
きせのん様の銀座線1000系電車。言わずと知れたレトロモードの最新型。個人的に大好きな電車です。実用通勤電車でポストモダンやっちゃうセンスは大胆とも。
斜めに角度付いている部分、ポチスロ使っています。コスト的にも優しい? 実物同様?トランスブラックくらいの色にすると映えそう。非常口がある程度自己主張しているのも「なるほど!」と思わされました。片寄の貫通路……非常口は営団〜メトロのアイデンティティでもあるのですよね。
車体裾、アンチクライマーも分かってると! 茶色の屋根もまた良し。
側面の完成も楽しみです。良い雰囲気になりそう?
銀座線は1000形/100形の時代、2000形の時代(ある意味一番カオス。1981年1500NNと1933年の1200形が手を繋いでたような編成! 1200形に乗れると嬉しかったなぁ)、01系の時代とそれぞれに良さが有ります。そして2000形や01系の譲渡車もまた楽しい。方南町支線の100形や2000形の2連や3連も……。

Dr.PAISAN(ペイ様)の丸ノ内線500形。前面に回りこんだ帯のデザインに「!」。理想的な爪部品を使いこなしております。
上部標識灯が無くなりスッキリした方向幕周りから、500形後期車と推定。ちなみに編成作るなら300(両運)/400(両運)/500(片運)/900(中間)と混ぜると楽しいです(笑)。開業時は2連でしたのでやたら運転台付きの車も多かったのですね。末期も本線6連でしたが、方南町支線は3連でしたし。
3ポッチ分の横組は整合性が取りにくく難度は高いのですが、側面も含めてうまく使いこなして欲しいところです。意外と窓が大きく、明るい印象はあったんですよあの電車は。
側面というと難度が高そうなのは「白地に銀色の正弦波模様が入った側帯」ですが、白プレート+灰プレート+白プレートのサンドイッチで表現し、模様は1x2プレートとΦ1丸プレートを相互に使うことで代用する、という手が思いつくところ。
あと、タイル表面を出すような組み方前提として、下地に灰色、上に白のグリルタイル貼って銀帯に見せるデザインも考えられましょう。後者は前面との整合性も取れますかも?
思えば、丸ノ内線のイメージとして(いや「地下鉄」のアイコンとして※)営団300/400/500形は偉大な車両でした。デビウは1954年ですので、日本初の新性能車の一つ。デザインも性能もずば抜けた車両。1994年まで活躍し、今もブエノスアイレスで稼働続けてるのはご承知のことと思います。
※:1970年代まで絵本で地下鉄といえば丸ノ内線、地下鉄のおもちゃといえば丸ノ内線だったのです。
ところで、今の02系電車も更新でそれっぽい装飾帯びているのは面白い。いっそ1000系のように車体全部ラッピングしちゃえばと思ったりもするのですが(笑)。
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営団地下鉄(東京地下鉄道/東京メトロ)は車両設計には独自のポリシーがあり、東京地下鉄道最初の1000形に始まり(当時珍しかった「全鋼車」)、丸の内線300形、千代田線6000系……と次々と「名車」を生み出し続ける。日本の地下鉄、いや通勤電車を90年近くリードしつづけてると云っても過言ではない。
そのアイデンティティは今も喪われてはいません。
レゴトレインの題材としても、とても魅力的でありましょう。