ただ、レゴトレインの世界ではこの種の車両はあまり制作されず。実在車でもBUCHI氏のクロ157、AWAZO氏のスイフ97がある程度ですね。意外と手付かずのジャンルかも知れません。
豪華車輌は楽しいし分かりやすい。まして自由形なら「盛り邦題」。1両で成立するのもメリット。

エースくんが新作上げてこられました。
まず、色が良いです。ダークブルーというよりは「ロイヤルブルー」。
ここの黄色帯というのは王道的配色ですね。シンメトリーな窓配置も品が良いです(日本の歴代御料車も、窓配置が前後シンメトリーなものが多いです)。惜しいのはピンク丸のマーキング。これが中央の窓下にあればパーフェクトじゃないでしょうか?
明るく見せる展望窓も良い感じ。実物のこの種の車では防弾とかの観点で採用されにくいのですが。
屋根上ですが、近代車輌には不似合いな?装飾も適度に抑えられているので違和感はありません。装飾と言うよりは無線アンテナなどを兼用しているのかもしれませんね。
一方でクーラーが大きく載っているリアルティも好感持てるものです。

豪華な椅子は寝椅子兼ねた?大型のもの。前方には大型のモニタ画面でしょうか? 茶色のキャビネットもそれっぽい。他に従者用に3席。
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余談。北米では今なお「個人所有の鉄道車両」があり、それを運用するためのシステムも残されています(定期の旅客列車に増結等)。ハリウッドセレブなどの間でプライベートカーによる鉄道旅行とか流行らないかしら。
そうすればレゴ社も重い腰上げて、クルーザーにビジネスジェットにリムジンと派手派手なFriendsで……(笑)。
冗談はともかく。
各トレインビルダーで「専用車」を所有し、それをオフ会などで編成して走らせるのも楽しいかも知れません。
先にも記しましたが、「1両で完結する」「盛り邦題」と手軽でかつ楽しんで制作できるジャンルなのですから。実は初めての自作車輌の題材にも向いておりますかも……?