(浅草〜日光往復)
片道は6050系快速、片道が1800系の臨時快速! 前者は大好きな車輌ですし(日本最後の「急行形」)、後者も気になりつつ未だに乗車かなわず。また主催の方とは何時か呑みたいと思っていたので即、参加!
いや、前日が「横浜飯オフ」であり、その二日後には「群馬レゴオフ」が控えてはいるんですけども。
でも、遊ぶのに躊躇するのは宜しくありませんよ!

個人的には関東私鉄料金不要クロスシート車巡りの旅となりました。
第一奏者は浦賀からの新1000。「奏者」は誤変換に非ず。ジーメンスインバータ健在の編成ですので。久々に聴く。

堀の内にて。本線浦賀方面の各駅停車はどちらもセミクロス車。
それらを追い越す久里浜・品川方面の快特は勿論2100形。素晴らしい瞬間。
あぁ京急沿線に移民してよかった……。

乗車した電車ではないですけど2100形。
泉岳寺までの第二奏者じゃなくて走者(2132Fは末期によく乗ったので後悔なし)。休日午前上りも結構混んでて横須賀中央で座席確保。晴れた空の下、BGMは「千里馬走る」に「若さは急行列車」(ポチョンポ電子楽団)。気分も高揚!
京急を横須賀〜品川と乗り通すのも久々。横浜までの景色の良さも、横浜からの高速走行、どっちも良いのです♪
泉岳寺で都営浅草線乗換。乗り換えは残念ながら京成のロングシート車。まぁ短距離ですし致し方なし。
浅草着。東武浅草へ移動。

東武浅草駅。ここで主催者さん以下11名と合流。
頭端式のターミナルは優等列車中心の使われ方。通勤輸送は地下鉄直通(日比谷線・半蔵門線)へ任せる形で。それ故に古風なターミナル駅が今だ健在と。

帰りに乗車する臨時快速の案内。下り便は浅草発ではなく春日部発なのがいとも残念(上り便は日光→浅草間ですが)。1800系使用をアピールしていますが、よく見ると現在残っている1819Fではなくて今はなき他編成ですね。まぁ気にしない。

浅草駅での快速待ちの時間は退屈な待ち時間に非ず!
発着する電車を眺めてるだけで楽しい。優等列車中心ですので華やかでもあります。

こんな掲示も。改札内にトイレがないんですね……。
また、一番線は快速列車ホームで、席取りのための待ち時間が長いのも関係していますかも。

時間有れば、こんな撮影も。

DRCとスペーシア。

実物っぽいアングルで。背後の通勤車も良い雰囲気。

今日の隠し玉。1800系。記事別途。お楽しみに。

同じアングルでDRCも。DRC、浅草に還る!
さて。
6050系の快速電車(新藤原行+東武日光行)は10分前に入線。20分前から並びだす感じ。

乗り込んだら早速ワイワイガヤガヤ。日光までの2時間余、あっという間に過ぎてゆきそうな予感……(一人で会津田島行乗っても時間すぎるの早いのに。楽しすぎて)。
お酒呑める人が多いのも今回の特徴と(笑)。発車して、即、宴会モード。
快速電車は気合が違う。北千住出たら次は春日部。20分以上の未停車区間。
電車というより列車(汽車)であり、6050系が最後の「急行形」としての趣を輝かせる。とはいえ、宴会モードですが。美味しい・楽しい♪
仲間内だと6050系のボックス席も狭くはなく、寧ろ適度な空間に。

新栃木にて。帰りに乗車する1800系が待機中。鮮やかな、赤い電車のインパクトは強烈。

宴も一息ついた感じになったところで、ブツを取り出す。
幸いにも皆様(殆どの方が東武ファンでもあり)に大好評。「デラだ!」。
窓框に置いて、日光線を走ってるかの如く。
下今市着。ここで前部4両を切り離す。
去年の連休には未だ居たものの、6月には引退されてしまったという駅弁立売のおじいちゃんの話で盛り上げります。実際に買った方もおり、羨ましいと。あぁ去年買っておけばよかった……。快速だと窓開けて窓越しに、も出来たんですよねぇ。

会津田島行に乗ると下今市からこそが本番ですが、日光行だとあっという間。拍子抜けするくらい。東武日光駅の快速・普通専用ホームに着いた6050系。すでに幕は回って普通・下今市行へ。東武日光駅に出入りするのは原則として6050系以上であり、通勤車は入ってこないとのこと。
余談ですが早朝には下今市迄、スペーシアの料金不要解放列車もあるとか。濃い。

実は日光は初めてなんですが、5線もある広大な駅だとは知りませんでした。ちょっと驚かされます。
一番奥に居るのは臨時特急「きりふり」の300系。元1800系の格上げ車。
赤も良いですが、この塗装も悪くないもの。
思えば、1800/300/350系と東武は臨時・増発用の「ワイルドカード」を多数抱えているのがユニーク。他の私鉄ではちょっと考えられない。昔は5700系がその役割であり、旧型ツリカケ特急車が1990年ころまで生き残っても居たのでした。
そして、今度デビウの500系電車はその役目を引き継ぐ由。300/350系の置換え用とのこと。
<続>