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2016年04月22日

【作品紹介】g@ひたひた様の10000系貨車。「門」へのこだわり!(CAD)


 貨車作品も精細化が進んでいる分野ですね。
 特に現代的なコンテナとコンテナ車。作りこんだ貨車は引っ張る機関車も引き立てます。

 さて、現代的な高速コンテナ車のルーツは1966年の10000系貨車として異存はありますまい。
 専用列車前提の固定編成高速貨車というのは1960年代当時、世界にも他例のないものだったと思われます。台車もブレーキも全て特製のもの。機関車も選ぶというエリートたち。その10000系の柱の一つはコンテナ車。
 もう一つは冷蔵列車でした。

 もとから九州〜東京の冷蔵専用列車は鮮度を要する積荷の性格上「特別扱」。蒸機が二軸冷蔵車(レ12000形など)を牽いてた時代から専用列車を組み、旅客急行列車並みのダイヤでぶっ飛ばす。
 その近代化としての10000系冷蔵貨車。

 終始九州〜東京(築地)のみで運用され、国鉄末期の1986年まで使われました。20年の活躍でしたが、冷蔵車という車種の性格と(漏れなど保冷性能低下が許容されない。その上積荷は錆を招く)、走行距離の長さ(毎日 九州〜東京往復!)から十分に活躍したといえるでしょう。後継はコンテナになってしまいましたが。

 車種はレサ10000形とレムフ10000形。足回りをグレードダウンしたレサ5000形式も存在し、こちらは東北〜東京で活躍した由。


 レサ10000。側面総横組の精細なモデリングです。
 国鉄冷蔵車は縦方向のリブが問題になりますが、レール付プレートで表現。リブ数を省略することで、製作も不可能ではなさそうですね。十分に現実性をもつプランでしょう。
 小さめの、そして密閉性が高そうなドアは如何にもな冷蔵車! ダミーのヒンジやドア密閉機構の表現が印象的です。冷蔵車の要点を抑えてる!

 リブのある屋根はスロープとカーブスロープの併用で表現しています。

 妻面の解放テコも泣かせる部分。白い車体の冷蔵車では殊の外目立つ部分でもありました。
 台車は無理せず通常トレイン車輪です。貨車は数が要るのと走行抵抗を少しでも減らすため、足回りは冒険しないほうが良さそうです。


 おそらく誰もが目を留める。「門」の文字。
 言うまでもなく門司鉄道管理局の所属表記。
 漢字をレゴで表現するのは未だ至難ですが、なんとも無駄なく合理的な……そして箱根細工的組み方です。

 こうした表記、止まっていても走っていてもキャッチ効果抜群! でしょう。


 レムフ10000形。車掌室付。言うまでもなく編成の後に付く。

 車掌室部分も精細。トイレ窓が省略されてしまった……とのことですが、云われなければ気がつかない……という感じです。
(コキフの話ですが、使用率は高くはなかったそうです。1970年代当時の貨物列車の車掌……列車掛は機関士同様の区間交代乗務であり、長距離の通し乗務はなかったそうなので) それよりも落とし窓部分の点検口にタイル張った表現が印象的です。

 そして、テールライトは点灯対応。
 車内に電球入れ、デッキには長さ4Lのバーで。光ったら綺麗でしょうね。


 レムフは向きが揃っており、運行方向によっては車掌室が内寄りに繋がってしまう。そのため、両側にテールライトは備わっていました。
 このモデルでは、こちら側のテールライトも点灯対応です。

 東京から九州への回送列車(冷蔵車は産地→消費地への片道輸送です)では、此の車掌室内寄りのレムフが最後尾でしたね。
 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 CADですが、制作上の問題はなさそうです。
 全長は28ポッチであり、フルスケールの世界観にもショートスケールの世界観にも存在できてしまえるのも嬉しいところ(実物は14m全長ですが)。大規模運転会ではきっと取り合いになることでしょう。

 合わせるべき牽引機はもろに「国鉄時代」
 10000系貨車の専用機であったEF66は言うまでもなく。あとはEF65(F形が望ましい)にEF30やEF81 300代。九州入っちゃえばED73/ED75/ED76辺りか。DD51もあったでしょう。
 入換ならDD13にDE10等。無論レサ5000に見立ててば牽引機はより幅広く。

 無論、フィクションとして現代のJR電機との組み合わせだって様になることでしょう。あと1970年代に検討されていた、EF58の高速貨物機転用計画もあり……?

 やはり、運転会では「奪い合い」必須か?

 それから。
 10000系貨車による九州〜東京の貨物、セノハチでは補機……EF59EF61 200 EF67を連結もしていました。何らかの連結器遠隔解放機構を持つ補機で押させたら楽しいだろうな……その意味でも夢と膨らむ題材。
 
 実制作、楽しみです。
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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