……と思ってたら隠し玉は想像以上の大物だったのでした。
情報源BRICKSET。メインの記事ではなく、サイドバーの新規登録アイテムにさらりと。油断できません。

#41108 ショップ(仮)。
二階建ての、普通の町のお店。要は小規模食料品店。
買い物カゴが商標なので「まいばすけっと」? とか言いたくなりますが、日本で言うならそんなお店のイメージかしら(レゴ世界観的には「個人店」でしょうけども)。
食料品店若しくはミニスーパーという題材は、現在クリエイターでもジュニアでも同種のテーマが揃っていますが、クリエイター#31036「おもちゃ屋と町の小さなお店」は建物規模がちょっと物足りない、ジュニア#10684「お店セット」は対象年齢的にかなり簡素化されてる(但し、かなり頑張ってる!)ので、そこは差別化されてると思います。
というか、普通の町の一番身近なお店が3種類もラインナップされてるって凄いことだと思うのですが。10年前にも、20年前にも、或いは古きよきと云われる30年前でも考えられないことでした。
建物の造形が好ましい。Friends? と思ってしまうほどに真面目!
まじめに見えるのはクラシックレゴ(1980年代迄)へのレスペクトが見えるからでしょう。斜めにずらした作りは1980年代風。また、アーチやベランダの使い方は1970年代の製品さえ彷彿させます。
(このセットを買ってあげるであろう、お母さんやお祖母ちゃんのことも意識してるのでしょうか? だとしたら商売巧い。そういう商売上手は大肯定! ねぇ汽車セットを買ってあげるお父さんやお祖父ちゃんのことも考えてね♪レゴ社さん)
ベランダの柵もレトロな格子を持ってきてます……これは1970年代からの部品。別の部品を使う手もあったでしょうに(例えばELVES用のデコラティブなフェンス)敢えてこれを使うセンスは評価したいです。
斜め壁。巧い。二階の窓の周りの白処理も平板な感じにならないような配慮。巧い。
色彩もFriendsにしてはおとなしい。City、或いはクリエイターとの共存もできちゃいそう。

ミニドールの「MAYA」は黒髪ストレート。レゴだとミニフィグ・ミニドールとも希少なので嬉しい。よく考えてみるとMAYAは摩耶?等で、東洋人設定なのかも?
小物も充実嬉しいな♪ パイナップル林檎にバナナ。看板や什器。まぁこの辺の希少性が薄れているのは嬉しい流れ。
そして、ライトミント色のベスパも復活! レモネード屋が短期絶版で幻に消えたかのアイテムが復活は嬉しいです。
内部、階段下のトイレは半ばお約束ですね。
「Paradisaを超えた」と云わしめた(AP様記事参照)「#41094ハートレイクハーバーハウス」も含め、Friendsに関してはクリエイター、或いはモジュールビル方面からの良き影響で進化しているのが感じられます。
熱いジャンル、というべきなのでしょう。
関連商品。自分もポチりそうになりましたが(割引率も高い)、積みレゴ整理してから(苦笑)。