また、2年ほど前に、北近畿タンゴ鉄道のktr700/800形の「あおまつ」「あかまつ」etcはレゴトレインの題材にぴったり! という話を記したことも有りました。
それだけに、実現が感慨深いですね。
KTR800 コミューター車両は、観光列車「あおまつ」「あかまつ」「くろまつ」に合わせて一般車両を整備したもの。同じ水戸岡デザインを纏い、調和の取れた姿ですので俗称が「しろまつ」。当初KTR800形1両だったものが、後にKTR700も1両追加。
なおKTR700/800自体が2ドアで丸ライト、側面は2連窓で転換クロスという、萌え要素のカタマリのような車両。「○○まつ」化で一気に魅力を上げた感がありますね。

正面より。
丸みの強い前面が再現されています。丸ブロックは昔からある部品ですけど、この種の造形する分には今でもジャスティス。前面窓はポチスロとクリアブロックの組み合わせ。上部にある角形の張り出しはそれほど気になりません。下方の滑らかさが印象を抑えているからでしょう。
貫通扉は5プレート分の空間に4プレートで表現。これでもって、微妙な隙間を左右に開ける。この表現、自分の知る限り初めて見る手法ですね。埋め込みホロの表現としてベストなものの一つで有りましょう。広く使えそうです。
連結器はとりあえずダミー。黒いスカートはジャンパ栓等のアクセサリ追加で更に良くなりそうです。

側面。全長は30ポッチ。乗務員ドアは割愛ですがバランスは良いといえましょう。
2連窓は1x2ブロックの横組。それゆえに窓配置はほぼ省略なし(7組が6組に)。
グラディエーションの側帯が綺麗ですね。水戸岡デザインのキモ、エンブレムも表現できています。明るい車体に裾を締めるカラーリングは良いものです。
屋根はカーブスロープに依るまろやかさ。1x2 2x2 2x4のカーブスロープは確実にトレインビルドを変えつつ定着しつつ。そのうえ、相場も下がりつつあるので使いやすく……。

反対側面。
床下機器はスペース面で、走行用機関のみの表現に絞っていますが、良い造形です。


圧巻なのはインテリア表現。
水戸岡テイストがこの寸法に凝縮! 手間とコストかけられていますが、その価値があるものでしょう。微妙な中間色を使いこなす。タイルとグリルタイルの使い分けも。
窓框の表現にも注目です。レール付きプレート使っているのですね。小テーブルも見逃せません。「乗ってみたい列車」になっていますよ!
側ドアは微妙な凹みが表現されています。クリップとバーで微調整。
屋根上は、気動車ならではの重装感が。やや濃い口の表現が良いアクセント。

前面。縦横のベクトルが複雑に絡み合う。
ヘッドライトの取り付けアームは面白い。良い配慮です。

台車。近年の気動車らしいシンプルなエアサスらしさが表現されています。
丸プレートΦ1が使われている部分、本当ならΦ1丸タイル使いたかったとか……。未だに出てこない部品ですが、早期の供給がのぞまれますね。
さて。気になるのは今後の展開です。
動力車用に標準の水色を製作予定とのこと。その次は……?
カラフルな、そして整った編成に期待しましょう。


