懸垂式なかなか実物を拝見する機会がないまま10年。
レールはゴムチューブ使用。
車両は綺麗に4幅に収まるコンパクト
そして、マイクロモータでコンパクトに、スタイリッシュに収められた動力部!
その作品に、先のサクラグ横浜オフで観ることが叶いました。

さて。「伝説」から現在までの10余年の間、跨座式、懸垂式ともにモノレール作品の傑作が内外で多々生まれています。そして多くは「実用」の域に(跨座式の「ひだか式」はその最たるものでしょう)。
特に今回は、ひだか式とのコラボ。
しかし、今の目で観ても全く古く見えません。

モノレール2種に地上の鉄道や道路。実に絵になる情景。
このモノレールは軌道も走行系も実に「美しい」。
動力系をコンパクトに収めているがゆえの線の細さが好ましいのです。
良い意味で大仰な支持柱もかっこ良い構造物です。
色が偶然か合わせてか、ひだか氏のモノレールと揃う。昔の(大昔の)レゴの文脈では青は灰色の見立てでも有りましたから、この配色に違和感は無いのですね。
(というか、鋼製の構築部でしたら青に塗装されてる設定もありでしょう。懸垂式はランゲン式もサフェージュ式も構造物の殆どが鋼製ですし)

編成。左が付随車で右が動力車。電源は昔の9v電池box。9vケーブルが逆転スイッチから各台車のマイクロモータに伸びています。

写真がイマイチで恐縮。マイクロモーター側。モーターが小さいとここまで出来る。

反対側。

上から。
さて、この美形のモノレールシステムなのですが、マイクロモータの特性に影響されるのが欠点でもあります(そもそもマイクロモータは製造中止久しいこと。また、故障しやすいという致命的欠点もあります)。
極めて低速なのはよいとして、走行性能はぎりぎりという感じでしょうか。
今回走行デモを見せていただきましたが、よくぞマイクロモーターでここまで走る! という驚きでは有りました。ここまでシステム詰められたと。その意味では「伝説」に相応しい作品です。
コンパクトさからくる美しさと、システムのシンプルさ。
願わくば、うだ様のモノレールとより力のあるモーターとの出会いが有りますように……。PF-Mサイズモーターを車体内蔵して、ベルトなどで車外上方に動力を伝達……という現状でできる解決策を思いつきはしましたが、可能や否や。
伝説は、新たな可能性を拓くかもしれません。


