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2015年11月07日

【鉄道作品 日本形】EF58(三代目)とマイテ39 夢への第一歩。

 EF58牽引で、機関車も客車も灰緑色で揃っていた「青大将」時代の「つばめ」「はと」は憧れてる方も多いでしょう。実物の運行期間は1956年11月から、1960年秋までのわずか4年ではあったのですが、あらゆる意味で例外的な存在は多くの方の記憶に残り、そして若い世代にも模型など通して知られるところです。
(1980年、かなり早い時期にNゲージ模型にもなっています)

 長年計画を暖めつつ。しかし、レゴでの再現はショーティバージョンで薬師山様に先を越されてしまいました(笑)。でも、あこがれに先着順なんて有りません。

 11月7日のサクラグ横浜オフ会(半非公開)向けに制作してみた由。いや新作無しでオフ会って未だ耐えられませんし。


 先ずは、EF58のリメイクより。この題材、3度目のトライになります。

 初代:2007年
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=269858
 二代目(初代の改造):2012年
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=499734

 先の2度は青塗装の大窓機モチーフ。
 今回は言うまでもなく青大将。特定番号機ではありませんが「大窓で庇無し」の57号機あたりは意識しています。悪い癖? 特定車号病……。

 車体は2代目を元に、最小限の寸法変更で済ませ、前面表現を今様のものに改める。センターピラーの表現に、ポチスロによる上下の隙間埋めなど。
 先日の鉄道博物館での実物見学より、運転台の位置は思ってたよりもずっと高い位置にあったこと……は多少なりとも意識しました。また、側窓サイズも意外と大きなものであったことも。


 先に触れたくなるのは足回り。
 これまでは2C+C2の足回りを、2B-B-B2 と解釈して表現。真ん中のB部分が言うまでもなくトレインモーター。言うまでもなく妥協の産物。
(全長はぎりぎりまで詰めて、客車との整合性を出さなければなりません。レゴスケールなりの悩み)

 しかし、後日欧州系のC-C車軸配置の機関車の再現のために生み出したダミー中間軸をトレインモーターに固定する手法を生み出し、またそのための台車枠制作も慣れてきた。
 今回は晴れて「2C+C2」ではこそないものの、「2+A1A-A1A+2」という足回りに出来た由! A1Aがトレインモーター。というわけで牽引力を狙った2M仕様機です。

 仮に9v仕様(片方9vモーター、もう片方はRCトレイン用モータ)で落成させていますが、本命としてはPF仕様への改装を狙っています。無論車内に空間は用意済。

 心皿位置はトレインモーター元来の位置ではなく、丸ブロック2x2の箇所のシャフトペグになります。カーブでの見栄えを考えると、心皿位置が内側寄りだとオーバーハングが大きく振られ「みっともない」と。

 台車枠はプレートとバーで構成。それをバーでトレインモーターに取り付ける。
 動力台車と先台車はシンプルにボールジョイントに寄る連結。実は「2代目」では動力系が走行中分解するトラブルも少なくはなかったため、多少なりとも強度に気を使いたかったのでした。
 
 なお、先台車は浮きががりによる脱線が皆無ではなかったため(S字カーブで)、車体との隙間にタイルを追加、車体重量が僅かにでも掛かるようにしてトラブル解消。
 催しの後半での運行は、走らせたまま離席できるほどに安定したものでした。

 この足回りは成功です。
 旧型電気機関車全般に使っていけると確信! その意味でも夢が広がると。


 サイドビュウ。足回りの構造が分かりましょうか?
 車輪径が同じでも、先台車と動力台車では雰囲気を区別したいものです。

 エアタンクは「青大将」ではなんと車体と同色の目立つもの。実物同様の車体装荷も考えたものの、今回は台車装荷に。


 側窓は「コレしか選択がない」のが事実です。この色の機関車ですと。
 ただ、上下方向は1プレート小さくすることも考えていますが。色をトランスブラックにするのも有りや無しや?

 サイドグリル、ここは緑灰のグリルブロックがない以上一筋縄には行かない。思い切って旧濃灰のグリルブロックで割りきってしまいました。予想以上に違和感がありません! グリルブロックがない色やあっても高価な色の代用、捗ることでしょう。
(sato様のアイディアです。感謝!)

 屋根は隙間埋めの関係で奇数長さになったため、ここは思い切って前後非対称にしてみました。実物もSG配置の関係で屋根部が前後対称で無いですし。
 パンタは迷った挙句、旧ヒンジパーツによる簡易再現に。ここは直すかも。


 「試運転」的な列車を牽いて。客車は未だマイテ39しかできていないため、1両は「そこらに転がってたの」で代用です。時代考証が合いませんけども。

 前面の左右窓柱はポチスロを使い、ちょっと絞られた形状を意識してみましたがこの角度では効果てきめん。多少なりともスマートに見える?

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 機関車を延べ9時間で造ったあと、ぎりぎりの時間で頑張ってみたのが1等展望車。

 マイテ39は1949年、特急復活時に戦前の展望車の中で状態のよく、かつ進駐軍に接収されてなかった車を整備(冷房及びリクライニングシート)したもの。1930年代の製造故にダブルルーフの古典的な車で、軽量客車が編成の大半を占める末期の「青大将」では目立ってました。




 モチーフはマイテ39 21号。1/11/21とインテリアが違うマイテ39形の中で、21号はアールデコの装飾が特徴。保存されなかったのは残念ですが……桃山式の11号と比較されると致し方なし(……と、先日マイテ39 11号をみて思ったのでした)。

 マイテ39 21の特徴はダブルルーフ天窓が「抜けていた」ことでした。模型的には見栄えする部分です。

 窓配置。展望室部分の大窓が2個-2個と4つ並んだ部分は国鉄展望車の肝といえる部分なので妥協したくはない! 幸いにも全長のバランス崩さす再現できました。

 シルヘッダーは先にスハ44でテスト済の旧濃灰による代用
 車体を灰色系に見立てれば、濃紺表現って事にもなりはします。どう見えるかは兎も角、製作者は満足してます。

 台車は言うまでもなく3軸ボギー。とはいえ車輪部品を3個並べただけの手抜きですが(笑) 他に再現のしようがないですよね?


 ダブルルーフの表現は、素朴といえば素朴かもしれません。ポチスロもカーブスロープもなかった2003-4年頃の表現技法そのままですので(苦笑)。気に入ってる表現ではありますが。

 インテリアも現状では未装備。作りがいはありそうなお題ですけども。

 端部窓は横組でガラス面の大きなものを採用。側窓と繋がってなかなかのクリスタル感
 露台の屋根カーブは都合の良い?ホイールアーチがあったので使ってみました。実物より派手な印象ですがこれはありか。


 やはり今回の試運転的列車。緑灰って光線によって雰囲気の変わる、不思議な色です。青大将を表現するための色だろ! と言いたいほどにピッタリの色なのですが、お世辞にも供給は良いとはいえず。
 レゴにはVWマイクロバスやミニクーパーの様な大きめの車のシリーズが有りますので、この色のシトロエンDSでも出してくれたら……と思い続けてはいるのですけども(苦笑)。

 客車は来週の「立命学祭鉄研展示」向けに、あと2-3両を頑張ってみるつもりです。スロ60、マシ35、スハニ35……。資材はなんとか確保済!
 
 憧れへの道筋、概ね出来上がってきました。もうちょっと。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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