先にも記しましたが、この日の開場前に運河のトラス橋を何とか見られる状態に仕立てた由。少しは撮影ポイントが広がったのでした。
SATO様の8幅 濃緑EF81がレール搭載チキ工臨を牽いていく。
アブローラの配置も前日と少し変えた由です。
全体の様子。運河部分は当初の予定を超えて、船で賑やかになりました。
今回は皆様の船舶作品にも支えていただいたことを再認識させられます。
エース君父子がいらしたので、早速最内側の2線は近鉄祭りに。特急8連は大迫力。
エース君の新作、近鉄3000系ステンレス車。
特徴的な姿の再現度が高い。
ryokuchakuma様の、フランス型の路面電車。なんと7車体連接!
3+4に分割可能なので、取り扱いは見た目よりは良好……なようでした。
5車体連接は広電5000で実現していますが、7車体連接は画期的です。
モノレール島より。mazta-k様のスカイライナー。ひだか様のモノレールと都市的な並びを決める!
本島戻って。9vでの3複線って二年目ですが、「無茶やってるなぁ」って思い出されます。ロシア的情景に日本型の組み合わせも悪い意味での違和感はなく(無いですよね?)ほっと落ち着く。
エース君の近鉄一般車。4+2のような長編成も余裕で可能なのがJAMの出展規模。
隼様のDD51JR北仕様の重連が、合同制作のトワイライトエクスプレスを牽引。
背後にはスターリンゴチック。
よくネタにされる「北海道人民共和国」的な雰囲気と記そうかと思いましたが、その状況で青函トンネルもトワイラもあるわけないよな(笑)。
とりあえず、ローアングルでの流し撮りは素敵です。成功率低いですけど(笑)。
アイン様の103系。日本の通勤形って水辺をゆく姿が似合うものです。鶴見線であったり、(昔の)桜島線であったりそんな状況が浮かんでくる。運河沿いをガタゴトと。
なし様のED79 8幅の重連。
8幅の重連のスケール感・パワー感は周囲を圧倒する力強さ。
港湾の風景が、また可動橋のメカニカルな感じと絶妙な調和!
薬師山氏いわく「列車を止めてまで行う大胆な演出」。 可動橋を上げたところ。1日5-6回程度の上げ下げを行いました。テーマ切り替えの時の運行本数減ってる時間を狙って行っています。
中央通からスターリンゴチックを見上げる都市計画もわかりましょう(図面通りに行かず、かなり現場調整を行った由ですが……)。
隼様の力作。アブローラ。
この艦をお願いして良かったです。シンボルになる、美しくて強い船ですから。
思えばサイズやスケールも「ベスト」でした。コレより大きいと世界を支配しちゃいそうですし(もとい、景観の調和を見だしそうですし)、小さいと迫力も無いでしょうから
懐かしの警察船をタグボートに見立てて。
狙った雰囲気がかなった瞬間でもありました。
車両展示島にて。国鉄蒸機は意外と作品集まらず……? 拙作のC55は目立たせていただいた由です。
なお、扇形庫にディーゼル機関車ばかり並んでる情景も好きだったりします。
なんであれ、この規模が日本でも実現したことは感慨深いですね。相当な面積を食うので、それこそJAMか立命学祭じゃないと展開できないのですが……。
薬師山様の秘作。EF58……EB58青大将。
積極的に挑まれてきた「ショーティ」。レゴトレインにおける積極的な「ショーティ」の可能性を拓いてくれた作品と思うのです。なお、EF58としても前面表現はかつて無いクオリティ。
McMug様の初代AEスカイライナー。自分の世代的にはスカイライナーとかAE形というとこちらのほうが思い出されたりします(笑)。
茶+クリームの色は上品。
「私鉄」テーマで、拙作の小田急ロマンスカーも。足回り面倒なVSEもなんとか脱線なく乗り切りました。
NSEも撮ったはずなのですが、これは続編で。
「北海道」テーマ。
「宮殿」の前を行き交うキハ82とキハ183ノースレインボーエクスプレス。
運河にはエクノアクラン。
「欧州形」に戻って。アーチホームに並ぶ、東西ドイツの代表列車。
手前がryokuchakuma様の新作、DR(東独国鉄)のVT19形。西側への乗り入れもありました。奥が拙作VT601(VT11.5)。思えば9年前の作ですが……未だウチの看板特急なのです(笑)。実物の名車っぷりに助けられてるのかも。修正やリメイクも考えたりするんですが下手にやるとダメですよね?
VT601のTEEと並走する、タウルス牽引のワゴンリ。ドイツ国鉄(ドイツ鉄道)の車ってやはり鉄道模型の王道って感じがします。
最後のフリーテーマは日本形メインに戻る。
ここでインパクト著したのが、きせのん様の新作、EF81 300番代。
銀色電機という格好良さ。フルスケールゆえの側面のバランス感が秀逸でもあります。サイドのルーバーはこれくらい間が開いてないとEF81らしく見えないのかなぁ……?
ブルートレイン牽引も当然似合います。銀色電機の曳く「九州特急」は、北海道筋とは違う魅力に満ちる!
今思えば、AWAZO氏のフルスケール客車との組み合わせも拝んでみたかったですね。
車両展示島でのお遊び。
「スピードチャンピオン」in JNR。
奥の151系は高速度試験での最高速度163km/h。
手前の架線試験車クモヤ93000(awazo氏作品)は試験最高速度175km/h。
方や、軽量車体+小型モータの組み合わせでの高速化。100kwx4しか無かった151系の性能で高速狙ったのはあの時代ならでは……。
方や、重量車体に大型モータ(158kwx4)を力技でぶん回す。あの時代にしても無茶な試験だった由。
1960年代前半。新幹線開業ちょっと前のお話。
同じ時代の高速電車。名鉄7000系。TN-Factory様のかなり前の作品なのですが、仕上げ・クオリティが今も周囲をリードする究極的な作品です。
鶴見線の旅客扱いしてたところには過去にも可動橋はありませんでしたが、何故か南武支線の205系(ルビー様作品)は妙に海べり、そして可動橋が似合うのです。
(昔の)桜島線のイメージも被るのかもしれません。
調整に手間取っていたようでしたが、しょうたいむ(オリエントP)様の285系サンライズエクスプレス。この日の締めを飾った由。
自由形585系のうち1編成の外装を臨時に変更したものですが、こちらの色・造形もまた魅力的に過ぎるものです。
PF-XLモータ2基でしずしずと走ってゆく。
究極の一つ……と申そうかと思いましたが、この世界は「いろいろな方向」の究極があり、一つになど決められない。
「ものすごい」作品に溢れてるこの世界、素晴らしいと思えるのでした。
<勿論、「続」!>
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