
JAM合わせのトワイライトエクスプレス合作用、ギリギリになってしまいましたがオハ25 サロンカーが完成。
この車がないと編成が成立しませんので、重要な車です。
(というかよくぞこんな大事なパート引き受けたもんだ(苦笑))
この車、JR初期によくあった改造サロンカーの一つではあるのですが、側窓まったく原型とどめていない。大窓並んだ部分と窓なし部分のメリハリが強烈。窓なし部分は自販機コーナやシャワー室。

そのうえ、左右側面で大きく形状の異なる車ですが、海側。
車体断面はMugen氏規格に合わさせていただきました。
件の大窓は順組も考えましたがここは捻くれて横組。天窓部分とのつなぎが自然になるように意識した由です。天窓は古いタイプの平面ヒンジキャノピ。他の用途に使うつもりでのストックでしたがここでの放出は正解!
パネルの枠や調整のタイルはカーテンのドレープのつもりで目をつぶる。

山側。こちらも大窓並ぶのですが、海側より上下寸法が控えめです(その代わり窓数は多い)。通常のハイデッカー車的な雰囲気ですね。

窓は実物の感じよりも上下方向小さめかもしれませんが、海側とのメリハリを重視しました。というよりパネル横組で雰囲気を揃えたかった。
床下は両側面とも水タンク(シャワー用?)が目立ちますので意識して。

さて。taizoon様のスシ25がテーブルライト組み込みですので、こちらも手を抜けません(笑)。独立電源方式……ライトブリック内蔵です。

点灯時。海側。車内に意図的に茶色系固めたので良い雰囲気。

点灯時。山側。光源収容出来る場所は意外と選択肢が少ないのです。車外から直接見えないように配慮。

屋根の半分と海側側面をまるごと取り外してアクセス容易!
インテリアは見える範囲だけ作った由。とはいえ、見える範囲に「反対側の壁」もありますので、そういうところは内張りしてあります(山側の窓柱部分及び、下の外した部分御覧ください)。写真だとわかりにくいんですが、内張りなしで緑の壁面が見えるとこの客車に関してはやや興ざめなのです。
また、ガチに作ると6幅では成立しないので、「海側に向かって座席が2段になってる」ところを意識しました。ところどころに光モノ。
要はミニフィグひな壇なので、イベントではシグフィグを並べるのも楽しいかもしれません。定員は7名ですのでその意味では余裕あります。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
最後に。作ってみて思ったのは、合同製作用「標準設計」の筋の良さ。
国鉄客車が一番サマになる、そして作りやすい寸法と思いました。パーツ取りにも無駄が少ない感じ。この「標準設計」は今後寝台特急つくる際、ひとつの基準になるかもしれませんね。
あと、レゴ緑のラチチュードにも。実際に1両を作ってみるとこの色で十分というか、何故かトワイラの深緑に見える不思議です。これも正解だったと今更ながら思ったのでした。
(というか、レゴの深緑がやや濃すぎるきらいはありますかも)
再認識できたことの多い合同制作参加なのでした。
あとは……現場で皆様の客車と繋げるだけですね(笑)。
急いでEF81完成させましたので、JAMに持参します。
関山さんやみなさんの作品と並べてもらえるのが楽しみです。
ライトがあるとやはり良い雰囲気です。内装の内張りはこだわりが感じられ、なおかつ効果的ですね。
今回の合作プロジェクトは企画自体も基準となった設計も素晴らしい案でしたね。
JAMでフル編成で走るトワイライトエクスプレス、楽しみです。
EF81も素晴らしかったです。難しい題材なのに。
今回きせのん様の300番台まで登場とは……。確実に怖いものがなくなってるこの世界(笑)。
トワイラ合作も良い企画でした。土壇場で苦戦しましたけど参加して良かったです。
◆mugen様
mugen様の寝台車がすごく刺激になりました。贅沢なパーツの使い方ではあるのですが、タイミング見て贅沢しちゃうのって有りですよね。
自分もこの記事のあとB個室寝台作ってますのでおりみて記事にしたいです。
青バージョンもいつか……なんて妄想したくもなります。
あ、来年「北斗星」企画がが有りました。