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これでJAM二日目(8月22日 土曜日)のレポート完了です!
いや、長かった重かった。もうすぐ3週間が経つのですか。
いろいろ反省点も後悔もあります。でも、その場なりのベストは尽くした尽くせたような気も。
あと、記録は大事です。
当日は刺激とドタバタ多すぎて、意外とモノを覚えてない。大量の写真とタイムスタンプから思い出せることもまた多いのでした。

モノレール島。ここだけで普段のオフ会なら「大規模展示運転」になってしまうんですよね。

ryokuchakuma様の東独国鉄VT19。あっさりと。そして特徴を捉える。
いつか、これをベースに大人気なく作りこんでみたくなる題材です。
ディーゼル特急に関しては、戦前ドイツの流れがあって、戦後は東西で別の流れになり今は再度融合した感じ……でいいのかしらん。
(今のドイツの車両産業は、東側の流れも再統合してる……と見て良いのかしら)

本島に戻り。この日は合同制作トワイライトエクスプレスが10両編成に。限りなくフル編成に近い!
どうでもいいのですが、これ、レイアウトの短辺です。
規模の大きさ、おわかり頂けますでしょうか?

「北海道の鉄道」テーマへ。
LIME様の721系が登場。群馬に続いて二度目の関東デビウでもあります。
どうでもいいですけど(苦笑)、この背景だとものすごく「北海道人民共和国」的雰囲気? 冗談抜きで711系電車は日本で一番「エレクトリーチカ」な国電だという見解をある海外鉄の方と出したことが(笑)。

札幌付近の複々線の雰囲気で。コミュニスト・グリーンな寝台特急とエレクトリーチカもとい近郊電車の並走。721系はエレクトリーチカと言うのは豪華な電車ですが。
DD51は塗替過渡期の新旧混ざった重連!

宗谷本線急行の3代。左から14系。キハ400系。キハ183。
キハ400系はawazo様のかなり以前の作品ですが、今も通じる作り込み。よくみるとこころどころがアップデートされています。キハ40系改造の急行気動車が寝台客車挟んだ編成は画期的でした。
14系座席車は1984-1989年ころ。それまでの気動車を客車置き換えで近代化という前代未聞のできごと。ただし日本以外では気動車や電車を標準型客車で置き換えというのは寧ろよくあることなのですが。
キハ183の「利尻」は臨時列車として10年ほど前までは運行された由。

「北海道」テーマの揃い踏み。
キハ183 キハ400 721系 トワイラ。
帝政ロシア時代の巡洋艦は……鹵獲して保存されてるのでしょう。小樽あたりに(強引)。

そんな思いで見ると、無理なく街並みも札樽函……のごちゃまぜに見えてきませんか(無茶)。運河とか洋館とか。
運河渡って行くのはノースレインボーエクスプレスの変則編成。


トワイラのサイドビュウ。
このアングルで見ると、あの巨大な
スターリンゴチックの駅舎が妙に小さく見える……。それだけ広かったのです。設置面積が。

DD51でも、Tomy様の8幅モデルが登場。帯色はガチに「金」。
牽いてるのはbikkubo様のシキ610の特大貨物列車。スケールが揃ってます。

DD51の作品同士、サイズ比較になりましょうか?
それぞれに違った良さ、バランスが有ります。

北海道の鉄道……ということで急遽出演の札幌市電A830形。拙作。
製作時はこの色しか選択できませんでしたが、今の目で見ると別の選択肢があるかもしれません(ダークタンとか、オリーブグリーンとか使いたくなります。昔の札幌市電の標準色は)

運河を渡る姿が様になる、クリスタルエクスプレス。
レゴスケール(ショートスケール)派ではありますけど、隼氏の40ポッチ全長というのは絶妙なバランスに感じることもある由。フルとショートのイイトコどりなんですよね。でも改宗はしない(笑)。

そしてフルスケール! awazo様の「夢空間北斗星」。これも日本のレゴ趣味史に記録されるべき作品と言えるでしょう。自分もこの作品を見て、この道に入ってきたのですから!

欧州型、再び。
レイアウトの広さが伝わるアングルで。
最内側の5-6線は元来想定の路面電車用です。最外側の1-2線は高速列車用。

東独のディーゼル特急と、ソ連のエクノアクランの組み合わせは至上な味。
東側メカの魅力、もっと認知されるべき!

しかし。かつての東独も、今はICE網に「占領」されちゃったのかしら(笑)。
そういえば、ICE3は妙に東側輸出にも強いですよね(苦笑)。

mazta-k様のICEも2両増結の8両化で、より迫力を増した感が。
未だフルじゃないけど、フル編成への編成の誘惑、伝わってきます。

フランス アルストム産トラムと、独 ジーメンス産トラムの共演!
アイン様のホテルも良い雰囲気出しています。

「スターリンゴチック」を見下ろして撮影。
カメラを高く持ち上げて。通常のビューポイントと違うのでちょっと新鮮。
ホームには特急気動車と近郊電車。そこをトラムがうねうねと本線に侵入してくる。
向こうのヤードには留置中のワゴンリが見える。
はるか向こうには広大な留置線群。そして別方向へのターミナル駅も見えてくる。

行き交うICE。

港湾地帯も似合います。
大カーブも見せ場になってる。

勢いに乗って再度登場、TEE VT11.5(写真に写ってるのはVT602)。狙いはVT19との共演。
ちなみにVT602(VT11.5の改造車)は、奥に見えるAPT-Eとともに1970年代のガスタービンブームの産物だったり(日本だとキハ391が同時代)。改造の結果寿命を大幅に縮めたのは不幸でした……。

TEEとICE ドイツ一色! こうなると103の曳く客車TEEとかICも欲しくなりますよね?V200の曳くD-zugとかも。

欧州のターミナル駅は意外とアプローチ部分は急カーブが少なくない。
そんな雰囲気で。
3複線ともなると線路のボリューム感も凄いのです。

mazta-k様のタウルスの曳くワゴンリ。今の観光列車にありそうな雰囲気で。
mazta-k様は現代題材が特異ですので、誰かが古典題材にハマったところでバランスは取れてるわけです(笑)。蒸機とか復活させませんと……そろそろ。

今度は自動車輸送列車を。きせのん様のク5000は相当な重量があり走行抵抗も大きいのですが……タウルスの怪力はこの編成を曳いてしまいました。
線路脇の電気配線が生々しいアクセサリに。これはこれでありの風景。

自動車運搬貨車は日欧で形状差異が少ない。欧州型でも通じる雰囲気。
きせのん様の作品は外見優先で、手すりなどの精細さがやはり魅力的なのですね。走行抵抗の大きさは車輪を通常トレイン車輪に変えるだけでかなり変わってくると思いますが(車高は1プレート上がりますけども)。

沢山の自動車。街の中に。輸送中のものと。
運河の細いところにはゴンドラも。

フリーテーマでこの日の締め。
拙作の151系をこの駅に合わせるとちょっと東側風情に。151系……に似た東側の電車はER200(ソ連)とか主体号(北朝鮮)とか。あのへんもいつかは作りたいです。まっとうな鉄道模型メーカーからは出ないでしょうし(爆)。

KRSAKR様のナローゲージのバテロコ+ナベトロ。
ナローは活躍の場所を作るのが難しくて申し訳ない感じが続いてます……。
(標準レールを使ったラージスケールのナローというジャンルがもっと広まると良いのですが……。ミニフィグスケールではなくホームメーカーフィグスケール位での)
公式のナロー規格(4幅レール)とともに、今後の課題です。
作品増えればナロー島は行いたいのですが。JAM自体ではナローゲージの勢力も大きいですしね。
作品のクオリティは極めて高い。バテロコはPF一式を小さく収める。ナベトロも造形が美しい。昔の4.5v青レール時代のレゴ貨車的雰囲気を、今の部品と工法で作ったという感じでもあります。

意外とこの組み合わせができなかった。トワイラを曳くEF81トワ釜。薬師山様作品。
「緑一色」はやっぱり綺麗です。1年前までが普通の列車であったことが信じられません……あぁ失ったものは大きかった。

これからも大事に守っていきたいもの。サンライズ。
しょうたいむ様の作品、PF自作動力でゆったり静々と。PFトレインモーターを複数基つかって(編成辺り4M程度)の運行は可能かしら……? このサイズの作品にスピードも加われば鬼に金棒なのですが……。
借景になるのはプラレールタワーならぬ、プラレールウォール!
人の背より高いプラレールが延々と連なる……。

モノレール島へ。パノラマカーとモノレールの並走は「犬山」を思い出せます。犬山のアルヴェグ式、かなり後世まで現役だったんですよね。
このTN-FACTORY様のパノラマカー。クオリティ面で今に至るまで孤高の作品。

孤高を破るか? dyson様の3900系AL車。この車も犬山とモノレールと並走した仲間なのです。
モノレールと通常鉄道の絡みは撮りにくかったのですがこのアングルはもっと極めておけばよかったと後悔しています。プラレールウォールも最高な背景に!
「この」ベストショットが得られたからこれで満足すべきかもしれませんけども。

複数編成が稼働し、駅があってコンビニがあって……。ひだか式モノレールも今回は「通常の電車」の仲間入りした感が強い。
この一体感、より強めていきたいですね。
<より賑やかなフィナーレ。3日目に続きます!>
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