉄大祀のあとは、一気に片付いて。
広い構内にぽつんと911ディーゼル機関車と921新幹線軌道試験車。新幹線テーマの幕開けです。

上越・北陸筋な並び。
sauseiji様のE7/W7系とryokuchakuma様のE4。こうしてみるとスケールあってて、E7のスレンダーさとE4のボリューミーが実に好対照。今の新幹線も良いものです。
(E4はまもなく退役ですけども……)

同じ組み合わせ。斜張橋上にて。ちらりと見える背景にN700系と0系というのがまた豪華過ぎ。

E4と、Mugen様のN700系。
特殊形式を乱発させてた感のあったJR東と、標準化に徹するJR東海の対比として興味深い並びでしょうか。

今度は薬師山様の0系と並進。

E7/W7系でもこちらはMugen様作品。


0系と東京モノレール300形は同じ時代の華形として並び撮りたかったのですが……巧くタイミングが合わず。今思えばどこかで列車止めて撮影割り込みすりゃ却って短時間でささっと済んだはず。うーむ。ただ今回のレイアウトに「浜松町的な」併走区間はなかったですが。

趣味に走った編成。911+921+939。実物では軌道検測とロングレール輸送を同時に行うわけはないですからフィクションですが。
939だと移動宿舎の939-201(客車形状。オロハネ10改造の初代と、スロ62改造の二代目)がセットになるんですよね。今後の課題です。

ロンチキ編成貸してくださったsato様に感謝。幻の新幹線貨物輸送を彷彿させる姿なのです。

大井の車両基地と東京貨物ターミナル、或いは東静岡駅(貨)など、新幹線の車両基地・保線基地と在来線の貨物駅が隣接してる場所は何箇所もあります。貨物輸送計画の名残。さて、何時かは幻の新幹線貨物電車?

行き交う流線形たち。
そういえば0系と名鉄の「なまず」や「いもむし」は嘗ては名古屋駅付近で並走する情景も見られたのでした。

1930年代の流線形と、2010年代の流線形。
名鉄850に現存車居ないのは残念すぎですが、同じスタイルの満鉄ジテ形(撫順鉱務局101/102)は廃線後も保管されてるとのこと。車両保存は中国のほうが熱心なのは有り難いやら悔しいやら。ジテとCRHの並びが遠からぬ将来、見られるようになるのかも?(レゴでも?)


3400系も1988年に3編成12両が1編成2両に激減。その後は冷房つけたり塗色変更したり台車をエアサス化したり(これはかなりスタイルを壊してしまいました)長生きしようとしましたが限界あったのか。それでも、N700の頃まで現役だったのは驚きますけども。

「いもむし」+「なまず」もう一度。3400系は長らく他車との併結は前提としておりませんでしたが、1984年に前面にジャンパ増設。他のAL車4連と共通運用化されるようになりました。



新幹線並び。
そのうち、新幹線テーマも東海道山陽九州筋と東北上越筋を分ける必要が出てくるかもしれません(笑)。100系に300系。また200系にE2系、E5/H5系という大きな空席さえあります。922形も以前ショートスケール作品はありましたが、レゴスケール(24-32ポッチ)以上の作品は空位のまま。923形も。
(……ウチの911や921の居場所が無くなりそうですね。こりゃ)

終了間際のフリータイム。毎年の事ですが、一番濃厚になる1時間です。
Re6/6形のユーロシティ、ふたたび。

イグ様のJ9。アクション貨車2両従えて。
車輪から動力取り出し回ったり。またV8エンジン動かしたり。

J9号がカッコいい車を牽いて。

大洗女子学園の戦車道列車。戦車積フラットカーは他の貨物列車に併結でもっと早く出して欲しかったです……残念。転地訓練に見たてて……。

戦車積みと、回転寿司!

お口直し?
k.matsubara様の「アムステルダムの青電車」。
屋根上の作りこみが凄いので、このアングルも見どころです。

文字通りの、締め。
同じくk.matsubara様のBR99。最後に調整かなって、良かった。
以上、お疲れ様でした。
皆様のお力あってこその、5回めとなるJAM参加でした。
いろいろ不手際あって不本意なこともある場所ですけども、でも楽しんで頂けたなら幸いです。遠来の方のご苦労にそえますように頑張りたい。
来年も、宜しくお願いします。
【関連する記事】