11−1120 微調整。本格運転は1120ころから。
概ね運転終わって落ち着きだしてきたのが15時ころ。
1550撤収開始。1640ほぼ終了。1650完全撤収というスケジュールでした。
緩カーブ(大カーブ)は「簡略版」です。
関西では「直線−フレキシ−直線−フレキシ−……」でしたが、それではスペース足りず。急遽、「直線−フレキシx2−直線−フレキシx2−……」と設計変更。カクカク度は上がってしまいました。
ただ、それでも効果は大きいモノでした。もう通常カーブオンリーには戻れません? あと「要らない子」だったフレキシの価値も維持されるってものでしょう。
カントは当初プレート2枚付けましたがトラブル多くプレート1枚に縮小。これはよい経験に。
なお、Me-modelsの大半径が来るとまた状況変わってくると思います。
複線と9v単線、そして「awazo島」が9v単線x1でしたが全体で見ると容量不足気味。これ以上はテーブルが足りない! 今後はテーブル数の多い会場を考えねばならなくなりますかも。今回は16+2卓でしたが。
bikkubo様やsuu様に貨車お願いしたものの、今回思ってたほど「機関車だけ製作、客貨車なし」という出品が少なく、貨車大量の必要が無かったのは残念……? 大物の出展の多くが「電車」の編成モノであったのは時代の趨勢か……?
皆さんもっと電機やディーゼル、蒸機も作りましょう(笑)。一時期JRF新型電機ブーム?ありましたよね。
それから関東でもPowerFunction比率高くなってきてて、9vの必然性は年々下がりつつある。会議室程度ならPowerFunctionのコントロール届かないなんて問題もありませんし。チャンネル競合はありましたが。
最後に。
当日は設営とか調整とかに追われ、いつもほど撮影できてなかった事に気がつきました。先に断っておけば撮れなかった作品には申し訳ないと。なるべく新作は優先し、新作の撮りこぼしはなかったと思うのですが。
それでもenquete-art様他の、アメリカ形の並びとか出来なかった後悔は強烈に残ります。
気を取り直して。派手なところから行ってみましょう。
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小田急の広報写真のお約束は「ロマンスカー勢ぞろい」。
ソレを模して、手前から気分屋氏のLSE、sauseiji氏のHiSE、気分屋氏のMSE、拙作のVSE。
今回の催しの契機は「LSEとHiSEを並べたい。走らせたい」ってことから。ですのでトップがロマンスカーで文句のつけようはないのです(笑)。
その流れにわせて関山がVSEを、対抗してMSEも……という流れだったのでした。

別角度より。向こうにはenquete-art氏のUP-M10000も見えます。

この並び。実物は同じデザイナー、岡部氏の作品ですね。鉄道業界おなじみの?水戸岡鋭治氏とは違うセンスを感じます。

「本島」展示全景。
外2線が大曲線でpf専用。その中に9vの単線を回す。
PowerFunction増えてきたといっても、まだまだ9vも多いのが関東の実情。テープ貼り魔改造で9v大曲線も今後の課題でしょう。
あと、テーブルは12卓使いましたがそれでも狭かった。

メインの駅はもうお馴染みか?
2008年のBFT2008には路面電車の駅として出展し、2010年まで展示したもの。
その後2014年夏に梅田に持ってゆき、その際に本線駅に改装。ホームのアーチ部を新設。
2014年は9月ミリオフ、11月磯子と持ち歩きました。気に入っているのとギリギリ電車移動に耐えるサイズなので(今回は車でしたが)、今後も愛用予定です。

気分屋様のMSE。実物な微妙な青もレゴ青で違和感なし。レゴ基本色(青・赤・黄・如いて足せば緑)のラチチュードの広さはありがたい。
右手に見える「緑の球」はAzur様の作品。「象徴的なグリーン」として活躍させていただきました。
時には超絶モダンな緑の建築風に、時には大胆な造園に、そして時には「森」にも見える。
適度な存在感があるので、サラリとおいても良い意味で周辺を支配し、緑に優しく染めてしまう。
具象的なジオラマには向きませんが、抽象的な表現も必要になるレイアウトには「使える」作品です。

「グリーン・ボール・フォレスト」を手前に。ロマンスカー3本が行き交う。

駅前広場に置かせていただいたのもAzur様の作品。リースを前提に作られたものですが、こうして地面においてみると大型の花壇として成立している由です。こちらは具象的なジオラマにも使えるでしょう。
可能なら、沢山のミニフィグとかで公園っぽい演出も行なってみたいものです。


拙作新作のVSE。試作品造ってから思うように製作時間が取れず。かなり妥協しての「仮完成」です。ホロとか動力台車側のスカートとか未完成。無論、最終目標はインテリア完備。あともう1両はないと物足りない。
ないよりはマシということで。

ロマンスカー乱れ咲きの次は、東西の新幹線。話題のE7/W7系はsauseiji様作。


同じくsauseiji様の九州新幹線800系。「やりすぎ?」かとおもったノーズ表現の精細さというか微妙な曲線の表現が現物の走行を拝見し、「求められる」ものであることを再認識……です。

この2系列は「和」「和風」のコンセプトは共通しますよね。また、(最高速度よりも)居住性や、「誰もが認めるかっこ良さ」を重視したところも。
実物ではありえない並び。だからこそ華やぎが有りましょう。


拙作の箱根登山鉄道。モハ2とモハ3000。これも実物ではない組み合わせですが……機構上は可能なのかしらん? 登山電車の3連は結構な迫力でしたので、旧型も新型もそれぞれ3連組めるところまでは進めたいところです。
あと、この種の運転会には「小型電車島」(小型電車用のオーバル)も別途必要かなと思う次第……。本線系とはやはり世界が違うのですよねと。
<続く:次回は「awazo島」篇予定です>