主に自動車作品メインのオフ会では有りますし、その方面のレポートも多い……と思われますが、このブログの趣旨的に先ずは鉄道系レポートよりお伝えしましょう。

会場全景。
2014,2015年に比べ、約二倍の会場面積に! 真ん中のパーテーションより左側のみが去年の会場でした。しかし、密度感は変わらず。参加人数がほぼ倍に増えているから(笑)。前橋はちょっと遠いものの、皆様半ば旅行気分で参加されてる感じ。5月連休の定番イベントになってます。
また、自動車メインではありますが、鉄道やミリタリーへの配慮もしてくださってるんですよ。若干クロスオーバーするジャンルでもありますけども。
鉄道島。特に呼びかけはしていないのに建物系作品が来てくれたのは嬉しい事でした。複線エンドレスのシンプル配置。

先に先頭車のみお見せした拙作 東武1700系 DRCは4両編成で持込。取り敢えず9vで走行可能状態に。
中間車は左から2両目がサロンルーム、左から3両目にビュフェを再現して、変化に富んだ編成になりました。

ダークタンの大量使用がインパクト大だったようですが、価格の低い1x1 1x2 1x6のプレート、また1x2と1x6のブロック、ポチスロをメインに構成しています。他の色で作る場合とコストはそれほど変わらないのですよ?

こちらは東武1800系。伊勢崎線急行。こちらも4連で。
DRCも1800系も、先頭車1両のみから4連を製作。それも2企画平行というのは正直草臥れました(約4日ほどの間に電車8両造った……)。でも頑張ってよかった!
この実物、過去の車輌にみえつつ(1998年伊勢崎線急行から引退)、今も1編成が健在です。多客時には日光線快速に使われてる由。5月1日には乗ってきたところだったり。
赤にクリーム色帯という派手な配色ではありますけども、現役当時も今もやや地味な存在ではありますね……。伊勢崎の先に今回の会場の前橋はある由。一応「地元の電車」なのですが。

DRCと1800系の並走。1969年から1990年まで、この2つが東武の華。
実は両者とも足回りと床下機器が仮完成状態。台車などは既存作のを「借りてる」状態。1720はアルストム、1800は標準ミンデン。そこまで作りこんだら記事にしたいです。できたらインテリアも……。DRCは作りがいありそうですし、1800系も乗車したばかりなのでちょっと惚れ込んでるんですよ。

さて。赤い電車でもオーラがなにか違うのは柴様のパノラマカー。
(……この派手さは、ちょっと悔しい)
パノラマカー自体は7000系がT.N.FACTORY氏、7500系がAP氏で既に実現していますが、柴様のアプローチも「有り」! 良い意味で製品的な雰囲気。そして全体にディフォルメ入れつつパノラマをパノラマ足らしめてる要素はきちんと取り込んでる……角ばったフォルムにフロントアイに、更には運転席用のステップ穴まで。
別途記事にします。乞うご期待。この作品には大きな可能性を感じます。

東武に名鉄。特急・急行車の3並び。華やか!


走行状態は未だよろしくないとの事でしたが、柴様の蒸気機関車2種。どちらもアメリカンスタイル。エンジンドライブの割に、古典アメリカ機らしいスマートなフォルムを実現しています。ロッド周りは作り方によっては大変に負荷が重くなるので(例えば#10194エメラルドナイトの設計のままではNGだったりします!)、そこが改良ポイントですかも。

蒸機の中身。低めのモータ位置は正解ですね。

suu様の東京モノレール2000系電車。新塗装車。
動力系が未だ完全ではないそうなので、今回はディスプレイのみ。但し、インパクトは大きかった。システムは「ひだか式」互換とのこと。
軌道は12v用の集電レール(それほど高価ではない)を転用したもの。ルックスは非常に優れておりましょう。軌道・車輌とも今後の発展・完成が待たれます。

車輌のカラフルさもまた魅力です。側面は順組の1、3、4両目。横組の2両目で未だ試作検討中か? どちらがよいのやら? 前頭部は更に改良予定されているとのこと。2000系は前面窓はそれほど角度がないのですが、その代わりオデコの丸みが凄く、それで流動感出してるデザイン。そこをなんとかしたいとのこと。


動かなくても存在感濃厚! 動いたら、さぞや……。

背景としても、また絵になります。モノレールの意義って大きいなぁ。

suu様の鹿島臨海鉄道6000系。既存作ですが複雑な塗り分けを再現したフルスケール作品。

LIME様のJR北海道キハ40。精細な独自の車体表現を取り入れた作品。
独自のオーラを放ちます。平凡な?キハ40の作品ですのに。また、単行気動車というボリューム面では物足りない? 題材でありますのに!

1両を最大限に丁寧に作りこむ作風がそのオーラの元でしょうか。量産は苦しそうな作風ですが、それがゆえの大事さもある。
トレインファンはどうしても量産化考えてしまいますが(キハ40なら同型の長大編成やら、各種バリ展など……) 「一所懸命」なモデリングについて考えさせられます。とはいえ、この作風でキハ400系の「宗谷」「利尻」とかやられると嬉しいのですけども。

suu様作のカート場を前景に。不思議と絵になりますね! また、恰もカートも動いてるように見える?


群馬板倉様の東武鉄道6050系。
5月1日に日光まで乗ってきた電車であり、このオフ会参加の帰途で会津田島から乗る電車だったり。縁が深い。
(群馬様は非参加だったので、車輌を貸してもらった由)
クリーンでスクウェアな雰囲気は実車を的確に捉えておりましょう。ディテールの彫りの深さも良いアクセント。バランス感が秀逸であること再認識させられます。

柴様・SUU様・LIME様。そして群馬板倉様の持ち込みありでトレインエリアは想像以上の賑やかさになったのでした。

建物系も充実。リチウム様のコンビニ+ダイナーはインテリアも作りこんだ力作。右手の現代住宅(シグハウスとのこと。リチウム様の住みたい家?)も素敵な作品。

コンビニ内部。Friends系のアクセサリを駆使した力作。お昼はここに買い出しですね。

ダイナー内部。カウンター席とテーブル席。テーブル席には何故か?Drペイ様が(笑)。夜はここで「サイゼなう」ですね(笑)。
入り口脇のジュークボックスが細かい。棚の上のラジカセに扇風機にトロフィ。楽しそうなお店です。

これも作者失念で失礼。レストランとカフェ? そして現代住宅。
左のハーフティンバーも、真ん中の大きな天窓も、右の前衛的造形も。いずれもアイディアとインパクトに富み、まとまりの良い作品群。
而して、手前を東武電車が横切ると、「私鉄沿線」な趣に。現実性もまた魅力♪

HONDAの展示。ワンダーシビック? 斜めの文字配置がオシャレ。こういう4幅車の飾り台はほしいところです。
あとサラリと潜りこんでる6幅装甲車?も好きな作品。町や鉄道とスケールの合う軍用車両も好きなジャンルなので……あぁゆっくり見ておけばよかった。

これも飾り台として魅力的! さくりん様の立体ガレージ。操作にコツが居るので、そこが改良できると更に良くなりそう。テクニック細工の領域ですね。

その外部。ディーラーという趣。2階はバイクショップ。ホイールの展示も決まってます。スライドドアも開閉。16x16に収めているのも嬉しい。


トリに、東武大集合。あぁ、コレをやりたかった……!
1985年デビウの6050系ですから、DRCや1800系とは時代も同じ。昭和の末から平成の初めころにかけ、こんな情景が沿線の検車区で繰り広げられていたのでしょう。
そして、この並びにMugen様の100系スペーシアも加えてみたくなるのは言うまでもなく。JAMが今から楽しみですよ?
<続 次回はバス篇 乞うご期待!>
DRCは自分も制作考えていましたので、こうして形になった姿を拝見するとやはり良いですね!DRCとスペーシアとの並びも実現させたかったので、JAMの楽しみが増えました。
皆様の作品も素晴らしいですね。充実したオフ会だったのが伝わってきます。