ポイントは「コストをそれなりに削ること」「設置車輌を選ばぬ汎用性」。
なにせ数が居るものですからあんまりコストは掛けられない。
設置車両ごとのワンオフではなく、或る程度使いまわしたい。
あと、気分だけでも「通路」への配慮も忘れたくないと。

右端は古めのグリーン車や一等車イメージ。敢えてプレーンな形状に。
言うまでもなくカラーリングは「仮」。コレ次第でイメージも変えられましょう。
写真とってから気が付きましたが、座面と前席ボールジョイントの間にポチスロor1x1タイルを貼るとレッグレスト付きにも出来るかも。

但しカチカチヒンジやクリップ系だと上面ポッチに穴がないのでそのままでは使えません。

座面高さは極力低くなるようにしています。車輌の天井高さとかに制約がないように。拙作にはえらく天井が低いものもありますので……。
コストが掛かりそうなのは1x2or2x2のカーブスロープかも知れませんが、これは現在飛躍的に供給量増えていますので問題にならなくなってくるでしょう。無論作例に示したよう、2x2のタイルでもデザインは成立します。
ポチスロによる包み込むような枕部分の効果はお気に入りです。コレがあると豪華に見えますし。


設置ピッチは4ポッチ。特急普通車も理想主義的には1050mm位のピッチは欲しいところですから(昔のグリーン車……特別2等は1160mm)、普通車にこのシート使うのもありかな?
一方で新快速などの転換クロスは3ポッチのピッチで、今までどおりタウンシート使うやり方で大丈夫か。肘掛つけると見栄えしますしね。
さて。
実は難儀してるのは固定クロスシート。あれは未だに納得行く表現にたどり着いてないのです(苦笑)。
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