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2015年09月22日

【作品紹介】awazo様のキハ03 レールバス。華奢さに味?

 意外とレゴトレインで作られてこなかった題材が「レールバス」かも知れません。

 日本でのレールバスに関しては何度か波があり。昭和初期と昭和30年頃と昭和60年ころ。その昭和30年ころのムーブメントの代表車が国鉄キハ01・02・03形。期待され、それなりに量産されたのですが。

 当時はまだそれなりに輸送量があって、超小型車では破綻してたこと。
(連結運転やトレーラの牽引ができなかったのは致命傷に)
 それ以前に車体強度が余りに脆弱でバス程度の寿命しか持ち得なかったことが短命の理由。昭和40年ころには早々姿を消しています。
 ただ、同じ時代の南部縦貫鉄道のキハ101・102は路線状況から奇跡的に長生きして、三度目のムーブメントに橋渡しを行いましたが。

 なお、Le-carに代表される三度目の正直もならなかったのはみなさんもご存知でしょう。
 昭和の末にモダンなレールバス導入した三セク鉄道なども結局は頑丈で大型の後継車種に置き換えています。
 
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(撮影は先日のレゴ八タウンにて)
 キハ03は国鉄レールバスの中でも北海道向けにいくらか防寒対策を行った車でした。しかし車体構造……ではなく床下のエンジン保温が防寒の中心だった模様。

 awazo様の作品は床下エンジンカバーが再現。
 車内にはPF機器一式が収まる。その上で実物の華奢な低車高を再現しています。

 動力はPFトレインモータ。片方の軸のみを使用して、元来のホイルベースの外に付随軸を新設。1軸駆動ですが、この車両の運用される状況的に問題にはならないでしょう。
 やや気がかりなのはホイルベースの長さゆえの走行抵抗の大きさかもしれませんが、、ソレゆえの不調があってもなんとも許せそうな題材ではあります(笑)。


 前面はこれでも湘南顔2枚窓。傾斜角も後退角もともにバッチリ決まっています。
 屋根はタイルやカーブスロープなどでスマートに……と思わなくもないですが、ポッチ出しの表現もこれはこれであり……かもしれません。

 実物では側窓は凄くピラーの細ーいバス窓ですが、ここはクリアブロック2段の割切。しかし、殆ど窓柱が見えないところが実車の華奢さの表現になっているのがなんとも。他に適切表現がちょっと思いつきません。
 
 昭和30年代のレールバスの難度を徒にあげてたのはバス窓かもしれなかったので、この割切は南部縦貫鉄道キハ101やら羽幌炭礦鉄道キハ10への途も拓きますか? ナローなら簡易軌道な連中も……。


 これはawazo様の撮影。同氏のキハ22と。
 サイズ差(特に車高)が興味深いというか、並ぶとこんな感じだったとか。

 フルサイズかつ徹底した北海道向け重装備の傑作キハ22が増備されると、キハ03は追いやられていったようです。

 ※:平常時は優れた乗り心地。ラッシュ時には詰め込みも効く。連結運転もできる。余談ですが2軸レールバスの乗り心地はお世辞にも褒められたものじゃないというか、ワイルドで逆にアトラクション的楽しさがあるシロモノでした(南部縦貫鉄道で体験)。通勤通学で毎日乗るのは……ちょっと勘弁と。


 実物では不遇のレールバスですが、模型的には魅力的な題材であるのは言うまでもありません。各世代・時代のプロトタイプも個性派揃い。 今ならネットで資料も容易に見つかる!
 盛り上げること期待しています。

posted by 関山 at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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