1/50の電気機関車シリーズ(EF58等のディスプレイモデル)は1972年の発売だったと思うのですが、時折再販されてたらしい。
スケールが鉄道模型のスケールでないのと、今のクオリティで通用しないのが残念ですが。
また、Nゲージ意識した約1/150位の電車走行モデル(電源は1.5v乾電池。キャラメルモーター)も1970年代後半に手がけたりしていました。
ただ、それ以降は1/50の再販程度であったはずです。
(そういえばアリイも地味に1/80の24系25形の再販繰り返してますね。今のHOゲージの水準に合わせるためには相当な努力が必要なのは言うまでもありませんが。でも需要があるのは興味ぶかいです)
バンダイが5年前にc62のプラモデルを確かOJ位のスケールで行おうとして試作品だけで終わってしまったこともありました。
そういう流れで見ると、この商品の重みもましてきましょうか。
青島文化教材社 公式(2015年 7月発売 14800円)
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— からぱた (@kalapattar) 2015, 5月 14
◎画像更新!遂に彩色されました!細部までこだわった 1/45シリーズの完全新金型DD51 北斗星!
◆アオシマ OJトレインミュージアム ディーゼル機関車 DD51 北斗星【7月予約】
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— でじたみん (@digitamin) 2015, 5月 12
この商品を鉄道模型としてみるのは苦しいかもしれません。問題は山積みです。
HOやNならポン付けできる動力装置は沢山ありますが、OJではそうは行かない。動力系は高価であるか、完全スクラッチの世界。大きいものであるがゆえに強度も要るでしょう。
客車貨車も考えれば考えるほど……。
なので、この製品から日本形ラージスケールが普及というのは楽観的に過ぎましょう。
でも、ディスプレイモデルであっても良質な模型が普及したら。そしてシリーズ化されて世界観ができてきたら。廉価なOJ汎用動力をリリースするメーカーであったり、DD51の相方に潰しの効く客貨車※製品化する流れも起こるかもしれません。
※:残念ながら北斗星フル編成というのは一番不利ですが。二形式で済む14系ハザとか、あるいは35系や43系辺りが現実的か。貨車はワム80000とかコキ50000とか。
既に「Lゲージという大きな、そして手軽で廉価な※※鉄道模型」で遊んでるからこそ、大きな模型が普及することへの希望と期待は隠せないのです。
※※:「いくら掛かったの」というFQAに対しては、「概ねプラ製HO位」と説明することが多いです。流石にNよりは高い。但し資材は完全リサイクル可能ですが。
無論、元来の狙いであるディスプレイモデルとしての期待もあります。
高価でも難易度が高い金属製モデルでもない。この価格のプラモデルだからこそ狙える需要、広がる層はあることでしょう。
最後に蛇足:
レゴ社の新製品でこれくらい熱い文章書かせてくれよな。あの無能エリートな一族経営者どもめ。
来年トレイン50周年で何もなしとか、出てきたものがしょぼかったらキレるよマジで。