もう一つが「2x2パネル横倒し」。後者は隼様の「はまなす」とか、taizoon様の「銀河」。昨年のトワイライトエクスプレス合同制作で用いられました。
今後は後者が主流かな……と思っていたら、この作品です。

トレイン窓使用のオハネ24。しかし、屋根の表現は今風です。
また、金帯の表現もダークタン。ここも今様。
全長は34ポッチ。これも過去に造られてこなかった寸法。意外とバランスは良いのですね

反対側より。
なお、この写真は「はまなす」のオハネ24内で撮影されたもののようです(笑)。
屋根は1x3カーブスロープ大量使用に依るものみたいです。その下にプレート1枚入れることで寝台車らしい屋根の深みを表現。
あぁコストさえが許容されるなら、ベストな表現であることを再認識させられます。あとパーツ小分けにし過ぎると重量の問題が出てきますが。
両方の問題で、あの曲率の3x4カーブスロープが供給されたら、状況は大きく変わってくるのでしょうが……?(3x2は最近出たらしいですが)

実物とご対面。シグフィグ乗車中なのですね!
こういう使い方を想定すると、大きな窓……トレイン窓のメリットを感じさせられたりもします。
さて。バランスに欠くと思いますのでここは2x2パネル横倒し作品も見てみましょう。

http://legotrain.seesaa.net/article/430756659.html
より、隼様のスハネフ14 550番代(元オハネ25)。
屋根は45度スロープの上に2x4カーブスロープ。これならコスト的にギリギリ許容?
さて、どちらが良いか?
簡単には解決しない問題ですが、フルやショートのスケール問題、6幅か7幅か8幅かの幅問題同様、「どちらもあり」が結論でしょうか。
昨年のトワイライト……のような合同制作以外では、個人で編成モノを統一スケール統一規格統一仕様で作れるようになって久しいですから、無理に合わせるより、「作りたいもの(作りやすいもの)がベスト」と。
示唆に富んだ、パイロットモデル?ではあります。