本当ならもう少し2両ほど客車欲しいところですが(……スハ44とマイ38辺りを)、それが出来ない理由が此奴らの製作予定があるためです。大好きな電車なので。

南海11001形。後世の1001形。
1954年から製造され、1972年に昇圧と機器更新で1001形に改造。1987年まで活躍した南海電鉄(南海本線)の電車。京福福井への譲渡車もえちぜん鉄道への移行時に廃車。
高野線の類似車のほうは譲渡先で未だ健在ですが(大井川・一畑)、あちらは全長が短く印象がまるで違います。
20mという国電同様のロングボディ。転換クロス(京福も含め、最後まで転換クロスを維持)に合わせた小さな窓。
初期車は貫通型。そして後期車は前面2枚窓の湘南フェイス。
そして、纏っているのは「青大将」同様の灰緑色。
緑灰。レゴ社が意固地に広範に採用してくれない色ゆえに、貴重な手持ち資源を分け合うように使わねばならない苦しさ。手持ち品は10ン年前にハリポタ安売りでパーツ取りに買ったものさえ含まれてる由。非常にコスト的に苦しい。 無論買うと高い。
無論、手持ちパーツの価値がブリリン的に上がるのは嬉しくもなんともない!
寧ろ、大量供給で暴落することを願ってます。
(殆どのレア色レアパーツに関してそう思ってますが)
愚痴は兎も角。試作品画像です。

湘南顔の後期型。取り敢えず全長分をテスト制作。
これでもって合理的なパーツ配分を考え出し、不足パーツも割り出す。「新規購入」は極力控え目に。
湘南顔の表現そのものは定着していますが、苦しいのは灰緑も濃緑もクリップ系やヒンジ系が皆無なこと(あっても高いでしょうが……)、それ故、前面上半も下半も内部で別色のクリップ介して固定。やや苦しかったのですが、これで色の制限なくこの程度の造形はできることが立証された由。

確かエースくんのアイディアだったと思うのですが、角形標識灯(1950-70年代の私鉄電車にやたら多い)はΦ1丸タイルを横に使うと雰囲気が出るもの。
Φ1丸プレートや1x1プレートだと「なんか違う」でしたから。


初期の貫通型。実物は微妙な丸みの付いた形状ですが、3面折妻に割り切る。
南海は常時貫通幌を両側につけっぱなしだったらしいので、幌でごまかすことが出来る分造形上は有利かも。
側面では雨樋がネック(コスト的に)。ここは奮発して1x2レール付プレートを2両分購入した由。
最終的には湘南x2と貫通x2を造り、くっつけたり組み替えたりして遊びたいところ。
実物は最大で6連組んでましたが、流石に諦めざるを得ないのですね。
レゴ社さん。灰緑たっぷりのセット出して下さい……。
いや、過去に幾つかありますけど、「自由の女神」「グリーングロッサー」「幽霊屋敷」全部高額プレミア限定品ばかりじゃないですか。
え、手持ちの「幽霊屋敷(未開封)」潰せって? んー、それは嫌だ(笑)。