
かつて東武鉄道には有料の「急行」という珍しい種別が有りました※。
現在、伊勢崎線特急「りょうもう」に使われている200系電車も当初は急行だった由。
※:私鉄で有料の「急行」って東武と秩父と大井川、小田急の御殿場線直通くらい?
その200系の先代が1800系。1969年のデビウ。
非貫通の前頭部は流線型ではないがゆえの品の良さ! 初めてその姿を図鑑でみたとき、「外国の電車?」と思わせんばかりの雰囲気に惚れ惚れ。まぁ、実際関西在住だった当時、東武電車というのは「異国」のようなものでは有りましたが。
今思うと、BB9200牽引の仏の特急「キャピトール」に雰囲気が重なってたのかもしれません。時期はほぼ同じで東武が真似したってわけではないと思いますが。
1998年までに伊勢崎線急行からは引退。
臨時特急用車輌への格上げ(300/350系)や通勤車格下げが行われました。実は、約半数強は現役車両です。
特に1987年に増備された最終編成1819F(前照灯や空調機の仕様違い有)のみは1800系のママで団体・臨時用に残され、多客時の臨時「快速」でお目にかかれます。

レゴでの製作はかなり前……10年ほど前から暖め続けてきたお題ではありました。
赤にクリーム帯で、車体形状もそれほど難しいものではありませんでしたから。ただ、なんとなく先延ばしが続いてました。かっこ良いけど微妙に地味というポジションが優先順位を下げてしまってたのかも。
但し、例年参加してる群馬レゴオフ(2014年から恒例)は伊勢崎の先……の前橋であり、微妙に?地元の電車足りうること。
そして某オフ会で乗車の機会に恵まれることから、急遽、取り敢えず先頭車1両のみでも作ってみたのです。乗るのに、合わせる!

製作は2時間半ほど。
ほぼ迷いもなく、一発で完成。気持よく、ぱちぱちと嵌って形ができてく。ただ、オフ会参加の早朝〜午前の製作ゆえ、時間に追われるTVチャンピオンレゴ選手権(これももはや懐かしネタ)的な空気は重かった(苦笑)。
諦めちゃダメです。諦めたら試合終了……。
幾つかコメント。
前照灯・尾灯に挟まれた愛称表示板部分。いろいろな表現が考えられましょうが、思い切って大昔の1x2横長小窓使っちゃいました(実物と同じく1969年ころの部品です)。
色硝子のイメージあったので前面窓はトランスライトブルーに。
側窓も揃えるべきでしたが、補強付の2x3パネルでトランスライトブルーが手元に無く。東武1700/1720/1800系は窓縁の仕上げが特徴なので補強無しの旧パネルでは雰囲気が出ない。よって側窓はクリアーに。ただ、実物の印象は寧ろトランスブラックですかね?
乗務員扉の沓摺位置が高めなのは、細部再現として好評でした。
帯色は1980年代前半までのクリーム色で。今は通勤車と同じ塗料とのことでもっと白に近いようですね。
さて、せめて4両編成にはしたいのですが、群馬オフに間に合うかどうかはやや微妙。先のDRC 1700系優先であること、屋根に使った赤いポチスロの手持ち残数が足りなさそうということ。まぁ、6月のJBF合わせでも良いんですが、此の電車も生まれはアルナ工機で神戸生まれではありますので縁はないわけでもなし。
いずれにせよ、「当分は東武分」濃い目に行こうかなと思う由。
群馬板倉様の6050系快速、またMugen様の100系スペーシアとの並びも楽しみですよ。