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2016年02月14日

【作品紹介】g@ひたひた様の165系。ちょっと変わった解釈の「レゴスケール」(CAD)

 g@ひたひた様の制作スケールは「6幅 準フルスケール」。フルスケールと云っても40ポッチ全長なのでやや短めですが。
 このスケールは隼氏やsauseiji氏、気分屋氏などとも共通します。
(awazo氏、AP氏はもう少し長めかしら)


 そのg@ひたひた様が珍しくも32ポッチ全長をテストされています。
 お題は165系急行型電車。


 比較の意味で、32ポッチ全長レゴスケールの拙作475系(くろてつ様撮影)
 ちなみにクハ165もクモハ475も車体の割り付けはほぼ共通です。

 拙作では、トレイン窓を使いました。というか、国鉄的な二段電車窓はトレイン窓使うものという固定観念下で生まれたものです。こうすると、窓ピッチは「窓幅3、窓柱1」となります。
 で、g@ひたひた様のこの案、窓幅2、窓柱1という解釈。

 「窓数を減らすことより、全体の縮尺を詰める方向性」
 がデザインのコンセプトのこと。

 どちらが良いかはともかく、一長一短?

 また、オレンジ色というトレイン窓の出てこない色では「クリアブロック1+2」などで半ば強引に窓を作る必要があったわけで、その意味でも「窓幅2、窓柱1」はメリットにもなり得ます。

 但し、全体を詰めるという方向性なら乗務員ドアは1幅に。トイレ窓も1幅のほうがバランスは良いかもしれません。2ポッチ分捻出できますから、これで前位の戸袋窓も再現できるかも……?


 勢いに乗って? 32ポッチシリーズのファミリー展開。
 中間車にグリーン車。

 もしトレイン窓が最初から存在していなかったら、国鉄型的な2段の側窓はこの作りの方が「標準」になっていたかもしれないなぁ……と感じさせられます。32ポッチでありながら、「長さ」を感じさせ、それに由来する凛々しさも伝わってきますので。

 トレイン窓が正義か否か。
 欧州型も含め、解決の付かない問題ですねぇ。まぁそれ以前にデンマークのあの会社はトレイン窓の供給に巫山戯るなというレベルで消極的ですけど。閑話休題。


 モハ164。パンタ側の戸袋?部分は寸法に苦労されたとのこと。戸袋窓無しで広い窓間部分は165系というよりは167系的? 先のクモハ165同様、トイレ窓を1幅にして1ポッチ分捻出すれば戸袋窓が設けられ、自然に165系に見えそうな気もするのですが如何でしょうか。
(或いは最初から167系を目指すのも、あり?)


 サロ165。グリーン車は40ポッチ版同様の窓幅のまま。流石にサロの広幅2連窓を詰めると、印象は別の車両になってしまうでしょう(阪急2800?)。
 
 窓数は4組かそれ以上に拘り。そのために車掌室を割愛。ただ、やはりトイレ窓を1幅詰めると車掌室窓を1幅で入れられそうではありますね。
(なお、拙作のサロ455では窓数3組です。その代わりサロらしい広窓に拘ってますが。トレードオフ)

 以上、飽くまで実験的モデルとのこと。実制作の予定はないのでしょうが、制作の参考になるものではあります。


 余話として? ショーティタイプ。2軸。
 レゴトレインの世界で意外とショーティが広まらないのは、小さくてもいっちょ前に車輪や連結器といった割高なパーツを浪費しやがるから……。
 その意味では、フルスケールよりも贅沢な趣味なのかもしれません。

 1ドアへのアレンジも含め悪くはないのですが、先の改善点であるトイレ窓や乗務員室ドア幅を更に詰めると、ショーティとしての完成度が上がってきそうです。

 鉄道模型の世界でのショーティ。目指すべきはBトレよりも寧ろ、昔のHOや三線式ゲージなのでしょうね。その意味では薬師山氏の「EF58+青大将」はOゲージの雰囲気そのものでした。また、先日記事にしたばかりのdelayice氏のEF510もマスコット的ショーティに成功されていましょう。


 結論?
 最上段はg@ひたひた様元来のスケールである40ポッチ全長版。窓幅は3 窓柱1でトレイン窓互換の窓寸法。無論トレイン窓に頼らず製作可能。

 既に方向性が定まっているのなら、どのスケールで作るか、意外と迷わないもの。
 ただ、こうして固定観念を外し、「再確認」してみるのも必要なことでしょう。以外なものが見えてくるかも知れませんし、新しい創作に繋がり得るのですから。

 ところで。
 特急電車などの側窓を2x2パネル横組か、2x3パネル横組か……というのも結論の出ない問題ですよね(笑)。
 隼氏の14系座席は準フルスケールでも前者で窓数優先。
 拙作の151系などではショートなレゴスケールでも後者。窓の形状優先だったりしますので。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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