
同じ題材を既に制作したからいえますが、これは凄いとしか言いようがありません。
拙作の問題点を尽く洗い流すような作品ですから。
なお、動力問題は解決できなかったようで片方の先頭車に9Vモータx1です。

わかりやすさ、という意味で敢えて拙作(2015年)との比較。
前頭部は鼻先の長さを表現できています。拙作はショートに割りきってしまいました。また、2015年はスピードチャンピオンの関係で新型キャノピーが登場。それを早くも使いこなす。
地味な差異ですが、床下機器カバーは拙作では凹表現。車体に対して窄んでる。
気分屋様作品では凸表現。車体より張り出しています。
後者、最初は違和感があったのです。
しかし、先頭台車のカバー(これは絶対に必要)との繋がり・流れという意味で凸表現の方がメリット多いのですね。正直、やられた……
屋根のヴォールド感ボリューム感。完璧です。

この写真では分かりにくいですが、連接台車の表現も凝ったものです。省略無く、特殊なバネ機構などが表現されている。見栄えがします。
幌そのものは車体側にもたせているので、設計的な無理もありません。
(拙作は連結ドラムを台車側に持たせるという無茶やってるので、運転・性能面で欠点になっています)

サイドビュウ。連結部(連節部)がよく分かります。

動力側先頭車アップ。三角窓はポチスロですが、凝った表現無理するより素直な三角が強い……。ICE3などにも応用できますかも?
トレインプレートは使わず自作台枠。構造の制約は減り設計の柔軟性は高くなる。
動力台車周りもよく分かります。将来的なパワー不足が懸念されるなら、両端車を9V動力にすれば良いんですよね。


どの角度から見ても破綻がない……。
いや、ローアングルだと、鼻先の非連続性が気にかかる? しかし現状以上のものはちょっと思いつきはしません。ベストな表現でしょう。

おまけで恐縮ですが、2014年作品のLSE 7000形も改良されてきました。
側窓を横組に。これだけでかなり実物の印象に近づきました。効果の大きな改良です。
気分屋様は60000形 MSE作品もありますし(今回 休車?)、また30000形 EXEも先頭車のみ完成されています。更にロマンスカーは拡充していくのでした。