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レゴでのEF58。最初に作ったのが2007年です。もう9年も前。
今思うと恥ずかしい。でも当時は頑張ったのでした。

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2012年に大改修。車体は随分良くなったものの足回りは妥協を残したまま。

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2015年秋に、「青大将」こと灰緑色バージョン制作。
ダミー車輪を使うことで車軸配置を2B+B2でよりリアルに近く。
そして2M搭載の強力仕様にもなりました。かなり満足できるものに。
そうなると、あの「青い原形大窓機」もアップデートの必然が湧いてこようもの。
JAM2016の直前(設営日の前日夕方) に勢いで作ってみた由です。肉体労働と精神労働(破損品の修理)に追われてて、何かが壊れかけてました……(笑)。
車体に使ったパーツの多くは先代を分解して再利用。
実物の「更新修繕」にギリギリあたるでしょうか。
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作りは基本的に「青大将」と同じです。
パーツ制約は通常青の分随分ゆるくなるのですが、それ故の修正はしていません。意外と大きな側窓(客車の窓とそれほど変わらないのですよ!)は飛行機窓ではなくクリアブロックです。
ディテールの一部も車体強度とすっきり感を優先して割愛しています(屋根上に登る側ステップの凹みなど)。
側ルーバーは青の1x2グリルブロではなく、濃灰のグリルブロでメリハリ。
これは「青大将」や、ちょっと前の911形ディーゼル機関車と同じです。青のグリルブロックは何故か高いので、この手法はおすすめですよ?

プロトタイプは原形大窓、SG仕様。1970年代なかばの設定。この時代はEF58はまだHゴム化徹底しておらず、美しい姿も残ってた由と。そして、日本自体が貧しさを過去のものにして一番豊かになりだした時代でもあり……。寝台車や食堂車が庶民のものになり、それら連ねた特急や急行が身近なものになった、良き時代でもあるのですよ!
なお、前面窓の組み方的に原形小窓やHゴムのほうが難度は高そう(笑)。ヒサシは諸来課題ですかね。
6幅での台車枠表現はオーバースケールなのですが、個人的には機関車の迫力とか重量感を増すディフォルメ、と割りきってます。

動力はPFトレインモータx2です。この機関車の配置だと前後ともケーブル出しの方向が自由なので逆転機は不要。ダミー車輪と自作台車枠。
この台車枠はぶっちゃけ国鉄旧型電機全てに使い回せちゃいます。あぁ茶色のデッキ付のも作りてぇ……。EF16やEF57なら重連もありましたし、EF59でプッシュプル。妄想は広がります。

パンタは未だ答えが出せません。省略アーム仕様のママとしてます。フルアームにするとシルエットが重くなる懸念が。
屋根肩も答えが出せません。ポチスロだとなで肩になりすぎて電機らしく見えない懸念あり。タイルも却って角ばってきそう。そんなわけでポッチ出しは現状の割り切りです。


やっぱり同型機の仕様違いは並べてみると、いいものですね。
青大将は使いにくい(専用の客車か、ぎりぎりで20系初期にしか似合わない)のですが、標準青塗なら「何でも曳ける」のはメリットです。最新型だった24系25形とかスニ44、或いはジョイフルトレイン。古いところなら青と茶色が混じったオハ35やスハ43など……。
あと、ちょこっと記しましたが足回り(ほぼ)共通で重連や後付補機で遊べるEF57、EF59(EF53)辺りへの展開も急ぎたいもの。
物欲、膨らんでいくのでした。