ただ、妙に弄りたい作りたい……。困ったもんですね。

何度か記事書いてた2100形は先頭車1両完工。
細部修正は考えていますが、概ねこれで通すつもり。
ようやく満足出来るものにたどり着きました。(広義の)通勤型車両で、現役のものとしては世界一好きな車です。妥協は出来ない。
しかし、希少な部品には頼らず、量産性は考慮しています。やはり青いのとか、或いは妹分の3ドア車も整合性ある中で考えたいですから。

ディテールは「薄口」。前面は丸みの強調。全体に「萌」方面な解釈です。
実物の8連は流石に無理ですので、4連を落とし所にしたいです。2100形に4連口……2500形?が作られなかったのは残念では有りますが。先代の2000形には4連口、2400形が存在したのでした。
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その2000形は2015年の1月に4連(2400形?)を制作しています。前面の額縁表現には苦戦したものでしたが、とりあえず納得の出来るものにはなったと。
ただ、その当時で既に迷ってたのは、側面をトレイン窓にするか、横組にするか?
前者にしてしまったのですが、2100形を横組側面で作ると並べた時に違和感否めません。
また、高価なトレイン窓(白)を他の題材に転用したくもありました(笑)。

左アフター。右ビフォア。
候補であった横組窓に大改修。いや完全に解体組み直し。
窓サイズを控え目にすることで、少しはリアルに近づきます?

2000形は黒い窓枠が目立っていましたので、以前造った阪急電車(2800系)同様に、上辺のみ窓枠表現してみました。一部が固定、一部が下降という窓配置でしたが、開閉部の連窓も表現です。
前面は旧モデルの移植。ただしガラスのブラック化を行い、前面窓ガラス周りの一体感を高める。クリアより、ガラス内でのポッチや接続が目立ちにくくなりました。
合わせて車体への取り付けを改め強度への配慮を行ってます。
他、全体の雰囲気を2100に揃えています。
旧モデルでは諦めた、白の斜め塗り分けも再現できました(階段状ですが)。

快特フラッグシップの新旧。世界観が揃う!
良き後継車、2100形の登場に伴い2000形は早々と3ドア格下げ。しかし車端部にクロスシートを残すセミクロス車に。エアポート急行として逗子線・空港線、はたまた本線の急行停車駅に「潤い」を与える存在。
長い活躍、願っています。