前回記事:4/8【作品紹介】「トラキチ電車」mazta-k様の阪神1000系。製作中。
先方の記事:阪神1000系電車6両 ついに完成!
阪神電車の1000系は2007年から製造されて
いる、近鉄直通用の急行系。斬新なデザインと旧来の電車らしさの両立はインタアーバンの老舗らしく。合わせてタイガースカラーもインパクト充分。
6両編成と増結用2両編成が存在。後者は稀に2x3のブツ6を組むとか(笑)。趣味的に捨てた存在じゃないですね。あと9000系との混結まであるとか……。

3扉で、かつドア周りの意匠が凝った車ゆえ、6両が殊の外長く、立派に見える由。
実際にコストも工数も掛かってる由ですが、それが報われる感があります。フル編成の狙いは近鉄線内の再現で、近鉄特急(エースくんパパ氏などの)の長大編成に負けないようにするためとか。
窓割り……というよりはドア周り意匠の再現のため、先頭車29ポッチで中間車が26ポッチというディフォルメ?ですが、これは気になりません。先頭車は1-2ポッチ程度長いのは許容範囲かも知れません(実物で先頭車と中間車の長さが同じ場合は。阪神1000系は10cmだけ先頭車が長いですけども(笑))。

3両づつ。これでもインパクト充分です。見た目より全長が長く見えるデザインなのかも?

前頭部アップ。ヘッドライト。標識灯は全て点灯対応。このこだわりがmazta-k様らしい。
隙間から見える明かりが印象的。ちなみに前部標識灯(急行灯)も点灯とは。ここはLEDの独立電源(ライトブリック+プリズム)でしょうか?

中間車は合計4両。繰り返しが辛かったと伺いますが、その労苦の甲斐ある美しい中間車に。
通勤型の両開き大扉は何ポッチ幅で再現すれば良いのか難しい問題ではありますが、意外と「2ポッチ幅での表現」再現はバランスよい、ドア数窓数の省略も避けられる。そのうえ(他表現よりは)コストも抑えられる。通勤型の制作を容易にする割り切りかもしれません。
(拙作でも京急2000形は同様の割り切りです。通勤型とはちょっと違いますけど)

ユニークな中間車の車体構成。箱根細工的組み込み。
縦方向のラインのある電車は強度確保が大変と聞きますが、強度とデザインの両立が叶ってる由。
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デビウは6月6日−7日の「ジャパンブリックフェスト」。地元神戸でのお披露目。
展示もあり走行もあります。
催しの詳細はこちら。
http://japanbrickfest.klug-jp.com/
関山も色々持って送って参加しますよ! 無論鉄道系でも独自に広めの島を作っています。言うまでもなく「近鉄特急の長大編成」とかも出てきます。ぜひともご来場を。