秋田0620→東能代0717 奥羽本線普通 701系3連
東能代0737→川部1153 五能線普通 キハ48x2+キハ40
川部1157→青森1233 奥羽本線普通 701系3連
青森1531→川部1608 奥羽本線普通 701系3連
川部1622→秋田2041 五能線「リゾートしらかみ」4連ブナ編成
秋田2045→酒田2228 羽越線普通 701系 2連
酒田2232→鶴岡2308 羽越線普通 キハ47x2
6時から23時までたっぷり乗ってます。東北秋田エリア内だけなのに。
青森では3時間取り、八甲田丸の見学してきた由です。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆

午前中に4時間あまり乗った五能線普通列車。
通学の高校生で混んでたのは東能代→能代の1駅間のみで拍子抜け。
あとはゆったり まったり。

五能線らしい海沿い区間は全体の半分くらいでしょうか。飽きるかと思ったらそんなことはなく適度なボリュームという感じ。変化には富んでます。
今回は五能線を行きは普通、帰りはリゾート列車で乗り比べとなったのですが……結論は普通でもいいや。窓が開けられるのもこの季節にはメリットですし。

川部で本線に復帰。新青森にて。北からの使者。きたのかほり。
これももうじき見られなくなるわけですが。

良い写真ではありませんけど、「八甲田丸」見学。
青函連絡船津軽丸型は現役当時に「羊蹄丸」乗ってるので、これまでこの種の見学は行く気がしなかったのですが今回思い切って。
結論から言えば、行って良かったです。
普通船室や食堂やサロンが残ってないのは残念ですけども…。グリーン船室や寝台は一部残ってる。グリーン指定席のシートは感動的な良さ!
ただ、過剰な演出はやや古臭い感じ。もっと淡々と見せてくれたらなぁ。
(先日訪問した、再公開後の「氷川丸」があっさりした見学コースで好感持ったところだったので)

無論現役時には見ることはできない車両甲板や機関室には大満足。
で、主機関は川崎マンの1600馬力V型を8機搭載とありますが…見れば見るほどディーゼル機関車のエンジンにしか見えないのです。サイズ的にも。
つまり津軽丸型はDF40やDF50 500番代の姉妹説を唱えたくなってしまう。どちらも川崎マンの1200馬力V型でしたから。
ちなみに、あのへんのディーゼル機関車のエンジンは元来は船舶用のはず。
あと比較は不適切ですが、超巨大な主機1機の氷川丸とはえらいちがいで、ディーゼル船でも違うものだと。

帰りはリゾートしらかみ6号で。ブナ編成。
予想通り空いてました。理由はいろいろ考えましたが後日 本レポで。
空いてるおかげで、コンパートメントは1人で占領。これで料金320円しか払ってないのは申し訳ないレベル。窓の大きさも想定外!
天気は優れなかったものの、車両の良さで全ては挽回できたという感じ。
行きの普通とどっちが良かったか。どっちも良いとしか答えられません。

リゾートしらかみ5号の青池編成(左)とすれ違い。こちらはそこそこ混んでる印象。
さて余談。青森〜秋田間は奥羽本線は特急「つがる」が5往復。
五能線に快速「リゾートしらかみ」が3往復。どちらも4両編成。
優等列車の本数比では、後者、いい勝負してませんか?
五能線はひなびたローカル線ではありません。たぶん。これも「リゾートしらかみ」効果なのでしょう。だからこそブナ編成も新型への置換え話が出てるわけで。

豪華な?ディナー。青森で買ってきた弁当と酒。
海鮮萬両玉手箱1200円也……は良い酒の肴になりました。駅弁は直感で選ぶと外れがない感じ。これ旨そう、と。

リゾートしらかみの夢の様な4時間余のあとは、現実に戻って701系で秋田→酒田の移動。でも701系に乗んなきゃいけないのもこれで最後! というか快適に過ごすコツみたいなのが身についてきた感じ。お行儀の良い方法ではありませんけども。
写真は酒田に着く直前。22時28分。
この田舎の終列車オーラが堪らなく大好き。で これでも今日の最終ランナーではないと。あと1本。

22時半というのは東北ではガチ深夜。
ここで左の電車から、右の気動車に乗り換え。鼠ヶ関ゆきの最終。これに乗って鶴岡まで。鶴岡は大きめのネカフェが駅近くにあるのを確認済!なのです。

より強烈な、終列車の雰囲気。
この雰囲気が大好きで、旅に出てるのかもしれません。
侘しいからこそ、鉄道のシステムへの信頼感が鮮烈になる…のかもしれません。
鶴岡2308着。
駅近くのネカフェは当たりであったと記しときます。ソフトクリーム1回食べたらメンテ入っちゃったけど。明朝リベンジするか。あとマイナー系の漫画の揃いも良好。
明朝は6時半には立たねばならないのですが。
列車は詳しくないのですが、いつも楽しみにしているブログ主の方がこうして地元の列車を乗りに来てくださったのを知りとても嬉しかったので出てきました。
地元ですが内陸循環鉄道もぜひ乗ってください。鉄道に詳しい方に魅力があるかはわかりませんが雰囲気も良く、いろんなアイデアを実践して頑張っている線です。高校生の定期試験時期に合わせてスタディ仕様の車両を走らせてくれたりします。
笹川流れの風景や夕暮れの鳥海山の稜線は忘れられません。
八甲田丸も見学しました。
青函連絡船の雰囲気を感じたくて、わざわざフェリーで津軽海峡を渡りました。霧の深い海でした。
懐かしいですね。
はじめまして。コメントありがとうございます。
秋田はこれまで通過点だったので(それもかなり前に)、今回ゆっくり?して良かったです。秋田内陸縦貫鉄道線もおりみて乗車してみたいと思います。
(歴史の古い部分と、比較的近年の接続部分があるのは興味深いですね)
◆1103SPA様
八甲田丸は乗っていないのですが自分は現役時代に羊蹄丸は乗ることができました。ただ、あとで詳細レポで記すつもりですが……客扱い部分(特に普通船室)あんまり原型とどめてないのが残念ではあります。摩周丸もこの辺は駄目なみたいで(保存時代の羊蹄丸も)、客船の保存の難しさを感じたりもしました。テーマパークじゃなくて昔のままを見たいのになぁ。
それでも車両甲板や機関室は見どころ十分でした。
◆ K.Matsubara様
笹川流れは自分的には「新 日本三大車窓」に入れちゃいたい感じです(他の2つは山陽本瀬尾道と、上越線水上付近かな)
>青函連絡船の雰囲気を感じたくて、わざわざフェリーで津軽海峡を渡りました。
そう。これは自分もやってみたかったです。八甲田丸見学して船乗りたい欲が上がってきました(笑)。無論現役のフェリーで十分。生きた航路に乗りたい、と。
もう1日あれば船で函館往復できたんだよなぁと……。
来年の課題ですね(笑)。