京都というと同様に小型電車メインの運行がなされてる、京阪の京津線・石山坂本線も忘れてはなりません。京津線は1997年の地下鉄東西線直通で大きく姿を変えましたが(もう18年も前なのです!)、そこで用いられているのが800系。
地下鉄であり登山電車であり路面電車でもあるという、稀有な車輌です。
一部クロスシートというのも京津線系の歴史では初。4両編成。

黒のトレインプレートを生かして、車体裾の黒を表現しています。
前面はもはやお馴染み?の3x6平面キャノピー。先の薬師山氏の13000/8000系でも使われていましたが京阪との相性はよさそうですね。黒ブロックで拡大されているのも見逃せません。
インパクトが強いのは切れ上がった形状の標識灯。ここの印象は強烈かつ鮮烈と云えます。
側面窓配置は無理なく自然な感じ。
24ポッチ長で3ドア……のバランスの良さは心地よいもの(妙な話ですが、本線系車輌を28−30ポッチ級で作るとバランスがリアルになりそう)。
それ以上にミディアムブルー・ホワイト・イエローのカラーリングが爽やか!
薄めの屋上機器も地下乗り入れ車っぽいですね。
ちょっと惜しいのは「おでこ」が直線的なこと。
ここがミディアムブルーで仕上げられていたら大化けしそうです。
こうしてみると、京阪の京津線・石山坂本線系列はレゴトレイン向け題材と云えますね。写真にさらっと写ってる標準のカーブレールが極めて自然に見える。車体幅に対して広めの軌間さえもリアルに。
小型なのでまとめやすく、800系は4両ですが他の電車は概ね2連。現行車種でもそこそこバリエーションがあり(個人的には600形二次車が一番好き!)。緑濃淡塗装も、旧特急色復元色も様になる。
流石に名物「痛電車」含む各種ラッピングの再現は自作シールでも使わねば困難でしょうが……(笑)。
過去に至れば、更になんでもあり。

http://legotrain.seesaa.net/article/183075121.html
60形「びわこ」は少し前(2010年)に造ったもの。今もお気に入りの1作なのです。
確かにそろそろ仲間も欲しいかも(笑)。
叡電オンリー運転会というすごい企画が実現しちゃった今ですので、何時か京阪オンリーとか、京阪でも京津線系オンリーみたいな企画もありえるかも知れません(笑)。