そのナローゲージの作品や題材というと、国内外とも「軽便鉄道の再現」に終始されてきたと思います。
しかし、4幅ミニスケールの「本線・標準軌」車両を自走させるという発想。
これには驚かされました。
Flickrより(走行動画あり)

TRAXXという、欧州の標準型電気機関車の一つ。
無論、標準軌間のフルサイズな機関車です。
しかし、4幅。
されど、自走しちゃうのです。
いや4幅ミニトレイン自体は時折作られてきた題材ですが、モーターライズの「鉄道模型」となると重みが違います。
実際、サイズもHOゲージに近いのですよね。
ただ、感覚的にはZゲージ的な「良い意味で無理しちゃってるな」感はありましょう。それもまた魅力です。

側面より。本当にHOゲージ的な寸法です。フルスケールなのは言うまでもありません。
4幅故の「微分ビルド感」が通常のレゴトレイン(6-8幅)とは全く違った世界を造っておりましょう。パーツの個性がモデルの造形に直結する。
細密感と省スペースはメリット足りえましょう。
そこはZゲージ的ですね。

肝心の、中身。
Lサイズモーター。
PF受光器の代わりに、S-brick。
電池はリチウムイオン充電池。
若干の社外品を使ってはおりますが、それでも4幅+タイル2枚分の車体に収まっています。それも軽便系ナローと違って低車高に。
動力台車はボギーで二軸駆動。
強度面、信頼性は如何なるものか気がかりでは有りますが、限界に挑戦したモデルの一つであることに間違いありません。
さて。
4幅ミニスケールでここまで出来るということは、「通常の軽便ナローゲージ」も無理は出来ちゃう? ナロー派に希望を持たせる作品でもあります。


